画像アリ!Wikipedia風、宮城県女川町出身のかわいい絵本作家・神田瑞季さんの挿絵『なみだはあふれるままに』は生きる勇気が! 昔と今の顔が違いすぎる瑞季さんにもご注目!

こんにちは、「にぎわす.com」のコブタです^^

 

 

このあいだお正月だと思ったら、もう年末ですね! 早い!
そしてあの震災から8年になります。

今日のテーマは、絵本画家・神田 瑞季さんです!

神田瑞季04

 

「津波が来た、

街は流され、市は壊滅した。

地震で原発が壊れて爆発し、放射能が漏れた。

たくさんの人が流されて、亡くなった・・・」

 

もしあの震災さえなかったら、こんな言葉を聞いても、ただの「新作の大型パニック映画かしら?」としか思えないような最悪な出来事の全てが、実際に起こってしまったのが、東日本大震災でした。

 

ご家族や大切な方を亡くされた被災者の方々にとっては、「5年という月日」は本当に過ぎ去ったのでしょうか?

「まだ被災の真っただ中」なのではないでしょうか?

いつかは覚める夢のように感じておられるのではないか、と私には思えてなりません。

 

 

 

そんな中、2月26日にとても美しい本が発行されました。

『なみだは あふれるままに(PHP出版)』

という絵本です。

なみだはあふれるままに 神田瑞季

今日はこの挿絵を描かれた、神田 瑞季さんという20歳の女の子にフォーカスしてみたいと思います。

 

実は彼女、絵本作家としては、まだ第一作目という事で、Wikipediaやホームページがまだないのです。

 

なので、代わりにまとめてみました。

 

 

~各種新聞・報道ウェブサイト記事より~
【神田 瑞季さんプロフィール】 

神田瑞季プロフ

 

名前: 神田 瑞季(カンダ ミズキ)

生年月日: 1995年(20歳)

出身地: 宮城県牡鹿郡女川町

活動分野: 学生・絵本作家

出身校:
仙台市宮城野区・宮城野高校美術科

在籍校:
東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科

Facebook
facebook.com/mizuki.kanda.961

Instagram mizuki_kanda_

 

 

【生い立ち】

1995年、宮城県女川町に生まれる。

7歳から美術研究所に通っていたが、2011年3月、中学3年生の時に、東日本大震災を経験。

当時78歳であった祖父・明夫さんや、友達を津波で奪われた。

明さんは、行政区長であった為、住民に避難を呼びかけ続け、逃げ遅れたと思われる。

 

翌月2011年4月、離れた仙台市宮城野区にある宮城野高校美術家に入学。

 

 

【きっかけ】

被災地に立つ新しい建物のグレーが、なんだか寂しく感じられた彼女は、がれき処理場の壁に『再生』というタイトルのカラフルな実をつけた木の絵を描く。

テーマ「再生」

テーマ「再生」

 

「困難な環境で育った木こそ、強く美しくなる。

私達もきっとそうなる」という想いをこめて描いたという。

 

がれきと化した女川を前に手をつなぎ、立ち向かう子ども達の後ろ姿を描いた
『生きる 未来を信じていいんだよ』
が、反響を呼び、秋には復興支援の絵葉書に採用される。

テーマ『生きる』

テーマ『生きる』

 

そのような形で、高校3年間の間に、約5枚の壁画を描き、メッセージを発信。

 

 

 

【震災は心にも傷を残す】

 

けれども、自身も家族や友達を失っている事と、その後も大きなトラブルが続き、心の病気に。

 

実は震災後2~3年は暗い場面しか描けず、気持ちの浄化に5年かかったという。

闇の中、暗い小屋に閉じこもっているような感覚が続き、夜になると寂しさが心を襲い、耐えられず腕中をひっかいたり傷つけたする事が毎晩続き、正直、光の存在などは信じられなかったという。

 

しかし「私は生きなければならない」という思いが心のどこかにあったといい、母親の勧めで近所の教会に通うようになってから、無条件の、大きな愛を知り、瑞季さんの心は少しずつ癒されていったという。

 

皆が寄り添い、祈ってくれた事が何よりの薬になったという事で、その愛を表現した壁画『Thinking about youも出来た。

タイトル『Thinking about you』タイトル『Thinking about you』

 

 

【そして絵本画を・・・】

その優しいタッチの水彩画絵葉書に注目した出版社から、絵本の出版話のオファーを受け、2012年に作家・内田 鱗太郎さんを紹介された。

 

神田さんの「震災を経験した人も、していない人も読めるよう、詩の絵本にしてはどうか」という提案から、内田さんが作詞。

「まだ悲しみの中にいる人にも届けたい」と、
『生きる』の子ども達のその後を重ねて、3年近くかけて葛藤しながら絵筆を握った。

 

津波に破壊された町、喪失感に打ちひしがれる少女の姿が、つらい記憶と重なり、筆が進まなかったという。

「暗い場面では多くの被災者の思いを想像し、明るい場面も元気が出ず描けなかった。技術も未熟で、描いては中断する繰り返しだった」

 

 

そして完成したのが今回の『なみだは あふれるままに』だ。

『なみだは あふれるままに』 (PHP研究所) 内田 鱗太郎・著、神田瑞季・絵 B5変型判、32ページ ¥1300(税別)『なみだは あふれるままに』 (PHP研究所)

内田 鱗太郎・著、神田瑞季・絵

B5変型判、32ページ

¥1300(税別)

 

 

彼女の水彩画は、全体的にとても明るく・・・
子どもや猫などの素朴さが、まるで現代版の谷内六郎さんか、原田泰治さんのようで、震災関係なくみたとしても、そのどこか懐かしい色合いに、目頭が熱くなる。

なみだは

 

 

【あれ? 顔が・・・】

・・・とここまでは気を引き締めて書いて参りましたが・・・

彼女、実はそのかわいい姿から「かわい過ぎる絵本作家」と話題になっている。

 

が、もっとびっくりする事に、「あれ? 5年前と違いすぎない?!」という事でも、話題となっている。

 

 

この2枚の写真↓↓↓は同一人物だという事はわかるんだけれども・・・

 

向かって右側:神田 瑞季

向かって右側:神田 瑞季

神田瑞樹 01

 

 

このへん↓↓↓も成長過程だと言われれば、納得。

201411 リキテックスアートプライズ2014

 

だけどこの辺りから、どうもワケがわからん。。。

神田瑞季03

.

ハロウィンかしら?

ハロウィンかしら?

 

アイプチか何かでしょうか?

 

このお目目ぱっちりの写真と、そうでない写真がチョイチョイ混ざってくる・・・。
ご本人がInstaとかにUpしているものは、ぱっちり二重なのだけれども・・・
その他のやつは「通常稼働」みたいな類が多いような・・・。

リキテックスアートプライズ@東京リキテックスアートプライズ@東京

 

 

まだ成長過程の乙女ですからね、どう顔が変わっても不思議はないですし、大人になるにつれお化粧だって上手になりますしね!

 

そういえば、アイメイクばっちりなのですね↓↓↓

神田01

アイメイク頑張るなんて、かわいいじゃないですか!

暖かく見守りましょうね^^

 

 

彼女はまだ芸術系大学の2年生という事で、この先どのような進路を取られるのかはわからないですが、コブタ的には、これからも暖かい絵を通じて、復興地域振興とそして素敵な絵本の挿絵とを描いていって欲しいなあと強く思います。

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