こんにちは、「にぎわす.com」の Satokoです^^
今回NHKでも始まりました、海外ドラマ
『ミルドレッドの魔女学校』
(原題: The Worst Witch)
なんでも、イギリスやドイツ、そしてワールドワイドなNetflixの合作ですってよ!
魔女といえば! というお国が制作してくれていますので、めちゃくちゃ期待できますね!
その中から今日は、
エイダ&アガサ・カックル役
クレア・ヒギンズ
をピックアップしてみたいと思います!
生徒思いでソフトな校長先生を演じるクレアですが、ティーン時代はなかなかハードだったようですよ。
『ミルドレッドの魔女学校』 メイン出演キャスト
ミルドレッド・ハブル役べラ・ラムジー
・・・(日本語吹き替え:鈴木 梨央)
(S4より) 二代目 ミルドレッド・ハブル役リディア・ペイジ
モード・スペルボディ役メイブ・キャンベル
・・・(声優:林 日葵)
(S2より) 二代目モード・スペルボディ役メーガン・ヒューズ
イーニッド・ナイトシェード役タマラ・スマート
・・・(声:神田 愛莉)
エセル・ハロウ役ジェニー・リチャードソン
エイダ&アガサ・カックル役クレア・ヒギンズ(2役)
ヘカテ・ハードブルーム役ラケル・キャシディ
クレア・ヒギンズ・プロフィール
名前: Clare Higgins(クレア・ヒギンズ)
本名: Clare Frances Elizabeth Higgins
(クレア・フランシス・エリザベス・ヒギンズ)
生年月日: 1955年11月10日(年齢 64歳)
出生地: イギリス・ウェストヨークシャー州ブラッドフォード
活動分野: 女優
出身校:
ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アート(LAMDA)
身長: 164 ㎝
体重: 55 kg
胸囲: 86 ㎝
ウエスト: 69 ㎝
ヒップ: 89 ㎝
ブラカップサイズ: C75
服のサイズ: 13 号
好きな事: 読書
好きな歌:
「Is That All There Is ?」 by ペギー・リー(Peggy Lee)
好きな女優: ジュディ・デンチ
激動の10代を経て女優のみちへ! クレア・ヒギンズの生い立ちと学生生活
クレア・ヒギンズ(Clare Higgins/本名:Clare Frances Elizabeth Higgins)は、
1955年11月10日、イギリス・ウェストヨークシャー州にあるブラッドフォードに生まれ、
リーズとダービーで育ちました。
カソリックの家系で両親とも学校の先生でした。
子供の頃から「女優になりたい!」と思っていたクレア。
その気持ちを決定的にしたのは14歳の時に観たシェイクスピアの舞台『冬物語(原題:The Winter’s Tale)』でした。
主演のイギリス女優ジュディ・デンチ(Judy Dench)の演技に圧倒され、
客席のクレアは涙と鼻血が止まらなかったそうです(笑)。
ジュディ・デンチは今でもクレアの「アイドル」なんですよ。
でも、「絶対に女優になる!」と決心したものの5人姉妹(全員女の子!)の2番目とあってなかなか親に話を聞いてもらえなかったクレア。
そのうち非行に走るようになってしまいました。
そして15歳の時、学校を退学処分に…
何をしちゃったのかしら…
この頃の心境をこのように語っています。
「私、ちょっと変わった子だったの。
余計なことで頭がいっぱいで、ちょっとのめり込み過ぎで不安定で。
15の頃は
『もうどーでもいい。反抗してやる。
ここから飛び出してとんでもないことしてやる!』
って思ってたわ。」引用元:Independent
その言葉通り17歳で家出、
生きていくために万引きを繰り返し、
オランダ・アムステルダムに行くために偽造パスポートまで手に入れたそうです!
クレア、かなりワイルド!
そして18歳で妊娠、
19歳で男の子を出産したものの、育てられず里子に出してしまったそうで…
それは辛かっただろうな…
その後「失うものはもう何もない!」と一念発起、
20歳の時にロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アート(LAMDA)に入学を申請し、見事合格を勝ち取りました。
政府の奨学金までもらったんですって!
そしてLAMDA卒業とともにエージェントを見つけ、23歳で舞台女優となり、
憧れのジュディ・デンチに一歩近づきました。
まさに「若い時の苦労は買ってでもせよ」って感じの生い立ちです。
激動の思春期を過ごした多感な少女が女優の道へ!
この後のクレアの活動を一緒に追っていきましょう。
映画『Hellraiser』ドラマ『法医学捜査班』『ドクター・フー』! クレア・ヒギンズのデビューと過去出演作品
LAMDA卒業後の1978年、クレアは舞台女優としてデビューし、
イギリスの舞台を中心に活躍します。
テレビデビューは1980年のドラマ『高慢と偏見(原題:Pride and Prejudice)』。
イギリスで有名な作家ジェーン・オースティンの同名小説をもとにしたドラマで、
イギリスでは何度もドラマ化されています。
映画では1987年のホラー映画『ヘル・レイザー(原題:Hellraiser)』にメインキャストのジュリア役で出演しました。
この『ヘル・レイザー』、その残酷なシーンから当時かなり話題となり、ホラー映画界では語り継がれるほどの作品です。
1988年公開の続編『ヘル・レイザー2(原題:Hellbound: Hellraiser II)』にもジュリア役で出演しました。
その後も多数のドラマや映画に出演しています。
代表的なものをあげると…
まずはドラマ『法医学捜査班(原題:Silent Witness)』。
1996年からずっと続くイギリスの法医学ドラマです。
クレアはシーズン1にファーマー警視としてレギュラー出演しました。
そして『ドクター・フー(原題:Doctor Who)』。
1963年から続く世界最長のSFドラマで、
クレアも小さい頃夢中になって見ていたそうです。
イギリスには長寿ドラマが多いですね!
その『ドクター・フー』にカーン修道女会のリーダーで300万歳(!)のオヒラ役で2013年から2015年にかけて出演しました。
カーン修道女のコスチュームはものすごく重くて、
演技が大変だったそうです。
そして2017年からは『ミルドレッドの魔女学校(原題:The Worst Witch)』。
クレアは魔女学校の校長先生エイダ・カックルとその双子の妹アガサの1人2役をこなしています。
優しいカックル校長先生と姉に嫉妬するアガサを見事に演じ分けていますよね。
でもこんなにテレビや映画で活躍しているのに、
映像の仕事にはあまり打ち込んでないんですって。
「テレビや映画の仕事はお金になるわ。
でも、どっぷり関わってる感じはしないわね。
私にとって演じるってことは暗闇の中ですることなの。
朝の8時半から30分だけ撮ります!なんてものじゃないのよ。」
引用元:Independent
だからこそ、クレアは舞台に立ち続けています。
イギリス演劇界最高峰の賞オリヴィエ賞を3回も受賞するなど、
演劇界では誰もが認める大女優なんですよ。
舞台で培った実力があるからこそ、
映像の世界でも声がかかり続けるんでしょうね。
さて、次ではクレアの女優以外の活動を見てみましょう。
女優だけじゃないぞ! クレア・ヒギンズの心理療法活動
クレアが心理療法と出会ったのは1回目のオリヴィエ賞を受賞したあと、1995年のことでした。
長年演技のみに没頭し過ぎたことから精神バランスが崩れてしてしまい、
「自分は死ぬかもしれない」というところまで追い詰められ、
心理療法士に助けを求めたのです…
演技だけの生活を何十年も続けて、
リラックスすることを忘れていたんでしょうね。
集中セラピーを数年続けてやっと気持ちが楽になっていき、
「もう大丈夫」と感じるまで回復したんですって。
クレアはこの実体験から心理療法に興味を持ち、
セラピストになるトレーニングを受け始めました。
今では正式な資格も取得し、実際に治療にもあたっているそうです。
クレアいわく「演じることもセラピーも人間の行動を研究すること」。
本当の痛みを知っている人じゃないと言えない、
奥の深い言葉ですよね!
「女優じゃなかったら心理療法士になってた」というクレア、
セラピー活動も頑張って欲しいです。
さて、次ではそんなクレアのプライベートを見てみましょう。
旦那様はいるの? 里子に出した子供はどうなったの? クレア・ヒギンズのプライベート
クレアは他のセレブ同様プライベートをあまり明かしていません。
でも、2003年のニューヨークタイムズのインタビュー記事によると…
クレアは40歳の頃イギリス南西部のグラストンベリーに引っ越してコテージを借り、
42歳の頃に隣に住んでいた写真家ブライアン・ウォーカーと付き合いだし、
44歳の頃にゴールインしたそうです!
ちょうど精神状態が不安定になってセラピーを受けていた頃と合致します。
辛い時期をブライアンに支えてもらったんでしょうね。
結婚式にはなんと、里子に出さざるを得なかったクレアの息子・ポールも
立派な青年に成長した姿で出席してくれたんですって!
一段と大きな喜びだったはずです。
今ではポールとも定期的に連絡を取って行き来する仲になってるみたい。
まさに人生山あり谷あり。
今も幸せな生活をしてくれていることを願うばかりです。
さあ、最後にクレアの最新作を見てみましょう!
純資産の額にびっくり! 『ミルドレッドの魔女学校』シーズン4! クレア・ヒギンズの最新作
テレビに映画に舞台に活躍するクレアの純資産は1億1600万米ドル、
日本円で約125億円と言われています。
すごい!
そんなクレアの最新作はドラマ
『法医学捜査班(原題:Silent Witness)』。
1996年にも出演したこのドラマに、
デュークス教授という別の役で再出演を果たしました。
そして『ミルドレッドの魔女学校』シーズン4も忘れてはいけません。
このシーズンからミルドレッド役はベラ・ラムジーからリディア・ペイジにバトンタッチ、
新たなスタートを切っています。
どんな展開になるか楽しみですね。
「舞台に立つ全ての瞬間が好き!」というクレア。
これからも奥の深い演技を見せ続けてください!