こんにちは、「にぎわす.com」の Satokoです^^
今回は実を元にしたイタリアからの医療系海外ドラマ
『DOC あすへのカルテ』
(原題: DOC – Nelle Tue Mani)
などにも出演中!
リッカルド・ボンヴェーニャ役
ピエルパオロ・スポロン
をピックアップしてみたいと思います!
「普通」を大切にする、自然体の俳優さんのようですよ。
ピエルパオロ・スポロン・プロフィール
名前: Pierpaolo Spollon(ピエルパオロ・スポロン)
生年月日: 1989年2月10日(年齢 33歳)
出生地: イタリア・ヴェネト州パドヴァ
活動分野: 俳優
出身校: イタリア国立映画実験センター
身長: 189 ㎝
趣味: レコード、乗馬、格闘技
特技: バスケットボール、フルート、ギター
所属事務所: Link Art S.r.l.
Instagram: Pierpaolo Spollon (@pierpaolospollon)
Twitter: Pierpaolo Spollon (@pierspollon)
出身はどこ?両親は俳優に大反対?
身長を活かした特技とは?
ピエルパオロ・スポロンの生い立ちと学生生活
ピエルパオロ・スポロン(Pierpaolo Spollon)の誕生日は1989年2月10日。
出身はイタリア北東部、ベネチア近郊にあるパドヴァです。
ピエルパオロはこの街が好き過ぎて
俳優になった今も住み続け、
パドヴァとローマを車で行き来する生活を送っています。
「(俳優仲間に囲まれたローマの生活も)刺激的だろうけど、
普通の人が立ち寄る地元のバーの方が演技の勉強になる。それに充電時間っていうか、孤独が必要なんだ。」
引用元:Vanity Fair
「孤独」とはどういうことかと言いますと、
ピエルパオロの両親は仕事でいつも帰りが遅く、
一人っ子で鍵っ子だったピエルパオロは、
家でじっと両親の帰りを待ってたんです。
だから大人になった今でも、1人の時間が必要なんですって。
1人でいると逆にホッとするんでしょうね。
俳優を目指したきっかけは、
小学生の頃に見た映画
『ラスト・オブ・モヒカン』(原題:The Last of the Mohicans)。
涙でぐしゃぐしゃになるほど感動して、
「映画ってすごい!自分もやってみたい!」
と思ったそうですよ。
でもそんな思いとは裏腹に、
ご両親からは「立派な職業」を望まれ、
獣医になるべく理系の高校に進学。
そこで1年留年してしまうのですが、
それが奇跡を引き起こします。
映画キャスティングのためにこの地方の高校を回っていた映画監督の目に留まり、
オーディションを受けることになったのです!
この映画では選ばれませんでしたが、
その2年後再びオーディションの誘いが。
でもご両親
「偽オーディションかもしれない!何かあったらどうする!」
と猛反対。
ピエルパオロのお母さん、
イタリア軍に勤めてるのにとても心配性なんですって。
諦めきれないピエルパオロは
やむなくおばあちゃんの車を盗んで(!)オーディションへ。
いやあ、ものすごい行動力だ。
1次オーディションに受かると両親を安心させる手紙を制作側に書いてもらい、
2次オーディションからはお父さんが付き添ってくれました。
こんな苦労の末に、
2009年のドラマ『Nel nome del male』(原題)
でのデビューが決まったのです。
ちなみに身長189cmと長身のピエルパオロ、
バスケットボール選手としてもかなりのもので、
「唯一の後悔はバスケットかな」とも話してます。
スポーツも得意なんですね。
映画デビューの年齢は?
『DOC あすへのカルテ』のリッカルド役の足は?
ピエルパオロ・スポロンのデビューと過去出演作品
ドラマデビューは前述の『Nel nome del male』。
年齢20歳のことでした。
殴られるシーンでは、本当に鼻を折ったそうで…
イタリアドラマ、手加減なしですね。
映画デビューは2010年の『海と大陸』(原題:Terraferma)。
年齢21歳です。
この映画、日本でも2013年に公開されました。
2012年からはドラマシリーズ
『Una grande famiglia』(原題)に出演。
2014年から3年間は
イタリア国立映画実験センターで演技を勉強します。
2016年からはドラマシリーズ『L’allieva』(原題)に
主人公の弟役で出演。
この作品で
「俳優として最低限のレベルに達した」
と感じたそうで、
「自分を大きく成長させてくれた大切な作品」
だと話しています。
そして2020年から『DOC あすへのカルテ』が始まりました。
義足の研修医リッカルド役は、
「リッカルドすげえ好き。
時々冗談を言って笑わせてくれるし、
友達として付き合いたいね。」引用元:Sorrisi Magazine
と話すほどお気に入り。
義足の役だけに、
いくつかのシーンでは足を曲げて膝を義足に乗せたまま撮影し、
後の編集で映り込んだ足をカットしたそうです。
片足でバランス取ったままの演技って大変そう。
後ろ向きのシーンでは、
本当に義足を使っている男性に代わりを務めてもらいました。
この男性、リッカルドのように10代で足を失っていて、
役作りのためにいろいろ話を聞いたそうです。
『DOC』で医者役を演じたことを、
ご両親、特にお母さんはとても喜んでくれたんだとか。
獣医とは違う道を選びましたが、
息子をとても誇りに思っているんでしょうね。
恋人は?私生活は?
ピエルパオロ・スポロンのプライベート
ピエルパオロはプライベートをとても大切にしていて、
私生活をほとんど明かしていません。
「感傷的なことを言うようだけど、
映画やテレビを見てくれてる人たちに何を与えるかより、
自分の私生活の方が大切だと思う。(中略)みんなに見えない部分で
自分を充電・休息させる必要があるから、
それを守ろうとしてるんだ。(中略)僕の演技を気に入ってくれるなら、
僕には秘密を守る必要があることもわかってもらいたいな。」引用元:Vanity Fair
まさにその通り!
心も体も健康な状態じゃないと、最高の演技はできませんよね。
「普通でいることは幸せなこと」
「家で友達と過ごしたりシンプルなことが好きだし、
スター気取りなんてこれっぽっちもない」
とも話すピエルパオロ。
特徴的なカーリーヘアのせいで街中でバレることもあるそうですが、
そんなときは快く写真撮影に応じるそうです。
優しい。
ということで恋人の存在も謎ですが、
過去に一度だけ2人の女の子の間で迷ってしまい、
それが原因で親友と大喧嘩したことがあるんだとか!
イケメンですものねえ。
でも大抵は、
「恋人を作る時は一歩一歩進んで、あいまいな状況は作らない」
んだそうですよ。
情熱に走るタイプではなさそうです。
さあ、最後にピエルパオロの最新作を見てみましょう!
『DOC』シーズン2!
『警察実習生ブランカのデコダージュ捜査』!
ピエルパオロ・スポロンの最新作
最新作はやはり、イタリアで放送済みの『DOC』シーズン2!
どうやらリッカルド、3角関係にもつれ込むようで…
あれ、さっきのピエルパオロの恋愛話と同じだ(笑)。
『DOC』はシーズン3更新も決まっていて、
最近ではプロモーションのためにスペインとポルトガルを訪れ、
「電話やズームで4~5カ国とインタビューして、
フランス、ルーマニア、ポーランドなどいくつかの国向けにプロモ動画を撮影して、
英語、スペイン語、ポルトガル語少し、通訳交えてイタリア語で話すうち
訳わからなくなっちゃった(笑)」
んだとか。
いや、それだけの言語を話せるだけすごいですよ!
2021年からはドラマシリーズ
『警察実習生ブランカのデコダージュ捜査』(原題:Blanca)に、
物語の鍵を握るナンニ/セバスティアーノ役で出演。
「今まで演じた少し間の抜けた役から解放され、
苦悩にもがく役を初めてもらった」
と話す通り、
今までと全く違う役どころに
「もう信用できない!」
と怒りのメッセージや嫌な書き込みをされたそうで…
ピエルパオロは
「キャラクターと同一視しないで」
と嘆いております。
それだけ迫真の演技だったんだろうけど、
一視聴者として気をつけないといけませんね。
『警察実習生ブランカのデコダージュ捜査』は
シーズン2突入が噂されていて、
「この役のポジティブな進化を期待してる」
とピエルパオロも楽しみにしています。
「舞台の脚本も書いている」というピエルパオロ。
これからますます活躍しそうですね!
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