こんにちは、「にぎわす.com」のSatokoです^^
今回は、海外ドラマ
『ハウス・オブ・カード 野望の階段』
(原題: House of Cards)
などにも出演中!
フランク役
ケヴィン・スペイシー
をピックアップしてみたいと思います!
セクハラ疑惑ですっかり表舞台から消えてしまったケヴィンですが、一体どんな俳優さんなんでしょう?
ケヴィン・スペイシー・プロフィール
名前: Kevin Spacey(ケヴィン・スペイシー)
本名:
Kevin Spacey Fowler
(ケヴィン・スペイシー・ファウラー)
愛称: Kevin
生年月日: 1959年7月26日(年齢 62歳)
出生地:
アメリカ国ニュージャージー州サウスオレンジ
活動分野:
俳優、プロデューサー、歌手、監督、脚本家
出身校: ジュリアード音楽院
身長: 177 ㎝
体重: 86 kg
胸囲: 107 ㎝
ウエスト: 86 ㎝
腕周り: 36 ㎝
趣味: 読書
好きな食べ物: メキシカン、スタバのバニララテ
Facebook: Kevin Spacey (@KevinSpacey)
Instagram: Kevin spacey (@kevinspacey)
Twitter: Kevin Spacey (@KevinSpacey)
若い頃はどんな少年だった? ケヴィン・スペイシーの生い立ちと学生生活
ケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey/本名:Kevin Spacey Fowler)は
1959年7月26日、米国ニュージャージー州サウスオレンジに生まれました。
お兄さんとお姉さんがいます。
一家はケヴィンが年齢4歳の時、南カリフォルニアに引っ越してきました。
子供の頃には、お姉さんのツリーハウス(木の上に作った小屋)を燃やしてしまったことがあるそうで…
若い頃は、なかなかやんちゃだったようです。
ノーズブリッジ軍人学校に通いますが、
学校のボクシングマッチで対戦相手にタイヤを投げつけ退学処分に…
やっぱりやんちゃだ(笑)。
その後通った高校でカウンセラーから
「そのパワーを演劇に向けてみれば?」
と勧められ、演技の道に。
高校最後の年にはミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』でトラップ大佐を演じ、
卒業式では卒業生総代にも選ばれました。
卒業後は視聴者参加型のテレビ番組『ザ・ゴングショー』(原題:The Gong Show)などに挑戦しますが、
あえなく落選。
その後ロサンゼルス・バレー・カレッジからニューヨークのジュリアード音楽院に入り直し、
演技の勉強を続けます。
でもプロとして働くことを選び、ジュリアードは2年で中退。
1981年にニューヨーク・シェイクスピア・フェスティバルで舞台デビューを果たしますが、
すぐに舞台監督からクビを宣告されてしまいました。
やんちゃの血が騒いじゃったのかな…(笑)。
それでも同年、イプセン著の舞台『幽霊』(原題:Ghost)でブロードウェイデビューを果たします。
何度つまずいてもても前に進み続けるケヴィン、頼もしいですね。
さあ、ここからのケヴィンの活躍を、一緒に追っていきましょう!
映画『ユージュアル・サスペクツ』ではアカデミー獲得! ケヴィン・スペイシーのデビューと過去出演作品
舞台デビュー後はしばらく鳴かず飛ばず。
そんな時でもジュリアードでお世話になった先生が、
どんなに小さな規模の舞台でも欠かさず観に来てくれたそうです。
素敵な先生だ!
そんなケヴィンの映画デビューは1986年の『心みだれて』(原題:Heartburn)。
ドラマデビューは1987年のテレビシリーズ『ザ・シークレット・ハンター』(原題:Equalizer)でした。
ブロードウェイでも活躍を続け、
1991年には舞台『ロスト・イン・ヨンカーズ』で初のトニー賞を獲得します。
1995年には犯罪スリラー映画『セブン』(原題:Se7en)では連続殺人犯を好演、
同年のサスペンス映画『ユージュアル・サスペクツ』ではアカデミー助演男優賞を受賞するなど、
大きく飛躍します。
そして1999年、年齢40歳の時、
アメリカのとある中流家庭の歪を描いた、映画『アメリカン・ビューティー』でアカデミー主演男優賞を受賞!
名実ともに一流俳優の仲間入りを果たしました。
演技以外の才能も発揮し、
2003年からは英ロンドンで由緒ある劇場の1つ、オールド・ヴィック・シアターの芸術監督に就任。
この職は10年間も務めました。
英王室から2010年にはコマンダー勲章(CBE)、
2015年にはナイト勲章(KBE)が授与されてるんですから、
その貢献度の高さがわかりますよね。
2004年の映画『ビヨンド the シー 夢見るように歌えば』(原題:Beyond the Sea)では、
主演はもちろん監督・製作・脚本まで務めました。
往年の米国人歌手ボビー・ダーリンの半生を描くこの映画を作ることは、
ケヴィンの長年の夢だったとか。
劇中の歌もケヴィンが実際に歌ったんですよ。
「ボビーは最高のエンターテイナー。
だから彼の人生を讃えなくちゃと思ってた。
親父がSPレコードをたくさん持ってて、
7~8歳の頃はリビングでヘアブラシを持ってはボビーの歌を歌ってたんだ。彼は最高にクールでさ。
ドラム、ピアノ、ギターにハーモニカが弾ける上に、
踊りまで上手かったんだから。」引用元:Parade
そういうケヴィンも、演技に踊り、歌にコメディー、監督、製作、脚本まで何でもござれ。
憧れの人以上に多才だと言えますよね。
そして2013年に始まったのがドラマシリーズ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』。
ケヴィンは主演と製作総指揮を務めました。
ケヴィン演じるフランクを中心に政治の闇を描いたこの社会派ドラマは、
ネット配信ドラマシリーズとして初めてエミー賞を受賞したことでも話題になりました。
シーズンもどんどんん更新され、人気ドラマシリーズとして全て順調だったのですが…
2017年10月、ある衝撃ニュースが飛び込んできました。
なんと、ケヴィンがセクハラで告発されたのです。
衝撃ニュースを受けて、ゲイをカミングアウト⁈ 結婚や妻は⁈ ケヴィン・スペイシーのプライベート
ケヴィンを告発したのは俳優のアンソニー・ラップ。
彼がまだ14歳だった1986年、
当時26歳のケヴィンに性的暴行されそうになったことを公にしたのです。
当時広がりを見せていた「#MeToo」ムーブメントに触発され、
アンソニーは告発に踏み切りました。
告発を受け、ケヴィンはすぐさまTwitterにコメントを投稿。
「30年も前のことで覚えていないが、
酔っ払いの不適切な行動で傷つけてしまったのなら心から謝りたい」
謝罪すると同時に、
「今まで男性とも女性と付き合ってきたが、
これからはゲイとして生きていきたい」
とゲイであることもカミングアウト。
でもこれが「問題をすり替えようとしている」とバッシングの的に。
それに、被害者はアンソニー1人ではありませんでした。
彼の告発に続くように「ケヴィンからセクハラを受けた」という声が次々と上がり、
ケヴィンが舞台監督を務めたオールド・ヴィク・シアターでは
20人もの青年が被害者として名乗り出る事態に。
ケヴィンは一貫してセクハラ行為を否定していますが、
騒動が拡大すると、
長年付き合いのあったエージェントはケヴィンとの契約を解除。
ネットフリックスも『ハウス・オブ・カード』からケヴィンを降板させることを決め、
シーズン6はケヴィンなしで全13話を8話に短縮、
ケヴィン演じるフランクは「死んだ」という設定に。
制作側は、大がかりな脚本の書き直し、エピソード数の変更、などを強いられる事になり、ケヴィンは日本円にして、なんと約34億の損害賠償金の支払いを求められてしまいます。
・・・100万、200万円とか言われるとギョっとして頭も抱えるでしょうけれど、億ともなるとピンとこないですよね・・・。
ポストプロダクション中だったケヴィン製作・主演のネットフリックス映画『Gore』(原題)もまた、急遽公開を中止。
トライスターピクチャーズ配給の2017年の映画『ゲティ家の身代金』(原題:All the Money in the World)は、
公開1ヶ月前にもかかわらずケヴィン出演シーンを全て撮り直すなど、
人気俳優のスキャンダルにハリウッドは混乱状態に陥りました。
この騒動の後、ケヴィン出演作品で公開されたのは、
2018年の映画『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』のみ。
騒動前の2016年に撮影が終わっていたことから公開に踏み切ったのですが、
初日の売上げはたったの126米ドル(約1万3800円)と
散々な結果に終わってしまいました。
エンタメ界から完全に追放された形のケヴィン。
彼の姿は唯一、
毎年クリスマスイブに投稿される数分間のユーチューブ動画で見ることができます。
2018年と2019年の動画は『ハウス・オブ・カード』のフランクになりきってクリスマスのメッセージを伝え、
2020年には自殺防止を訴える動画を投稿しました。
実はクリスマスイブ、ケヴィンのお父さんの命日でもあるんです。
ケヴィンのお兄さんによると、
お父さんは子供をムチで打ったり、性的暴行(!)まで加えるような暴力的な人だったとか。
でも、そんなお兄さんとケヴィンは今、絶縁状態だとも言われていて…
ケヴィンの2020年クリスマスイブ動画「1-800 XMAS」(英語)
いろんな情報が交錯し過ぎて何がどこまで本当なのかわかりませんが、
結婚したことも妻もパートナーもいないケヴィンは、
お父さんの命日にメッセージを送ることで
誰かと繋がろうとしているのかもしれませんね。
純資産はやっぱり凄かった! 今現在は復帰映画を撮影中⁈ ケヴィン・スペイシーの最新作
すっかり表舞台から姿を消してしまったケヴィン。
そんなケヴィンが今までに築いた資産は、1億米ドル、
日本円にして110億円と言われています。
でも彼に対するセクハラ訴訟はアメリカとイギリスで今現在も進行中だし、
『ハウス・オブ・カード』の制作会社からも損害賠償を求める裁判を起こされてるし、
裁判費用だけでも結構かかってると思われます。
長引く一方の裁判に、ケヴィンはもう復帰できないのかしら…
と思いきや!
どうやら俳優復帰が決まったようですよ。
復帰作はイタリアのインディー映画『L’uomo che disegno Dio』(原題)。
英題は『The Man Who Drew God』で、
直訳すると「神を描いた男」という意味。
盲目の画家の成功と転落を描いた内容です。
ケヴィンは何もコメントしていませんが、どうやら刑事役で出演する模様。
撮影の行われたイタリア北部トリノでは、ケヴィンの姿もキャッチされました。
このイタリア映画は今現在ポストプロダクション中で、
2021年10月に公開が予定されています。
裁判に決着がつかないうちの復帰に批判の声もありますが、
ケヴィンの久々の出演に注目が集まっています。
一体どんな演技を見せてくれるのか、気になりますね!
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