こんにちは、「にぎわす.com」のSatokoです^^
では今回のドラマは、
『glee/グリー』 (原題: glee)
さぁ、いってみましょう!
その中から今日は、
ウェイド・“ユニーク”・アダムス役
アレックス・ニューウェル
をピックアップしてみたいと思います!
『グリー/glee』にはとにかく沢山のセクシャリティの方が登場しますが、アレックス演じる”ユニーク”も、独特の世界観を持つキャストだったと言えるでしょう。
さて、実際のアレックスはどんな役者さんなのでしょうか?
アレックス・ニューウェル・プロフィール
名前: Alex Newell (アレックス・ニューウェル)
本名: Alex Eugene Newell
(アレックス・ユージーン・ニューウェル)
生年月日: 1992年8月20日(年齢 28歳)
出生地: 米マサチューセッツ州リン
活動分野: 俳優、歌手、慈善活動家
出身校: ビショップ・ヘンウィック・ハイスクール
身長: 170 ㎝
体重: 75 kg
好きな映画: 『プラダを着た悪魔』(原題:The Devil Wears Prada)
好きな歌手: マライア・キャリー、アリアナ・グランデ、
好きな食べ物: 中華料理、ペパロニピザ
オフィシャルサイト: Alex Newell(thealexnewell.com)
Facebook: Alex Newell (@TheAlexNewell)
Instagram: Alex Newell (@thealexnewell)
Twitter: Alex Newell (@thealexnewell)
性別に悩む一人っ子を支えた母の愛!
いじめを乗り越え手に入れたチャンスとは?
アレックス・ニューウェルの生い立ちと学生生活
アレックス・ニューウェル(Alex Newell/本名:Alex Eugene Newell)は
1992年8月20日、米マサチューセッツ州ボストンの郊外にあるリンという街に生まれました。
一人っ子です。
お父さんは教会の牧師補佐をしていましたがアレックスが6歳の時にガンでこの世を去ってしまい、
それからはお母さんが女で一つでアレックスを育てました。
お母さんは夜勤に出てしまうので、
洋服にアイロンをかけたりご飯を作るのはアレックスの仕事だったそうです。
小さい時からしっかりしてたんですね。
初めて人前でパフォーマンスしたのは2歳の時、
地元で開かれたイベントでした。
熱心なクリスチャンで教会のコーラスにも参加していましたが、
特にお父さんを亡くしてからは、
歌と演技がアレックスのよりどころになっていきました。
性別の不一致を感じていたアレックスは中学に上がるといじめの的になり、
高校でもいじめが続きます。
そんなアレックスを支えたのがお母さんの存在でした。
「ある晩、
『自分はゲイだ』
ってママにカミングアウトしたら、
『あっそう、わかったわ。いいから寝なさい』
って、ただそれだけで。でも次の朝、
『何があってもあなたを愛してる。
あなたは私のたった1人の子供でしょ。
人生でどんな決断をしようがどんな人間になろうが、
ママにそれを変える権利はないわ。
いつでもあなたを愛してるから』
って言ってくれたの。」引用元:Metro Weekly
お母さんの愛情を感じずにはいられませんね…!
そんなお母さんの励ましもあり、
高校では合唱部と寸劇部に入ってコスチュームデザインにも関わり、
教会ではコーラスを続けました。
そして高校卒業後はボストンにある名門バークリー音楽大学に行くことが決まってたのですが、
その前にアレックスの人生をガラッと変えるチャンスが訪れますよ!
さあ、この後どんなチャンスを手に入れどんな活躍をするのか、
一緒に見ていきましょう。
『Glee グリー~主役は君だ!』準優勝!
そして『glee/グリー』での活躍!
アレックス・ニューウェルのデビューと過去出演作品
高校最後の年に訪れたチャンスとは、
2011年の『Glee グリー~主役は君だ!』(原題:The Glee Project)。
これは『glee/グリー』シーズン3の出場権をかけて参加者が競い合うリアリティー番組でした。
「元カレの影響で『glee/グリー』を見るようになって、2年間夢中で見てたの。
そしたらこのオーディション番組があるってなって、いとこが
『絶対にこの番組のオーディション受けるべき』
って言ってきて。
でも私は
『どうかなあ、だってもうアンバー・ライリーがいるじゃない。
彼女最高だもん』
ってあんまり乗り気じゃなかったの。」引用元:Metro Weekly
黒人キャストはどうせ1人しか選ばれないと思ってたんですね…
でもとにかくオーディションに挑戦することに。
するとなんと、応募者3万4000人の中から番組に出演できる12人に残りました!
最終的には準優勝を果たし、
『glee/グリー』シーズン3に2話出場する権利が与えられたんです!
私ごとですがこの番組、リアルタイムで見てました。
毎週誰が残って誰がいなくなるか、ドキドキしながら見てたのを思い出します。
この番組では演技力や歌唱力はもちろんですが、
自分の個性をどう受け入れてどうパフォーマンスに活かすか、
そういう部分もジャッジしてたんですね。
アレックスは感情の浮き沈みが激しく他の参加者と口論になったり、
あわや脱落という危機も何度もありました。
でも歌の表現力は素晴らしかったなあ。
だからきっと、
この番組からシーズン3出場を勝ち取ったファイナリスト4人の中で唯一、
シーズン4に呼び戻されたんでしょうね!
アレックスは大学進学を蹴ってシーズン4出演を選び、
ロサンゼルスに拠点を移します。
そして『glee/グリー』ファイナルシーズンまで出演し続けました。
アレックス演じたユニークを語る上で忘れてはいけないのは、
ファイナルシーズン第7話のパフォーマンス「I Know Where I’ve Been」(原題)。
性転換したビースト先生(ドット・マリー・ジョーンズ演)を励ますため、
300人のトランスジェンダーをバックに披露したこの歌は圧巻の一言でした。
『glee/グリー』シーズン6第7話
「正直な生き方」(原題:Transitioning)から
「I Know Where I’ve Been」!(英語・動画)
『glee/グリー』終了後は音楽活動に力を入れていきます。
それについては次で見てみますよ!
驚きの音域!
「Kill the Lights」でビルボード1位を獲得!
アレックス・ニューウェルの歌手活動
低音から高音まで幅広い音域をカバーできるアレックスの歌声。
その音域はなんと「4オクターブ」と言われています。
でもアレックスの真骨頂といえばやはり
「どこまで出るんだ⁈」
と思わしめるその高い声でしょう!
「私が知る限り一番声の大きなシンガーだってことに誇りを感じるわ。
本物の声を最大限前に押し出すことが大切なの。
歌声にパンチを食らうような、はっと起こされるようなくらいにね。」
引用元:The Alex Newell
そんなアレックスは2014年、初シングル「Nobody to Love」(原題)でデビューし、
2016年には初EP「Power」(原題)もリリース。
同年には1970年代のアメリカ音楽界を描いたドラマ『VINYL -ヴァイナル-』のオリジナルサウンドトラック「Kill the Lights」(原題)も発表し、
ビルボードのダンス・クラブ曲部門で1位にランクインしました!
いろんなアーチストともコラボしていて、
2015年にはイギリスのエレクトロニックグループ、クリーン・バンディットとの「Stronger」(原題)、
2016年にはフロリダ州オーランドで起きたナイトクラブ銃撃事件の犠牲者のためのチャリティーソング「Hands」(原題)にも加わりました。
いろいろなチャリティーに歌手として参加し、LGBTQコミュニティを支える活動もしています。
2020年には新曲「Mama Told Me」(原題)をリリース!
大好きなお母さんに捧げるアップテンポな曲で、
MVには『glee/グリー』共演者がそれぞれのお母さんと撮った写真も映し出されてますよ。
何人いるか、数えられますか…?
新曲「Mama Told Me」!
バックに流れる写真に注目!(英語)
性別なんていらない!
インスタにはどんな写真が?
アレックス・ニューウェルのプライベート
アレックスは「ジェンダー・ノンコンフォーミング」であることを公表しています。
つまり、「性別」という固定観念に当てはまらないと感じている人の1人なんです。
英語だと男性の代名詞は「He」、女性は「She」と決まってますよね。
でもアレックスは「どの代名詞でもOK!」なんです。
「They」でもいいんですよ。
私の娘もある友達の話をする時はいつも代名詞「they」を使ってて、
欧米の若者の間ではかなり浸透してる捉え方です。
自分をよく知っているからこそ辿り着いた個性なんでしょうね。
「自分を知ってさえいれば、
他人から言われて傷つく言葉って本当に限られてるの。
そう、私は黒人。うわっショック。
私はゲイ。またショック。
私はちょっとおデブ。ショック!
でもね、自分を知ってれば他人から言われるほとんどの事が、
ただ単に事実を述べてるだけのことなのよ。」引用元:Metro Weekly
とっても深い、素敵な考え方です!
インスタの写真を見ても、
アレックスが「自分自身でいる」ことを謳歌している様子が伝わってきますよ。
少し前までDJのゼイク・トーマスと付き合っていたようですが、
今はどうなのかな?
まだまだ28歳、素敵な恋愛を楽しんでもらいたいですね。
さて、最後にアレックスの最新作を見てみましょう!
『Once On This Island』でブロードウェイデビュー!
そして驚愕の純資産!
アレックス・ニューウェルの最新作
『glee/グリー』後の話題作と言えば
2017年のミュージカル『Once On This Island』(原題)。
この作品でブロードウェーデビューを果たしました。
2019年にはドラマ『Empire 成功の代償』シーズン5にゲスト出演。
『Empire』はどうしても出演したいドラマの1つだったそうですよ。
そして2020年には『A Killer Party: A Murder Mystery Musical』(原題)に出演します。
これはロックダウンで活躍の場を失ってしまったブロードウェーのミュージカル俳優と劇場スタッフがリモート撮影で作り出した、
コロナ禍ならではのミュージカルドラマでした。
そして同年、今話題のミュージカルドラマ『ゾーイの超いけてるプレイリスト』(原題:Zoey’s Extraordinary Playlist)でレギュラーを獲得!
アレックスは主人公ゾーイの隣人モーを演じています。
ミュージカルドラマと言うだけあって歌と踊りのシーンもたくさんあるんですよ。
アメリカでは今ちょうどシーズン2を放映中。
日本でもシーズン1がスーパー!ドラマTVで配信されています。
要チェックですね!
ドラマ『ゾーイの超いけてるプレイリスト』
スーパー!ドラマTV予告編!(日本語)
演技に歌に大活躍を続けるアレックス。
その純資産は110万ドル、日本円に直して約1億2000万円と言われています。
すごいですね!
これからもその素敵な笑顔で、みんなに元気を与えてください!
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