こんにちは。アケミ・スミスです。
今回は昔からちょい役でアメリカの映画やテレビドラマにいっぱい出ていたダニエル・ディ・キムについてご紹介します。
生まれは韓国の釜山だけど、2歳にして渡米しているのでいわゆるコリアン・アメリカン。
弁護士になるために勉強していたのが、途中で演劇に目覚めて俳優になることに。
アジアを代表するダニエルのごしょーかい!
『24』に出てた日本人? 韓国人も日本人も身長体格似てるし、 世界から見ればアジア人!
アメリカの映画をいっぱい見ている人は知ってるでしょうけど、ハリウッドのアジア系俳優はアジアのいろんな国の役が回ってくるのです。
ダニエルもそのひとり。駆け出しの頃はとにかくどんな役で何人であろうがこなしていたそうです。
ご両親は全くの韓国人なので家では韓国語を話し、英韓バイリンガル。
身長175せセンチと、何とかアメリカ人と対等にいける体格。
『24』に出ていた頃はひょっとして日本人だと思っていた人も多かったのでは?
ヒット番組『LOST』では、何度もナイス・ボディを披露していました。
私が覚えている限りでは、キーファー・サザーランドの『24』が最初の出会い。
そのときは正直チャイニーズだと思ってました。
イギリスに住んでから日本人によく聞かれるのが、ハリウッドに出てくるアジア系の俳優は、現地ではイケメンや美貌といわれてもそれがどうしてだかわからないということ。
そういわれてみれば、目が切れ長で、日本のイケメンとは少し違うかも。
でも、十人十色を納得できず、ネットでけなす人がいます。やめてほしいですね。
自分の顔鏡で見てからにしなさいって言いたくなります。
ダニエル・ディ・キムはなぜハリウッドでアジア人を代表する俳優になれたのか?
日本人の中に、中国人や韓国人と一緒にされたらイヤだと思ってる人まだいると思うんです。
海外に住んでいる私から見たら笑っちゃいますね。
じゃああなたたちはアメリカ人、イギリス人、フランス人の区別がつきますかって聞きたくなります。
ダニエルも、最初は大変だったと思います。
彼の経歴を見ると、ヒットした映画やドラマに出ているとはいうものの、チョイ役ばかり。
アジア人を主役の中に入れる作品は今でも多くはありません。
でもチョイ役でも検索すれば動画いっぱい出てきますよ。
でもそれはアジア人ばかりでなく、メキシコ人やインド人にもいえます。
もともとアメリカは白人の国なので、私は文句言えないと思います。
でもこれだけ非白人が増えてきたらそれなりにシナリオを現実的にするため、いろいろな脚本がかかれました。
そしてダニエルに幸運の女神が微笑んだのがあの大ヒットテレビドラマ『LOST』。
ダニエルニとって、初めての韓国人としての役だったみたいです。
それも全く英語の話せない。私も見てたんですけど、それはもう名演でした。
英語を話せずあれだけ視聴者をひきつけられるなんて。脱帽です。
それ以来彼の配役は、同じチョイ役でもゲスト出演とされるようになり、ギャラもかなりあがったそうです。
今ではハリウッドのアジア俳優トップ10に入っているそうです。
韓国人の妻との結婚。 「反日」かもといわれる原因は?
詳細は不明ですが、ダニエルの両親は彼が2歳のときに韓国からアメリカに移住。
アメリカの地にたったときには$200しかもっていなかったそうです。
でもダニエルのお父さんは一生懸命働き、麻酔科のお医者さんになりました。
そんな両親に対するメッセージを、ダニエルはツイッターやインスタグラムなんかに載せています。
ダニエルは『LOST』の収録中に家族でハワイに引っ越しました。
現在『Hawaii Five-O』にレギュラー出演しています。
すでに『Hawaii Five-O』の制作にも携わり、3ADというプロダクション会社も設立。
周りも彼の新たな才能に期待をしています。
ハワイには日本人が多い上、一年に一度必ずパールハーバーが話題になり、ハワイファイブオーのエピソードにもかなり問いいれられたことがあるそうです。
ダニエルは制作に絡んでいることもあり反日かどうか気になるところですね。
「セインツ・ロウ」とかいうゲームで日本人のギャングを倒すキャラクターの声に出演されてるそうで・・・
でもそれが反日の理由にはならないと思います。
その他にも、『LOST』で共演したジョージ・ガルシアと一緒にバンド活動もしています。といっても趣味みたいですけど。
ライブハウスで演奏したりしてるけど、まだバンド名が決まってないとか。
自分のアメリカン・ドリームをかなえてくれたアメリカに恩返しと、ハワイで講演をおこなったり、チャリティー活動も地道にされているそうです。
ほんとにいい人みたいですよ。
これからもぜひがんばっていただきたいですね。
コメント
はじめまして、私はふつうのサラリーマンですが、姪にいわせるとソン・スンホンという俳優に似てるそうで、そう言われるとバンコクに駐在していたとき、日本人旅行者らしき方たちから英語で話しかけられることが多かったですし、台湾旅行した時には、明らかに地の若い子に北京語らしきもので話しかけられることがありました。
私は素直にアジアの俳優が評価されることに嬉しく思ってます。
こんにちは、tomo-san様
お立ち寄り頂きありがとうございます。
ソン・スンホンを調べました、シュッとしたハンサムなのですねb
ご覧になった記事を書いたライターさんはイギリス在住で、
きっとアジア圏内で「○○人にだけは間違われたくない」とかいう争いが嫌いだったのでしょうね。
あふれ出るジレンマと怒りっぷりが伺えます(笑)
私が兄弟!姉妹!と呼び、いつも職場で仲良く遊んでいた人々は、国籍様々でしたが、彼らと間違われたくない!と思った事はありません。
TV番組やニュースで、政府同士のやりとりや、反日っぷりばかりが取り沙汰されるから、日本の現在のように「○○人と間違われたくない」と、なっているのだと思います。
みんながみんな反日でも、意地悪でもないのにです。
私はなに人が活躍してくれてもいいですが、誠実に努力してきた人々が評価されるのは、本当に嬉しい事ですね!
コメントありがとうございました。
またお立ち寄り頂けると、本当に嬉しいです^^