こんにちは、「にぎわす.com」の Satokoです^^
今回はFOXテレビで放送され、
その他多くを差し置いて、人気や視聴率で言うなら米国では4位に輝いたドラマ!
『Empire エンパイア ~成功の代償』
(原題: Empire)
勢いが本当に素晴らしく、是非ずっと続いて欲しいものですが・・・!
その中から今日は、
ジャマル・ライオン役
ジャシー・スモレット
をピックアップしてみたいと思います!
ジャシーの家族は6人兄弟姉妹全員芸能活動をしていたという芸能一家。
そんなジャシーにとんでもない事件が起きてしまいました。
『Empire エンパイア』のメイン出演キャスト
ルシウス・ライオン役テレンス・ハワード
・・・(日本語吹き替え: 楠 大典)
クッキー・ライオン役タラジ・P・ヘンソン
・・・(声優: 浅野 まゆみ)
長男: アンドレ・ライオン役トレイ・バイヤーズ
・・・(声: 遠藤 大智)
次男: ジャマル・ライオン役ジャシー・スモレット
三男: ハキーム・ライオン役ブリシェア・グレイ
アニカ・カルフーン役グレース・ギアリー
ヴァーノン・ターナー役マリク・ヨバ
アンドレの妻: ロンダ・ライオン役ケイトリン・ダブルデイ
ルシウスのアシスタント: ベッキー・ウィリアムズ役ガボレイ・シデイベ
クッキーのアシスタント: ポーシャ・テイラー役タロンダ・ジョーンズ
ハキームの恋人: ディアナ・ブラウン役セレイヤ
FBI捜査官: タリク・カズンズ役モロッコ・オマリ
シャイン・ジョンソン役アルヴィン・“イグジビット”・ジョイナー
エディの妻: ジゼル・シムズ=パーカー役ニコール・アリ・パーカー
ジャシー・スモレット プロフィール
名前: Jussie Smollett(ジャシー・スモレット)
愛称: Jussie, J-boogie, Juicebox, Smitty
生年月日: 1982年6月21日(年齢 38歳)
出生地: アメリカ・カリフォルニア州サンタローザ
活動分野: 俳優、歌手、プロデューサー、監督
身長: 182 ㎝
体重: 79 kg
胸囲: 109 ㎝
ウエスト: 84 ㎝
腕周り: 38 ㎝
オフィシャルサイト: jussiesmollettmusic.com
Instagram: jussiesmollett (@jussiesmollett)
Twitter: Jussie Smollett (@JussieSmollett)
兄弟姉妹は6人! 全員の名前が「J」から始まる仲良し家族?! ジャシー・スモレットの生い立ちと学生生活
ジャシー・スモレット(Jussie Smollett)は1982年6月21日
アメリカ・カリフォルニア州サンタローザに生まれました。
ロシア・ポーランド系でユダヤ教徒のお父さんと、
アフリカン・アメリカンのお母さんの間に生まれました。
2人は市民権運動を通して出会ったそうです。
ジャシーを含めて兄弟は4人、姉妹は2人、ジャシーは上から3番目です。
計8人の大家族はとても賑やかで仲が良かったそうですよ。
そうそう、ジャシーの家族、名前がユニークなんです!
何がユニークかわかりやすいように英語で書きますと…
お父さんとお母さんはJoelとJanet。
兄弟姉妹は、Jojo、Jazz、Jurnee、Jake、Jocqui。
そしてジャシーはJussie。
もうお分かりですね、みんな名前が「J」から始まるんです。
名前をイニシャル表記するとみんな「J. Simollett」!
ご両親のちょっとした遊び心だったんでしょうか(笑)。
そして『Empire エンパイア ~成功の代償』の役名もJamal(ジャマル)!
これはプロデューサーの遊び心だったんですかね
(いえいえ、役名は先に決まっていたそうです笑)!
さて、話を元に戻しましょう。
スモレット兄弟は全員歌って踊ることが大好きで、
お姉さんのJazzが「テレビに出たい!」と言ってもお母さんが許してくれませんでした。
解決策はミュージカルごっこ!
6人で映画『サウンド・オブ・ミュージック(原題:The Sound of Music)』のトラップ兄弟になったつもりで遊んでいたそうです。
そしてついにお母さんのゴーサインが!
兄弟姉妹全員が芸能活動を始めたのでした。
映画『飛べないアヒル』! そして『Empire エンパイア』! ジャシー・スモレットのデビューと過去出演作品
ジャシーがデビューを果たしたのは9歳の時、
1991年のテレビ映画『A Little Piece of Heaven(原題)』でした。
そして翌1992年にはディズニー映画『飛べないアヒル(原題:The Mighty Ducks)』で映画デビューも果たします。
1994年からはシットコム『On Our Own(原題)』に兄弟姉妹6人全員が出演しました。
6人で共演なんて、楽しかったでしょうね!
でもこのシットコムの後、ジャシーは仕事が入らない状態に。
それでも他の兄弟の芸能活動は続き、彼らの仕事に合わせて家族で引っ越しを繰り返したそうです。
しかし、15歳の時に両親が離婚。
引っ越し生活は続き高校最後の1年だけで3回も転校、
それもほとんど白人しかいない高校が続いて、嫌になったこともあったそうです。
学校の劇で主役の座を射止めても、
白人の女の子にキスをするシーンがあるため役を下される、という
人種差別的なことに直面したり…
でもこれらすべてのことが、ジャシーを強くし、大人にしていったそうです。
もともと市民権運動をしていたお母さんは、
子供たちに人種問題の現実を包み隠さず教えていて、
ジャシーは自然と社会問題に取り組むようになりました。
高校の後は「ブラック・エイズ・インスティチュート」という団体で手伝ったり、
「アーティスト・フォー・ア・ニュー・サウス・アフリカ」という南アフリカのエイズ・人権問題に取り組む団体のスタッフも5年務めました。
そんな中でも大好きな曲作りだけは続けていたジャシーに、
2012年、EPをリリースするチャンスがめぐってきます。
それに合わせるように俳優活動も再開、
2012年に映画『The Skinny(原題)』でカムバックを果たしました。
その後はたくさんのドラマにゲスト出演。
そして2015年からドラマ『Empire エンパイア ~成功の代償』 が始まります!
ジャマル役オーディションのことを聞きつけたジャシーは
『Empire』クリエーターのリー・ダニエルズに
「自分はジャマルのように歌えるしダンスもできるし曲も作れる」
と猛アピール。
そうやってオーディションにどうにか呼んでもらって勝ち取った役でした。
そんな『Empire』の記念すべき第1話がアメリカで放送されたのは2015年1月7日。
でもなんと同じ日の朝、ジャシーのお父さんがこの世を去ってしまいました…
そんな偶然ってあっていいのでしょうか⁈
いろんな意味で忘れられない日になったでしょうね…
その後『Empire』は大ヒット、
ジャシーもパパラッチに追いかけられるほどの大スターの仲間入りを果たしました。
「レストランでミーティングしてたら、パパラッチが写真撮ってるのが見えたんだ」
「初めは、ワン・ダイレクションでもいるのか?
それともマイケル・ジョーダンか?って思ったんだ。でもターゲットはなんと俺(笑)。
俺を追いかけるよりもっと他にやることあるだろって思ったね。」
引用元:ABC News
そんなジャシー、俳優以外にはどんな活動をしているのでしょう?
次で見てみましょう!
映画やドラマなど出演作で歌を披露! ジャシー・スモレットの歌手活動
ジャシーといえばやっぱり歌!
2012年のカムバック作『Skinny』など、『Empire』以外でも自身の出演作で歌声を披露することがとても多いんです。
13歳から作曲を続けていて、『Empire』にもジャシーが作った曲がたくさん採用されてるんですよ。
2012年のカムバックのきっかけになったのは、同年リリースした「Poisoned Hearts Club(原題)」というEPでした。
2018年には長年構想を温めてきたデビューアルバム「Sum of My Music(原題)」をついにリリース!
それも、テレンス・ハワード演じるルシオス・ライオンばりに、
自分のレコード会社「Musica of Sound」まで立ち上げたと言うんですから驚きです!
デビューアルバム収録曲「Hurt People(原題)」のミュージックビデオはジャシーが監督を務め、
南アフリカで50人以上のエキストラを雇って撮影されました。
ジャシー・スモレット「Hurt People」(英語)のMV!
カッコよく仕上がってますね!
インスタやツイッターには妻の写真が?! ジャシー・スモレットのプライベート
『Empire』で大ブレイクを果たしたジャシーでしたが、
公にしていないことが1つありました。
それは自分のセクシャリティー。
ジャシーは『Empire』で演じるジャマルと同じ葛藤を抱えていたのです。
ジャシーが同性愛者であることを両親にはカミングアウトしたのは19歳の時。
両親はそんなジャシーを受け入れ、サポートしてくれたそうです。
共演者は知っていても世間は知らない事実でした。
でも2015年、『Empire』が始まった後に出演した
エレン・デジェレネスが司会を務める『The Ellen Show(原題)』に出演した時、
ジャシーはついに自分が同性愛者であることを公表します。
「撮影は終わってたんだけど、カミングアウトする決心がついたんだ。
『無理して言わなくて良いのよ』って言ってくれたエレンの優しさは一生忘れないね。
でも、今だって思ったんだ。」
引用元:Out.com
「カミングアウトして失う仕事ならそれまで!」と思ったそうですよ。
勇気ありますね。
ハリウッドで同性愛者の黒人俳優として生きていく決心をしたジャシーのことを、
『Empire』クリエーターのリー・ダニエルズも褒めちぎっています。
「ジャマルは俺自身の若い頃を描いたキャラクターなんだ。
でも、俺にはジャシーのような勇気はなかったね。」
引用元:Out.com
そう言うわけで、ジャシーのインスタやツイッターを覗いてみても、
彼女とか妻とかの写真はありません。
と言うか、昨年2019年から目立った更新がないのです。
ジャシーが起こした「自分襲撃の自作自演」事件がその理由です。
一体どんな事件なのか、時系列に沿って説明しますね。
「自分襲撃の自作自演」という驚きのニュース?! 経緯と詳細
2019年1月、フォックス・スタジオ(『Empire』の制作会社)にジャシー宛の脅迫状が送りつけられました。
その数日後、
イリノイ州シカゴに滞在していたジャシーが2人組の白人に襲われ、
人種差別的な暴言を吐かれロープで首を絞められた、
というショッキングなニュースが飛び込んできました。
でも捜査を進めるうちに、ジャシーが2人の黒人を雇って自作自演の襲撃事件を起こしていた可能性が浮上。
同年2月には、
『Empire』のギャラに不満を抱いていたジャシーが、
一連の自作自演事件を起こしたとして、16の重罪で起訴されました。
同年3月に州検事の判断によってすべての罪が不起訴となり一件落着。
・・・と思いきや、
その判断はおかしいということで同年6月に特別検事が任命され、
2020年2月に再び起訴される結果となったのです。
この事件のためジャシーは『Empire』シーズン5を途中降板、
ファイナルシーズンであるシーズン6にも出演不可能という状態に。
『Empire』でクッキー役を演じるタラジ・P・ヘンソンなど共演者が
「ジャシーに戻ってきてほしい」と製作側に訴えたそうですが、
こればかりはどうにもならないようです。
ジャシーを擁護する声もある中、
ある有名黒人コメディアンはショーの中でこの事件をネタとして披露、
ジャシーの名前をわざとフランス語っぽく発音して揶揄し、
「白人」暴漢2人がジャシーに放った英語はどう考えても自分たち「黒人」が使う英語だ、
と痛烈に批判しました。
この事件はまだ進行形で決着が出るまで時間がかかりそうです。
社会問題に取り組んでいたジャシーがこんな事件を起こすなんて意外だし、
ジャシーも一貫して否定しているようですが、真相は闇の中。
ジャシーを襲ったと言われる黒人2人が捜査への全面協力を申し出たり、
事件の進展から目が離せない状態です。
でも、いつか事件は終決するはず。
そうしたら、ひと回り大きくなったジャシーの演技を見れる時がくるかもしれません。
今は、その時が来るのを楽しみに待つことにしましょうね!
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