こんにちは、「にぎわす.com」の Satokoです^^
シリーズ自体はもう終了してしまいましたが、その分「見始めたらおしまいまで一気に見られる安心感」があるのか、今もなお安心安定の人気ドラマですね!
『ブレイキング・バッド』
(原題: Breaking Bad)
みなさん、観ておられますでしょうか?
その中から今日は、
ウォルター・“フリン”・ホワイト・ジュニア役
RJ・ミッテ
をピックアップしてみたいと思います!
自らも脳性まひを患うRJ、大変な子供時代をポジティブに過ごしてきたようですよ!
『ブレイキング・バッド』メイン出演キャスト
主人公:ウォルター・ハートウェル・ホワイト・シニア役ブライアン・クランストン
・・・(日本語吹き替え:牛山 茂)
元教え子:ジェシー・ブルース・ピンクマン役アーロン・ポール
・・・(声優:茂木 たかまさ)
妻:スカイラー・ホワイト役アンナ・ガン
・・・(声:唐沢 潤)
息子: ウォルター・“フリン”・ホワイト・ジュニア役RJ・ミッテ
妻の妹: マリー・シュレイダー役ベッツィ・ブラント
妻の妹の夫(麻薬取締官): ハンク・シュレイダー
弁護士: ソウル・グッドマン役ボブ・オデンカーク
マイク・エルマントラウト役ジョナサン・バンクス
グスターボ・“ガス”・フリング役ジャンカルロ・エスポジート
ヘクター・“ティオ”・サラマンカ役マーク・マーゴリス
リディア・ロダルテ・クエール役ローラ・フレイザー
ドット・アルキスト役ジェシー・プレモンス
RJ・ミッテ・プロフィール
名前: RJ Mitte(RJ・ミッテ)
本名: Roy Frank Mitte Ⅲ
(ロイ・フランク・ミッテ・ザ・サード)
生年月日: 1992年8月21日(27歳)
出生地: アメリカ合衆国ミシシッピ州ジャクソン
出身地: カリフォルニア州ロサンゼルス
活動分野:
俳優、声優、プロデューサー、モデル、慈善活動家
身長: 185 ㎝
体重: 62 kg
胸囲: 97 ㎝
ウエスト: 86 ㎝
腕周り: 33㎝
好きな女優:アンジェリーナ・ジョリー
Facebook: RJ Mitte (@RJMitte)
Instagram: Rj Mitte (@rjmitte)
Twitter: RJ Mitte (@RjMitte)
3歳で「脳性まひ」との診断が そして数々の試練が…! RJ・ミッテの生い立ちと学生生活
RJ・ミッテ(RJ Mitte/本名:Roy Frank Mitte Ⅲ)は1992年8月21日、アメリカ・ミシシッピ州ジャクソンで生まれました。
出産は緊急帝王切開となり、生まれてきた時RJは息をしていなかったそうです。
その影響で脳にダメージが残ってしまいました。
その後3歳の時、軽度の脳性まひだと診断されます。
そう、RJは本当に脳性まひを患っているのです。
作業療法、スピーチセラピーなどの治療が始まり、両足には足を真っ直ぐにするための装具が付けられました。
装具のせいで、足はまめだらけだったそうです。
それでも6歳の時にはサッカーに夢中になり、装具をつけたままグラウンドを走り回っていたそうですよ!
「脳性まひでもやろうと思えばなんでもできる」
それが親からの教えでした。
スポーツに打ち込みセラピーに励み体を強くして、10代を迎える頃には両足の装具は必要なくなりました。
努力家です!
でも、RJの子供時代、それ以外にも困難の連続だったんです。
まずは両親の離婚。
生後9ヶ月で両親が別れ、お母さんがRJを引き取り、
お母さんの実家あるルイジアナ州とお父さんの祖父母が住むテキサス州を行ったり来たりしました。
お母さんは再婚するもまた離婚。
その後RJと12歳離れた妹が生まれますがその相手とも疎遠になり、
RJにとってはおじいちゃんとおじさんが父親のような存在でした。
そして学校での障害者いじめ。
ののしられたり蹴り飛ばされて骨が折れたこともあったそうです。
でもRJは立ち向かったそうですよ。
「米海兵隊出身のおじいちゃんに育てられたから。
おじいちゃんは
『できない(can’t)』『いやだ(no)』と言うこと、
引き下がることは決して許してくれなかったんだ。」引用元:The Guardian
強い人間になるように育てられたんですね。
さらに衝撃的なのは、「自分は養子である」と言う事実…!
RJ、生後数週間で離婚前のミッテ夫妻に養子として迎え入れられていたんです。
本人にはその事実はずっと隠していたのですが、
RJ8歳の時にその話を聞きつけた当時の義理のお兄さんが、
「お前は養子だ、愛されてないんだ」
って告げ口してきたんですって。
何もそんな言い方しなくても…
それだけじゃありません。
RJ12歳の時、妹が生まれてほんの6ヶ月後に、
お母さんが交通事故にあってしまい、体にまひが残ってしまいました。
RJは動けないお母さんの代わりに妹の世話をして、
収入を得ようと芝刈りをしたりできる限りの仕事をしました。
その後もお母さんの体にはまひが残り、RJは13歳にして「一家の大黒柱」に…
ものすごい重圧です。
でもそんな中でも、お母さんとおじいちゃんは
「お前は何でもできる!」
と導き続け、前向きに過ごしていたそうですよ。
けなげです!
でもある日、転機が訪れます。
1歳になった妹がスカウトの目にとまり、コマーシャルの撮影に参加することになったのです。
「RJにも俳優のチャンスがある」とエージェントに持ちかけられ、
2006年、一家は思い切ってロサンゼルスに引っ越すことにしました。
さあ、この後RJはどんな活躍をするのでしょうか?一緒に追っていきましょう!
ディズニードラマ『ハンナ・モンタナ』、 そして『ブレイキング・バッド』! RJ・ミッテのデビューと過去出演作品
ロサンゼルスに移ったRJは、ホームスクールを続けながら演技を学び始めました。
学校に行かなかったRJは演劇クラスを通して同年代の友達を作ったそうです。
そしてすぐに、あのマイリー・サイルス主演のティーン向けディズニードラマ
『シークレット・アイドル・ハンナ・モンタナ』にエキストラ出演、デビューを飾りました。
その後、自分だからこそできる作品を探し求めていた時『ブレイキング・バッド』に出会います。
インタビューで語ったジュニア役の意義とは…⁈
その時の心境を、あるインタビューでこのように話しています。
「自分の障害を活用できる役がないかどうか探してた時に『ブレイキング・バッド』を知ったんだ。
台本を読んだらとてもよく書かれていて『やるしかないでしょ』ってなったんだ。」
引用元:ABILITY Magazine
台本には
「ジュニア=濃い色の髪、太い眉毛、脳性まひ」
と書かれていたそうで、
「まさに俺のことじゃん!」
と思ったそうですよ。
そして5回に渡るオーディションを経てジュニア役を獲得します。
この時まだロサンゼルスに来てたったの6ヶ月、まさにスピード出世です。
実はジュニア役にはモデルがいます。
制作総指揮のヴィンス・ギリガンが大学時代に出会った重度脳性まひの友人でした。
ヴィンスはどうしてもこの友人のことをドラマに含めたくて、
実際に脳性まひと戦っている俳優を探していたんです。
RJは、ジュニア役を演じる意味についてインタビューでこう言ってます。
「(ジュニア役を通して)脳性まひについて視聴者にもっと知ってもらって、
身体障害と共に生きることはどんなことか理解してもらいたいんだ。」引用元:Brain and Life
まさにRJにしかできない役だったんですね!
さて、次では、RJの俳優以外の活動を見てみましょう!
脳性まひ、障害者についてもっと知ってもらいたい! RJ・ミッテのチャリティ活動
RJは脳性まひをもっと広く正しく認知してもらいたいと、いろいろな活動に参加しています。
RJが治療を受けた病院「シュライナーズ・ホスピタルズ・フォー・チルドレン」の
「Cut The Bull」という障害児に対するいじめ撲滅キャンペーンや
「Walk for Love」というチャリティウォーク、
「United Cerebral Palsy」という障害者支援チャリティのアンバサダーを務めたり、
「Scope」というイギリスの障害者チャリティをサポートしています。
「脳性まひは障害じゃない。いろんな可能性を秘めてるんだ」というRJ。
「あれができないこれができないって言われるから、そう思い込んじゃってるだけなんだ」とも。
RJだって車も運転できるしスケートボードも巧みに操れます。
そして、俳優として立派に活躍しています。
「脳性まひだから…」という偏見をなくそうと活動するRJは立派です!
さて、次ではRJのプライベートを見てみましょう!
どんな彼女が好みなの? インスタには「妻」の写真が…⁈ RJ・ミッテのプライベート
RJのインスタを見ると、お母さんと妹の写真がたくさん出てきます。
今も3人一緒に暮らしているんだそうですよ。
特に妹のレイシアナ・キャリエレのことは溺愛しているみたい。
赤ちゃんの時から父親のように世話してきてるんですから、当たり前ですよね。
そんなRJ、恋もちゃんとしています。
初めての大恋愛は15歳の時で、5年間付き合ったそうです。
それってちょうど『ブレイキング・バッド』出演中じゃないですか!!
誰だろう…気になりますね…!
その後も何人か彼女がいましたが、仕事であちこち飛び回ることが多く、長続きしないみたい。
好みはきちんと教育を受けた強い女性。
優しさと寛大さに惹かれるそうですよ。
「家には妻(お母さん)と娘(妹)がいるから、今はあまり恋愛に関心がないんだ」
なんて冗談を言うRJ。
今は家族で充実した時間を過ごしたいんでしょうね。
さて、最後にRJの最新作を見てみましょう!
驚愕の純資産額! コメディドラマや映画にも挑戦! RJ・ミッテの最新作
『ブレイキング・バッド』で一躍注目されたRJ、
その総資産は250万米ドル、日本円にして約2億6000万円と言われています。
すごい!
そんなRJは『ブレイキング・バッド』後、モデルとしても活躍しました。
カジュアルウェア「Gap」の広告に出たり、
イギリスのブランド「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のモデルとして
ミラノのファッションショーに出演したんですよ。
テレビでは2014年のドラマ
『スイッチ~運命のいたずら~(原題:Switched at Birth)』シーズン3に出演、
車椅子に乗った医学生キャンベルを演じました。
最近はコメディにも挑戦していて、
2019年にはドラマ『ナウ・アポカリプス~夢か現実か⁉︎ユリシーズと世界の終わり』や
映画『Standing Up for Sunny(原題)』などで新境地を開いています。
同年には『ブレイキング・バッド』のスピンオフ映画
『エルカミーノ:ブレイキング・バッド THE MOVIE』も公開されましたが、
RJは出演しませんでした。
この映画はアーロン・ポール演じるジェシー・ピンクマンが主人公だから、しょうがないのかな。
「ジュニアのいろんな面を演じてみたい」と話してるので、
更なるスピンオフがあると良いですね!
「障害は弱さではない。知識と強さを表してるんだ」と言うRJ。
これからも前向きに力強く生きる様を見せてもらいたいです。
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