こんにちは、「にぎわす.com」のコブタです^^
テレビ東京でも第3シリーズ放送中となりました、
『NUMB3RS(邦題:ナンバーズ
天才数学者の事件ファイル)』
第1シーズンが始まった途端に、ものすごい人気でしたが、第3シーズンともなると、どんどん脂が乗ってきてますね!
その中から、今日は主人公:チャーリーの親友で、南カリフォルニア大学で教鞭を取る、
天才物理学者:ラリー・フラインハート役
ピーター・マクニコルをフォーカスしてみたいと思います。
言わずと知れた、名脇役中の名脇役ですが、一体どんな方なのでしょうか!
『ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル』の主な出演者
FBI捜査官ドン・エプス(兄)役ロブ・モロー
・・・(日本語吹き替え: 内田 直哉)
天才数学者チャールズ・エプス(弟)役デイビッド・クラムホルツ
・・・(日本語声優: 咲野 俊介)
アラン・エプス(父)役ジャド・ハーシュ・・・(声優:長 克己)
物理学者: ラリー・フラインハート役ピーター・マクニコル
アミタ・ラマヌジャン役ナヴィ・ラワット
テリー・レイク役サブリナ・ロイド
デイビッド・シンクレア役アリミ・バラード
メーガン・リーブス役ダイアン・ファール
コルビー・グレンジャー役ディラン・ブルーノ
リズ・ワーナーFBI捜査官役アヤ・スミカ
物理学者ラリー役
ピーター・マクニコル プロフィール
~公式ホームページと宣材データ、出演番組より~
名前: 本名: 生年月日: 1954年4月10日(62歳) 出身地: アメリカ合衆国テキサス州ダラス 活動分野: 俳優、声優、監督、脚本家 身長: 体重: 75kg 出身校: 趣味: バグパイプ、 好きな事: 旅行、映画鑑賞 Twitter: Peter MacNicol(@PeterMacNicol1) |
物理学者:ラリー役ピーター・マクニコル
生い立ちとデビュー
ピーター・マクニコルは、1954年4月10日、テキサス州ダラス生まれ、ダラス育ちの米国人俳優さん。
本名は、ピーター・C・マクニコルさんというそうで、
専業主婦の母:バーバラ・ジーン・マクニコルさんと、
現在は聖公会系キリスト教の司祭をつとめる、ノルウェー系アメリカ人の父:ジョン・ウィルバー・ジョンソンさんとの間に生まれた5人兄弟の末っ子。
別名:ピーター・ジョンソンという、お父様の姓を使用している事もある。
お父様のお父様、つまりピーターのおじいちゃんが、ノルウェー人なのだそうで、お母様のほうは、フランス系カナダ人、アイルランド、オーストリア、ドイツ、イギリス、オランダ、スコットランド系アイルランド人など、数々のご先祖様が居るそう!
ちなみに、お父様の苗字:ジョンソンは、英国やスコットランド系の苗字で、元はラテン語の「ジョハンズ」から。
Johnson自体は、「Son of John(ジョンの息子)」という事から来ているそうですが、大基は、ヘブライ語「Yochanan(神よ、私と息子に目をかけて下さい)」の意味らしい。
その後、アメリカ大陸や、ヨーロッパ大陸の様々な国に派生し、枝分かれしていていった苗字で、ジョーンソン、ジョインソン、ジョーンズ、ジェハン、ジーン、などすごい数。
ちなみに、ピーター本人が名乗っておられる母方の姓「MacNicol(マクニコル)」のMac(Mcの方もおられますね、ユアン・マクレガーとか、マコーレー・カルキンとか)とは、元はスコットランドやアイルランドのお名前で、「Mac(~の息子)」の意味。
つまりピーターの場合は、MacNicolなので、「ニコルの息子」という事ですね。
お母様は、ミドルネームもジーンですし、苗字もなんかロマンを感じますね。
ジョンの息子は、ニコルの息子なのかー・・・。
ご両親の祖先は全く別(国すら違う)の場所出身。
けれども、実は限りなくスコットランドやアイルランド系って事なのでしょうね。
ちなみに、お姉さんのクリスティー・マクニコルさんも、子役の頃から活躍する女優さん。
ダラス大学に進学したピーターですが、後に、ミネソタ大学でも勉強しており、卒業しているかどうかは不明。
時期は別ですが、ニューヨーク大学では、映画製作の集中講義のみ受講しており、彼の学生時代は、演技を始めとする、その他たくさんの科目やプログラムを勉強している。
元々は、古生物学者になりたかったという事で、化石化した生き物の骨を研究していたそうですが、結局様々な種類の人々を生き生きと演じる「役者」という職業を選んだピーター・・・
演技の際には、事実を知ってるだけあって、役に真実味が出そうですが、興味の対象が、まるで逆なところが面白いですね。
そして役者としてデビュー:
経験を積み始めるピーター・マクニコル
1978年、ミネアポリスのギャスリー劇場で、2シーズンに渡って、シェイクスピアの『ハムレット』や、イプセン『王位請求者たち(原題:Kongs-Emnerne)』などを演じたピーター。
1980年には、NYのオフ・ブロードウェイ劇場デビュー!
ベス・ヘンリー原作『Crimes of the Heart(クライムス・オブ・ザ・ハート)』を演じていたが、翌年に所属事務所がブロードウェイに移転し、ピーターはブロードウェイの賞『シアターワールド賞』を受賞!
これは、メリル・ストリープなども受賞している、立派な賞!
すごいな、デビュー2年で!
そんな実力者なので、ここに所属している間、彼の演技に注目したキャスティング・エージェントが、ピーターに連絡!
これが後の、メリル・ストリープ主演映画『Sophie’s Choice(邦題:ソフィーの選択)』(1982)出演に繋がります。
ちなみに、ピーターの映画デビューは、その1年前、1981年のディズニー&パラマウント共作の『Dragonslayerドランゴンスレイヤー』で、主人公の若者:ゲイレン役!
共演の英国人俳優:サー・ラルフ・リチャードソンと肩を並べて、いきなり主役で映画デビューを飾ったわけですね!
出演作品を観た事ない人は居ないはず?!
ピーター・マクニコルの多数の過去出演作品
ほぼデビューから主役で、映画界に登場してしまったピーター・マクニコル。
主役から、助演、脇役に至るまで、あまりの出演作品の数々・・・
紹介しきれませんので、代表的なものだけ一気に行きますよ!
1987年、ダラス劇場センターにて、『All the King’s Men(邦題:『すべての王の民』)
ブロードウェイでピーターの名前がクレジット表示されたものだけでも『ブラック・コメディ/ホワイト・ライズ』、
セントラルパーク内にある野外劇場で開催されるNYシェイクスピア祭では、
史劇『リチャード2世』、
悲劇『ロミオとジュリエット』を始め、
喜劇『十二夜』、
『Rum and Coke(ラム&コーク)』
『Found a Peanut(ファウンド・ア・ピーナッツ)』などに出演している。
1989年『ゴーストバスターズ2』では、ビル・マーレー演じる、ピーターの元恋人:ダナ(シガニー・ウィーバー)の同僚として登場!
とんでもない事で、物語を盛り上げる役柄でしたね!
1993年『Addams Family Values(邦題:アダムス・ファミリー2)』では、後にTV『ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル』で、親友兼同僚チャールズ・エプス役を務める事になる、当時まだ子どもだったデビッド・クラムホルツと共演を果たしている。
1994年、テレビドラマ『チアーズCheers』「Look before you sleep」の巻では、ホテルの受付従業員を演じている。
こちらは、現在日本でも放送中『CSI:科学捜査班』の主役でもある、テッド・ダンソン主演、10年以上続いたコメディドラマなので、知っている人も多いはず。
スリルだけど、コメディミュージカル映画『Radioland Murders(邦題:笑撃生放送! ラジオ殺人事件)』に、サン・ライター役で!
同年『シカゴ・ホープ』にシーズン1~2中盤にかけて登場。
同じ番組クリエイター(デイビッド・E・ケリー)のドラマ『Ally McBeal(邦題:アリー・マイ・ラブ)』への定期的な出演になるまで、『シカゴホープ』でアラン・バーチ役を演じます。
ただ、ファイナルゲストとして、シーズン5の第5話に顔を見せてくれてますよ!
1995年、『Dracula: Dead and Loving It(邦題:レスリー・ニールセンのドラキュラ)』に、トーマス・レンフィールド役。
そしてピーターの存在を、完膚なきまでにお茶の間に印象付けたのが、1997年スタートの、法律ドラマ『Ally McBeal(邦題:アリー・マイ・ラブ)』でした。
この作品で、主人公アリーの同僚弁護士:ジョン・ケイジを、なかなかに小賢しく、コミカルに演じたピーター。
人に何か証明したい時、あのオーバーリアクションで、得意げに喋る様子に影響され、翌日には会社で我が癖かのごとくオッサンも出没しました(笑)
ちなみに先ほどの『シカゴ・ホープ』も含めて、こちらの『アリー』でもピーターは、エミー賞や俳優組合賞など、演技部門や助演男優部門を総ナメ!
書いていないものもあるので、数えられませんが、ノミネートも含めると、とんでもない数の認められかたですよー・・・!
この年は、イギリスのほぼ無声(ヴィジュアル)コメディ『ミスター・ビーン』Mr.Beanの、映画版『Bean: The Ultimate Disaster Movie(邦題:ビーン)』で、アメリカ上陸した、例の男の話に出演している。
このシリーズ、大好きでした!
当時まだDVDは主流ではなかったので、筆者はこの映画のNHS(ビデオテープ)の英語字幕を買ったのですが、一緒に買った知人が日本語吹き替えを買ったので、見せてもらったら・・・
まぁびっくりする程面白くなかったです。
勝手に「~~だねん」みたいな変な言葉が語尾に付けてあり、ドン引きしました。
ここまで、元作品の意図を台無しにする日本語吹き替えがあったとは!
2005年『ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル』で、主人公の天才数学者の親友:ラリー・フレインハートを演じた際は、お茶の間からの指示が絶大に(笑)
こちらのキャラクター、かなりユニークというか、変わり者役であった為と、それゆえか、ラリー出演を楽しみに待つ視聴者が続出。
ストーリー内の色んな設定で、降板したりした際には、ネットに「ラリーが居ないのは寂しい。ラリーを楽しみに見ていたのに・・・」などの声が吹き荒れた。
ただ、復帰も果たしているので