こんにちは、「にぎわす.com」の akiraです^^
今回は、これぞ!ミュージカルドラマ!の代表作となりましたね、
『glee/グリー』
(原題: glee)
さぁ、いってみましょう!
その中から今日は、
フィン・クリストファー・ハドソン役
コリー・モンティス
をピックアップしてみたいと思います!
シーズン終了から早数年・・・全ての輝いたキャスト達の今を追ってみたいと思います。
コリー・モンティス プロフィール
名前: Cory Montheith(コリー・モンティス)
本名:
Cory Allan Michael Monteith
(コリー・アラン・マイケル・モンティス)
生年月日: 1982年5月11日
出生地: カナダ・アルバータ州カルガリー
出身地: カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー
没年月日: 2013年7月13日(享年31歳)
死没地: カナダ、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー
活動分野: 俳優、歌手、声優
身長: 192 ㎝
体重: 85 kg
特技: ドラム
好きな歌手: レディー・ガガ
好きなスポーツ: アイス・ホッケー
Instagram: Cory Monteith@_cory_monteith_
Twitter: Cory Monteith@CoryMonteith
コリー・モンティスの生い立ちと学生生活 学校になじめず、13歳から薬物使用
コリーは1982年5月、カナダのカルガリーで、インテリア・デコレーターの母アンと軍人の父ジョーの次男として生まれました。
彼が7歳の時に両親が離婚。
その後母、兄と共にブリティッシュコロンビア州へと移り、暮らします。
残念ながら学校になじめず、13歳の頃から薬物を使用。
不登校にもなり、いろいろな学校へ転校するものの、16歳で中退します。
この頃にはアルコールと薬物依存症となり、家族や友人からお金を盗むことも・・・
それでも彼の家族や友人は彼のことを見捨てず、19歳の時薬物依存を克服するための施設に入り、回復。
ディスカウントストアの店員やタクシー運転手、車の修理工などいろんな仕事をして生活していた頃、友人から「俳優になってみたら?」と言われたことで、演技に興味を持ち始めます。
実際に演劇レッスンを受けてみると、先生から才能があると認められ、オーディションを受け始めるようになったそう。
その友人と演劇レッスンの先生に先見の明があったということですね。
コリー・モンテスのデビューと過去出演作品 『スーパー・ナチュラル』や『カイルXY』などSF作品にも出演
コリーのデビュー作品はカナダのSFドラマ『スターゲイト アトランティス』。
彼が20歳の時なので、俳優を目指してすぐに役をもらったことになります。
ジェニー・プライベートとして1話だけでの出演ですが、セリフもキスシーンもありました!
『スターゲイト』に出演していたコリー・モンティス(動画・英語)
その後『スーパーナチュラル』や『ファイナル・デッドコースター』(原題:Final Destination 3)など、小さな役ですがドラマや映画への出演が続きます。
2006年には『カイルXY』に主人公カイルが心を寄せる女の子アマンダの恋人、チャーリー・ターナーとして出演。
こうやってみるとSF系の作品に多く出ていますね。
そして2009年『グリー/glee』でメインキャストの一人フィン・ハドソン役に抜擢!
甘いマスクに、すてきな歌声、おまけにスポーツも得意!
とても優しくて、ちょっととぼけていて・・・
そんなフィンに多くの人々は魅了されました。
コリー・モンティスのグリー・ビデオ・ダイアリー(動画・英語)
上の動画はキャスト・メンバーとニューヨークに行った時の動画。
なんとコリーにとってはこれが初めてのニューヨーク!
プライベートな部分が見られるなんて、ファンとしてはうれしい限り。
みんな仲良しで、仕事以外でも楽しんでいる様子が分かりますね。
『グリー/glee』の好演で、たくさんの賞にもノミネートされ、2009年にはアクターズ・ギルド賞でもコメディ部門での賞を、2011年にはティーンズ・アワードでコメディ俳優賞など受賞しました。
フィン役で忙しい中、2011年にはセリーナ・ゴメス主演の映画『恋するモンテ・カルロ』(原題:Monte Carlo)にオーウェン・アンドリュース役で出演。
更に『Sisters and Brothers』(原題)にもメインキャストの一人ジャスティンとして出演します。
ずっと知っていると思っていた兄弟・姉妹のことをもっと知るようになるコメディ映画。
彼の隣にいるのがお兄さんになるのですが、兄弟ならではの確執をうまく演じ、役者としての幅も広がっていきます。
俳優だけじゃないぞ! コリー・モンテスの、声優活動 『シンプソンズ』に『グリー/glee』メンバーと特別出演
コリーはアニメ『シンプソンズ』と『ザ・クリーブランド・ショー』で声優として出演。
『シンプソンズ』では「エレメンタリー・スクール・ミュージカル」というエピソードでフリン役。
『シンプソンズ』に出演したグリー・メンバー(動画・英語)
この時はコリー以外にも『グリー/glee』メンバーが特別出演していたんです。
主人公バートの妹リサがミュージカル・クラスに興味を持つよう誘うという設定。
コリーは子どもの頃からみていた番組に出演できたことを喜んでいたでしょうね。
コリー・モンテスのプライベート リア・ミッシェルと付き合う前の恋人はテイラー・スウィフトとのうわさも!
コリーの恋人が『グリー/glee』でレイチェルを演じたリア・ミッシェルだったことは有名ですよね。
二人はドラマでの共演を通して、2011年から付き合い始めました。
同時に、自分が薬物依存症であることも発表。
リアの影響で、お金の管理を始めたり、食生活にも気を付けるようになったり、人間的にも成長し始めます。
しかし、薬物をやめることはできず、2013年3月仕事を一旦休んで、治療のためリハビリ施設に入所。
リアはもちろん、周囲の人も彼の回復を期待して、一か月後に退所します。
しかし、その数か月後、バンクーバーのホテルで彼が亡くなったことが判明。
死因は薬物の過剰摂取でした。
仕事も私生活も順調そうに見えても、彼の中では何か解決しがたい問題があったのかもしれません。
当時の恋人であったリアがどれほど悲しく、自身の無力さを痛感したか・・・
彼女は今でも彼の命日にはインスタにメッセージを発信しています。
そして、実はテイラー・スウィフトも彼が死んだことを受けて「言葉が出ない」とツイート。
リアと付き合う前、二人は付き合っているのでは?という噂されていたんです。
二人がそのことを公言はしませんでしたが、グラミー賞のパーティで二人が仲よさそうにしている様子から噂が広まります。
長くは続きませんでしたが、テイラー・スウィフトの曲「Mine」(原題)はコリーとのことを歌っていると話題になりました。
コリー・モンテスの遺作と最後 『グリー/glee』では彼の死を追悼するエピソードを放送
彼の遺作となった作品の一つは、2013年に公開された『All the Wrong Reasons』(原題)。
さすがに高校生役を演じる『グリー/glee』とはちょっと違う雰囲気ですね。
この映画ではPTSDを抱えた妻の痛みをいやすことができず、同じの職場の女性と不倫してしまう男性ジェイムズ・アスチャーを演じました。
この時共演したケビン・ゼガーズはコリーの友人で、遺灰の一部を渡されています。
そして、もちろん『グリー/glee』も。
「大好きだったフィンへ」(原題:The Quarterback)のエピソードをご覧になった方も多いと思います。
サンタナを演じたナヤ・リヴェラが 「If I Die Young」を歌うシーン(動画・英語)
いつもクールで、涙なんて見せないサンタナが、泣き崩れて途中で歌えなくなってしまう…
彼女だけでなく、みんなが彼との思い出、失った悲しみを表現していますが、演技ではなかったのでしょう。
こちらはMs Mojoが集めたフィンのベスト・シーン。
『グリー/glee』でのフィン・ハドソン・トップ10(動画・英語)
こんなに才能あふれた俳優が亡くなってしまったこと、未だに信じられません。
彼の笑顔と歌声、ひたむきな姿勢はこれからも私たちの心を動かし続けるでしょう。