こんにちは、「にぎわす.com」のコブタです^^
今回の、2016年(平成28年)6月6日(月)放送の大人気教訓番組
『しくじり先生 俺みたいになるな!!』は、
【かつみ❤さゆり】でしたね!
今まで様々な番組で、失敗しまくった事業の話をネタに「借金王」の名を欲しいままにしてきた夫・かつみさん。
それをいつも笑顔で支えてきた8歳程若い嫁の、美魔女・さゆりさん。
「しくじり先生」ではその総まとめともいえる、病気の克服・夫婦二人三脚でがんばって来られた様子が語られます。
かつみ❤さゆり公式プロフィール
~公式ホームページと宣材データ、出演番組より~
コンビ名: かつみ・さゆり(カツミサユリ) 愛称: かつさゆ 活動分野: お笑い 結成念: 2000年4月(16年目) 出身地: 関西 所属事務所: オフィシャルサイト: 公式ブログ: Facebook: |
芸名: 太平 かつみ(タイヘイ カツミ) 本名: 市田 克彦(イチダ カツヒコ) 生年月日: 1963年2月27日(53歳) 出身地: 京都府京都市 活動分野: 身長: 172㎝ 体重: 58kg 出身校: 趣味: 野球 Twitter: |
芸名: 尾崎 小百合(オザキ サユリ) 本名: 市田 小百合(イチダ サユリ) 生年月日: 1969年7月15日(46歳) 出身地: 兵庫県神戸市長田区 活動分野: お笑い、 身長: 163㎝ 体重: 45kg 胸囲: 82㎝ ウエスト: 57㎝ ヒップ: 84㎝ 血液型: O型 出身校: 趣味: フィギュアなどのお宝グッズ集め 特技: 声楽、ピアノ |
かつみさんの生い立ちとキャリア
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夫・かつみさんは、京都出身和歌山育ち。
元・高校球児で、大阪大学時代には経済を専攻しておられました。
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子どもの頃から、とにかくお金に執着した理由は「大資産家の3番目の愛人の子」であったらしく、生まれた時はお父さんは60前後。
資金援助も全くなかったという事で、母一人子一人であったという。
5回程しか会った事がなかったとの事で、高校生の時挨拶に行くと、「お前なんぞワシの子じゃないわ」と言われたが、その口調や身振りが自分とそっくりであった為、「父親や」と思ったという。
「いつか親父を見返してやる」と思っていたという。
大学で経済を勉強し、そのまま吉本へ。
当時はものすごい漫才ブーム。
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ダウンタウンの1年後輩ではあったものの、腕前は確かで、新人賞などはダウンタウンより多かったといい、1984年に芸能界に入って、「どんきほ~て」結成3年で1000万円を稼ぎだした。
![]() バブルとは |
時はバブル。
アパートを借りるより、マンションを買った方が安かったといい、25歳で2680万のマンションを購入・・・
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半年後にマンションが完成した頃には、8000万円の価値になったという。
半年で5000万円以上の利益が出てしまった。
その際、銀行に頼み込まれ「借りてくれ」と言われ、1000万円を借り受けたという。
それを元手に株投資をしたら、半年後5000万円儲かってしまったという。
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もはや投資の勉強ばかりして、漫才ネタもそっち寄りに(笑)
そして28歳で資産3億円を達成。
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そこで「信用取引」を覚え、3億円全てを投資・・・
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結果「-4億7000万円」損!
つまり、1億7000万円の借金を背負ってしまう。
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そこからかつみさんの借金地獄に。
この時まださゆりさんとのお付き合いは始まっていない。
妻・さゆりさんの生い立ちと、18歳の起業
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電気店の娘として生まれ、3歳からピアノを習い、そのまま音大(短大)へ。
両親と、おじいちゃんおばあちゃん、曾おばあちゃん達に本当に愛されて育った、箱入り娘。
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門限もあり、部活後すぐに帰宅、彼氏ができたら親激怒。
そんなワケで、「ベルサイユのばら」など漫画の世界が大好きで「いつか白馬の王子様が来てくれる」と信じていたという。
音大に行く、そのピアノの腕前は、芸能人のピアノの上手さを競う番組などで優勝する程。
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またその可愛いお顔と、そんじょそこらのアイドルなんかとは比べものいならないような、ものすごい美脚からわかるように、吉本入社前から『ミスコン荒らし』として有名であったという(これ、誇張とかじゃなくマジのやつです)。
今でも年齢不詳で、そこらのアイドルも真っ青の美魔女ですもんね!
音大入学する頃、新聞で募集されていた「スポーツ番組のアシスタント」をすることになり、かつみさんより5年遅い、1989年芸能界デビュー。
![]() 若き日のさゆりさん |
意外な事に、かつみさんと知り合う前、さゆりさんもビジネスを起こした事があるという。
世はバブル。
そこで知り合った様々な業界の方に「いいビジネスがあるんやけど」と、
『松茸加工ビジネス』を薦められ、自宅の倉庫の2階で社長としてスタート。
![]() 松茸のお吸い物の中に入ってる、ペラっとしたアレを作る仕事だそう |
まな板と包丁を持って、おばちゃん達を集めて、和気あいあいと作業するのでほとんどはかどらず、サイズもバラバラ・・・全て返品を食らったという。
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結果、600万円の借金返済に追われ、仕事とバイトに明け暮れ、大学は中退に・・・。
その後、番組主演が縁で、吉本に所属する事となる。
バラエティ番組で運命の二人は出会う
1990年、さゆり20才。
当時、かつみさんは億の借金を抱えていた為、周囲からは「あいつと関わるな」扱いであったという。
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お金を借りたいとか、保証人になってくれなどと一度も頼んだ事はないが、
先輩にはむやみにハンコを押し、連帯保証人になってしまった坂田利夫さんや、間寛平さんが沢山の借金を抱えていた為、
吉本では「楽屋内では、金の貸し借り、ハンコの突き合いはしてはいけない」という決まり事ができ、その結果、あんな扱いになっていたという。
そんな中、警戒心の無かったさゆりはどんどんかつみさんに話しかけ、かつみさんはさゆりさんが好みのタイプであったため、すごいアプローチを。
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「このどん底で、どんだけポジティブなの?!
こんなポジティブなら、付いて行っても大丈夫かも」と思って交際開始。
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「ここがどん底だから、もはや落ちる事はないだろう。上がるしかない」と思って、付き合い始めたというが・・・
本来ならば、お金の問題などは交際前にクリアにして付き合うべきであったといい、
更にそれはどん底などではなく、かつみさんの「底」などそもそも無く、底は抜けていたという(笑)
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ほどなくして、2人は甘くもない同棲生活へ
親には「女先輩芸人さんの家に泊めて貰っている」と嘘をついていたという。
衝動買いせぬよう、空腹をごまかすため、アメをなめながら50円だけを持って、もやし売場へ直行。
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そんな生活で、同棲開始1ヶ月で5㎏も痩せてしまったという。
ライフラインも命に係わらない順に止められる為、必死で頑張ったという。
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「私が支えてあげなきゃ、この人ダメになっちゃう」思考の典型的な女・さゆり。
![]() ダメ男に母性をくすぐられる人の行動例 |
かつみさんの借金は、借りすぎて、もはやどこからいくら借りているかわからず、
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1年かかって調べた結果、43社から借りている事が判明。
しかもそれは、1ヶ月に返すべき数だそう。
さゆり最大の発明の「借金早見表」で、
それまでなら「払え」と言われた順に払っていたものを、待ってもらえるところ、利息が高くて早く払わないといけないところがわかるようになったという。
![]() かつさゆ「さゆり」が発明! |
驚愕! ハプニング続出の二人の
「借金返済ドリーム計画」の数々
大クワガタの繁殖ビジネス。
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![]() しかし、大量の飼育ケースに変な虫が集まり、バルサンを炊いたところ、クワガタも虫だった。 |
夏になっても一向に孵化しないクワガタにやっと気づいたという。
希少な猫、マンチカンの繁殖
まだ日本にマンチカンはほとんど居ない頃。
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![]() しかし留守をする前、さゆりの母に「ワクチン打っといてください」と預けたところ、「去勢手術もしといたよ」で、エンド!(笑) |
100円ショップの経営
まだ世に100円ショップができる前! 2カ月半で閉店。
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いちいち目の付け所が、早すぎる。
ラーメン店の経営
![]() さゆりの発注ミスで、原画のまま変な看板に! |
7ヶ月で閉店したもの、これも1ヶ月で¥1200万というすごい売上に!
ミニスカートを着せたお姉ちゃん達にウエイトレスをさせたところ、
何の店だと思われたのか「システム教えて下さい」と、男性客がいっぱい来て、大繁盛(笑)
![]() さゆりの部屋をイメージしたら、風俗店みたいに。。。 |
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その時点で、借金2億円。
さゆりは「この人は一生私が面倒みてあげないとダメだわ」と。
そのまま1992年、2億円の借金を抱えたまま結婚。
![]() 96年、2億の借金を抱えたまま結婚したかつみさゆり |
ご両親が結婚を許してくれたキッカケ
よくもさゆりさんの親御さんはご結婚を許してくれたものだと思いますが、一説によると
「まだ結婚が決まる前、阪神大震災の時に、実家のさゆりさんの生活する部屋が完全につぶれた。
が、その時たまたまかつみさんとパリに旅行中であったため、ご両親はかつみさんが娘の命を救ってくれたと同じだ、と感激し結婚を承諾した」との事です。
そんな矢先「どんきほ~て」相方が実家を継ぐため、解散してしまう。
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本業はしっかり頑張っていたかつみさん・・・
その為、ピン芸人となり、若手が断るような厳しくて、怖い仕事もすべて引き受けたという。
更に、大富豪の父親がなくなり、生前どこかの会社の保証人になっていたのか、10億円の負債を課せられたという。
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急いで吉本の弁護士さんに相談し、遺産放棄。
その時、再び借金が「2億」に戻った事で、「これなら返せる」という心理に!ww
中田カウス師匠のススメで、夫婦漫才コンビを!
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その後中田カウス師匠のすすめで、夫婦漫才コンビを組んだ二人。
![]() 「ボヨヨ~ン!!!」は元は、かつみを応援する「がんばるポン」だった。 |
過酷なロケ、怖い取材ばかりをするかつみさんを、カメラの陰から小さなポンポンを持って応援していたところ、両手がふさがる為、首にかけられるように工夫し、ついには頭に取り付け「頑張るポン」と呼んでいたが、今では立派なギャグに!
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ところが、元々体の強くなかったさゆりさんは、多忙なスケジュールに、ついに番組収録中に倒れ、緊急搬送されてしまう。
![]() 過酷なスケジュール |
![]() 結果「卵巣嚢腫・子宮筋腫・子宮内膜症」の3つを併発している事がわかる |
「10年後には生きていない」と医者に言われたという。
「芸人として、舞台の上、TVで死ねるなら本望。
自分が寝ている事で、借金の返済が滞ったらどうしよう」
と、すぐに復帰しようとするさゆりさんに、かつみさんと初めて夫婦喧嘩。
![]() 「アホか~!!! さゆりちゃんが生きているだけで人生の支え!」 |
![]() 「この世の中に、命以上に大切なものなんか何もないんじゃ!」 |
と、初めてみる顔と声で泣くかつみさんに、やっと手術を決意。
仕事が終わって、毎日病室に泊まり込むかつみさん。
眠るさゆりさんを見て、自分を責めたという。
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そして自分が独りよがりであったことに気付いたという。
さゆりさんは1ヶ月後、無事退院。
![]() すっぴんもかわいい、かつみさゆりさん |
そして今まで、知識もないのに自分の独断で勝手に決めていたビジネスに、初めてプロのアドバイスを得て、ビジネス経営をしようとする。
年商1億のボヨヨンスイーツガーデン開店
![]() ボヨヨンスイーツガーデン |
一発逆転を狙わず、リーズナブルで学生さんにも来てもらえるようなお店にしたという。
すると、初年度から年商1億円を突破。
黒字経営で、借金もどんどん小さくなっていったという。
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最終章:将来に不安を持つ全ての夫婦へ
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どんな時も隠しごとをせずに本音を伝える。
![]() 自分よりも相手に幸せで居て欲しいという気持ち。 |
さゆりさんがコンビを組む時言われた言葉が印象的
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「夫婦とは、コンビとは、全て半分こや。
そこにガムがあったなら、その一枚も半分こ。
二つに分けても、大・小が出来てしまったら、
必ず大きい方を相手にあげる気持ちを持とう。」
「状況が悪くなった時、相手のせいにするのではなく、
うまく行ったときに、『ありがとう、この人のおかげやわ』と思ってやっていこう」という。
両親からは無償の愛を貰った。
しかし、かつみさんからも同じくらいの無償の愛を貰った。
親と同じくらいの愛を感じられるってすごい事。
かつみさんは言う。
「僕は、愛人の子。母が死んだら、ほんまに天涯孤独。
でもさゆりちゃんは、『私が家族になってあげる』と言ってくれた。
優しく接してくれた。僕は本当に幸せな男」という。
何の援助もなかったのに、借金だけ課せられたかつみさん。
父親をひどく恨んだという。
けれどさゆりさんは「本当に嫌いなら産ませたりしないよ。
お父さんは、その体と人生をくれたじゃない」と言ってくれたという。
「どうして別れないの?」と言われるが・・・
自分が家族から受けただけの愛を、かつみさんにも知って欲しかったという。
『家族って、大切な家族が困った時、見捨てますか?』というさゆりさん。
私はかつみさんの家族だから見捨てない。
沈む時は一緒に沈むつもりで、乗り込んできた。
これからもずっとついていく」という。
借金を抱えた苦しんでいるご夫婦に言いたい。
「決してくじけないで!
借金って、その人の信用です。
貸してもらった分はあなた自身の信用です、必ず返せますから、頑張って元気で返して行って下さい」という。
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かつさゆさんのしでかした事は確かにバカバカですが・・・
夫婦としての在り方は、感動ですし、本当に勉強になります。
一度は誓って夫婦になったのに、さしたる修復の努力もせずに、トラブルとなったらすぐ離婚するご夫婦が当たり前の時代に・・・
亭主関白でもカカア天下でもなく、イコールの関係で支え合っているかつさゆさん!
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見習わなければなりませんね。
自分の結婚の時には、是非参考にしないとなぁと思ったコブタでした^^
P.S.
残念ながら、「ボヨヨンスイーツ」は、建物側の経営者が変わった事で突如閉店が決まってしまったそうですが、そのノウハウを生かして、是非是非またスイーツ店やって欲しいですよね^^