アンナガン悪妻スカイラー役はブレイキングバッドでエミー賞ノミネートの超実力派長身女優!病気での激ヤセ!生い立ちやクリミナルマインド、デッドウッド、エルカミノなど人気出演作を詳細に!

こんにちは、「にぎわす.com」の Satokoです^^

 

普通の人がだんだんと悪に染まり、内面も行動もどんどん常人離れしてくるストーリー展開と、けれども主人公を責める事ができない=感情移入してしまうドラマ構造で、いぜんとしてすごい人気を誇るドラマですね!

ブレイキング・バッド
(原題: Breaking Bad)

みなさん、観ておられますでしょうか?

典拠: TV Series Finale

 

 

その中から今日は、欲求のままに行動する”ザ・悪妻”を演じ、話題となった、

スカイラー・ホワイト役

アンナ・ガン

典拠: Hollywood.com

をピックアップしてみたいと思います!

 

『ブレイキング・バッド』のスカイラー役で「スカイラー叩き」に合い、大変な思いをしたそうです…

 

『ブレイキング・バッド』メイン出演キャスト

典拠: Best Thq Wallpapers

主人公:ウォルター・ハートウェル・ホワイト・シニア役ブライアン・クランストン
・・・(日本語吹き替え:牛山 茂)

元教え子:ジェシー・ブルース・ピンクマン役アーロン・ポール
・・・(声優:茂木 たかまさ)

妻:スカイラー・ホワイト役アンナ・ガン
・・・(声:唐沢 潤)

息子: ウォルター・“フリン”・ホワイト・ジュニア役RJ・ミッテ

 

妻の妹: マリー・シュレイダー役ベッツィ・ブラント

妻の妹の夫(麻薬取締官): ハンク・シュレイダー

 

弁護士: ソウル・グッドマン役ボブ・オデンカーク

マイク・エルマントラウト役ジョナサン・バンクス

グスターボ・“ガス”・フリング役ジャンカルロ・エスポジート

 

ヘクター・“ティオ”・サラマンカ役マーク・マーゴリス

リディア・ロダルテ・クエール役ローラ・フレイザー

ドット・アルキスト役ジェシー・プレモンス

 

アンナ・ガン・プロフィール

引用元:allfamous.org

名前: Anna Gunn(アンナ・ガン)

本名: Anna Kathryn Gunn(アンナ・キャサリン・ガン)

生年月日: 1968年8月11日(51歳)

出生地: アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランド

出身地: ニューメキシコ州サンタフェ

活動分野: 女優、声優

出身校: ノースウェスタン大学

身長: 178 ㎝

体重: 59 kg

胸囲: 89 ㎝

ウエスト: 66 ㎝

ヒップ: 86 ㎝

ブラカップサイズ:  D70

靴のサイズ: 26 cm

 

作家を目指していた少女が女優に転身! アンナ・ガンの生い立ちと学生生活

引用元:hollywoodreporter.com

 

アンナ・ガン(Anna Gunn/本名:Anna Katheryn Gunn)は1968年8月11日、
アメリカ・オハイオ州クリーブランドに生まれました。

お父さんは不動産エージェント、お母さんはインテリアデザイナー、そしてお兄さんが1人いるそうです。

 

小さい頃にニューメキシコ州サンタフェに引越し、中学高校は地元のサンタフェ・プレパラトリー・スクールに通います。

小さい頃はずっと作家になりたいと思っていたアンナですが、高校のドラマ授業で演劇に目覚めました。

 

「役作りしたりお芝居を通して物語を伝えたりすることに、夢中になったの。

授業中いっつも『演技を仕事にしたい、残りの人生ずーっと演技してたい!』って言ってたの覚えてるわ。」

引用元:The Daily Northwestern

 

引用元:northwestern.com

 

そして授業で「記憶を呼び起こす」という課題に取り組んだ時、自分でもびっくりするようなことが起きました。

 

「遠く離れた大学に行ってしまうお兄ちゃんに空港でお別れを言った時」
の記憶を呼び起こしたところ完全にその時の自分になりきってしまい、自然と涙が溢れてきたのです。

 

この経験が決め手となって、本格的に女優を目指す決意を固めました。

 

両親はそんなアンナを献身的に支えてくれて、
お父さんは吹雪の中もアンナを劇場まで送り迎えしてくれたり、
お母さんは衣装を作ってくれたりしたそうです。

素敵なご両親ですね!

 

そして1986年に高校を卒業するとイリノイ州にあるノースウェスタン大学に入学、演劇を専攻します。

 

大学時代のアンナ。どれかわかりますか?
引用元:northwestern.edu

在学中には、イギリス・ロンドンにある「ブリティッシュ・アメリカン・ドラマ・アカデミー」に半年間の留学も経験します。

そして1990年に大学を卒業、夢を追い求めてロサンゼルスに移ったのでした。

 

この後アンナがどんな活躍をしていくのか、一緒に追っていきましょう!

 

ドラマ『となりのセインフェルド』『デッドウッド』! 映画『エネミー・オブ・アメリカ』! アンナ・ガンのデビューと過去出演作品

『となりのサインフェルド』
引用元:tvovermind.com

 

アンナのテレビデビューは1992年の『タイムマシーンにお願い(原題:Quantum Leap)』

こちらは、ドラマ『NCIS』の、スコット・バクラの主演ですね!

 

それ以降、テレビに映画に、コンスタントに活躍を続けています。

 

1993年にはあの大人気コメディドラマ『となりのサインフェルド(原題:Seinfeld)』にも出演。

 

映画デビューは1994年のショートムービー『French Intensive(原題)』でした。

 

1998年にはウィル・スミス主演映画『エネミー・オブ・アメリカ(原題:Enemy of the State)』にエミリー役で出演。

 

『デッドウッド』
引用元:thesun.co.uk

 

2005年からは西部劇ドラマ『デッドウッド~銃とSEXとワイルドタウン(原題:Deadwood)』シーズン2・3にレギュラー出演します。

『デッドウッド』はアメリカ・サウスダコタ州に実在するデッドウッドという街を舞台に描かれた西部劇で、アンナはマーサ役を演じました。

 

そして2008年、『ブレイキング・バッド』が始まりました。

『ブレイキング・バッド』
引用元:latimes.com

アンナが演じたのはブライアン・クランストン演じるウォルター・ホワイトの妻、スカイラー。

 

スカイラーは浮気したりウォルターを追い出したり、子供を守りたいがために自分の気持ちのまま行動してしまう、いわゆる「悪妻」のような存在として描かれていました。

 

そんなことから回を追うごとに「アンチスカイラー」の視聴者が増えていき、
当時のファンサイトやインターネットでの
「スカイラー嫌い」
「スカイラー叩き」
はものすごいものがあったそうです。

 

次第にその矛先はアンナにも向けられるようになり、ドラマのプロモーション会場で
「君の演じる役はなんであんなにクズなんだ?」
と質問してくる人がいたり、
「アンナ・ガンがどこにいるのか誰か教えてくれ、そしたらあいつを殺せるから」
と殺人予告のような書き込みもされ、
身の安全を守る対策も取らざるを得なかったそうです。

 

『ブレイキング・バッド』
引用元:ew.com

 

そんなアンナは2013年、ニューヨーク・タイムズ紙に社説を寄稿。

悪質な書き込みがいかに多かったか、
いかに深く傷ついたか、
こういうバッシングは女性キャラクターには起きるが男性キャラクターには起きないこと、
これはアンナの人格の問題ではなく視聴者自身の女性に対する考え方に問題があること、
などを書き綴りました。

 

ウォルターを演じたブライアンもアンチの行き過ぎた言動にこんなことを言っています。

 

「旦那が嘘をついてるのが判明して、
旦那が違法なことをしているのが明るみになって、
その上この旦那は家族を危険な目に巻き込んでるんだ。

なのに彼女が非難されてるなんて、マジかよって思う。

客観的に考えても呆れるね。」

引用元:Entertainment Weekly

 

こんな理由からか、アンナはSNSアカウントを一切持っていません。

 

見ている側が役柄と演者を混同してしまうことはよくあることかもしれませんが、これはひどすぎます。

 

しかし、裏を返して言えば、視聴者が本気で嫌いになってしまうほどのアンナの「熱演」でした。

それほど、アンナの演技力が素晴らしいということなんです。

 

その証拠に、アンナはスカイラー役でエミー賞に3回ノミネートされ、2回も賞を獲得しています。

 

エミー賞授賞式にて
引用元:ew.com

 

「スカイラー騒動の真っ只中にいたことは楽しくなかったけど、いろんなことを学んだわ」
と言うアンナ、あっぱれ前向きです!

 

さて、次ではそんなアンナのプライベートを見てみましょう!

 

妊娠、『ブレイキング・バッド』、そして病気… 今現在の状態は? アンナ・ガンのプライベート

アラスターとアンナ
引用元:dailymail.co.uk

 

アンナは1990年にスコットランド出身の俳優・不動産エージェントのアラスター・ダンカンと結婚しました。

1990年と言うと、アンナが大学を卒業した年ですね。若くして結婚したんだ!

 

2001年には長女のエマちゃんが、2006年には次女のアイラ・ローズちゃんが生まれています。

2人とも今はもうティーンエージャーです。

 

次女のアイラちゃんを妊娠したのは『デッドウッド』終わりの頃。

変わらない見た目を保つため、撮影中はコルセットを使用しなくてはならなかったそうです。

 

長女エマちゃんと
引用元:vergewiki.com

 

そしてアイラちゃんが生まれたのは『ブレイキング・バッド』撮影直前。

アンナは子育てにヘトヘトで、『ブレイキング・バッド』の打ち合わせを何回もキャンセルしてしまったそうです。

 

スタッフからとにかく台本を読むように諭され読んでみると…

あっという間に読破!

 

すぐにスタッフに電話して「明日現場に行くから」と伝えたそうです。

最高の脚本って役者の心を動かしちゃうんですね!

 

そうして始まった『ブレイキング・バッド』、なんとスカイラーは妊娠しているという設定でした。

アンナは特別な衣装を付けてお腹を大きく見せなくてはいけなかったそうです。

 

本当の妊婦のように見えますね
引用元:breakingbad.fandom.com

 

「妊娠中の、お腹の中に赤ちゃんがいるっていう感覚が好き」と言うアンナですが、
さすがにお腹に詰め物を入れるのは「ちょっと違うかな…」と感じたそうです。

 

でもそこは女優!妊娠中の動きにくさとか息苦しさとか違和感とか、すぐに思い出して演技に反映したそうです。

 

そして2009年、アンナはアラスターと離婚。

2人の娘を引き取り、シングルマザーとして新たなスタートを切ります。

 

そんなアンナに体調不良が襲い掛かったのは2013年のことでした。

『ブレイキング・バッド』最終シリーズ撮影中にみるみる体重を失ってしまい、かなりキツイ状態だったそうです。

 

「撮影中に病気になっちゃって、それが体重に影響したの。

コルチゾン(ステロイドホルモンの一種)を処方されて、体重が戻り始めたわ。」

引用元:Dailymail Online

 

確かにものすごい違いです
引用元:toofab.com

 

公にはされていませんが、アンナの病気はループス、つまり全身性エリテマトーデスではないかと言われています。

セレーナ・ゴメスも闘っているあの難病です。

 

「スカイラー叩き」騒動も影響してたのかな…

「今はもう大丈夫」というアンナですが、当時はとても辛かったでしょうね。

 

そんなアンナを間近で見ているお嬢さん2人は、間違いなく「偉大なママ」を尊敬しているはず。

素敵な親子関係を、いつまでも保って欲しいですね。

 

さて、最後にアンナの最新作を一緒に見てみましょう!

 

ドラマ『クリミナル・マインド』映画版『デッドウッド』 そして『エルカミーノ:ブレイキング・バッド THE MOVIE』⁈ アンナ・ガンの最新作

『クリミナル・マインド』
引用元:filmfurther.com

 

『ブレイキング・バッド』後の話題作といえば、
2015年の『クリミナル・マインド FBI行動分析課(原題:Criminal Minds)』

アンナはシーズン10のエピソード19にリリー特別捜査官として出演しました。

 

実はこのエピソード、その後始まる『クリミナル・マインド』のスピンオフシリーズ『クリミナル・マインド国際捜査班(原題:Criminal Minds: Beyond Borders)』のパイロット版の役割も果たしていました。

 

でもいざスピンオフシリーズが始まると、リリー特別捜査官の姿はなく・・・どうしちゃったんでしょうね…

実は、スピンオフ自体が、途中で打ち切りとなったのでした。

 

そして2019年には、長年映画化が噂されていた『デッドウッド』がついに『デッドウッド~決戦のワイルドタウン~(原題:Deadwood: The Movie)』として映画化されました。

アンナはもちろん、マーサ役で出演しています。

 

『エルカミーノ』
引用元:sickchirpse.com

 

そして同年、『エルカミーノ:ブレイキング・バッド THE MOVIE』も公開されます。

アンナはもちろんスカイラー役で出演…
と言いたいところなのですが…

スカイラーの出演シーンはありませんでした。

 

理由として考えられるのは、
この『エルタミーノ』の主人公はアーロン・ポール演じるジェシー・ピンクマンであって、
スカイラーとジェシーの仲はあまり良くなかったということ。

 

ようやく解放されたジェシーが、わざわざ自分を嫌っているスカイラーに連絡を取るわけないですよね。

 

そう考えれば、まあ納得、というところですが、
欲を言えばやっぱりあのアンナの迫真の演技が見たかったです。

 

頑張りましょう!
引用元:twitter.com

 

バッシングを受けても、病気になっても、常に前に進んでいくアンナ。

 

これからもずっと、素晴らしい演技を見せてもらいたいです!