『ナイトライダー』喋る車の車種や、キットの声優:ウィリアムダニエルズとは?

こんにちは。
イギリス・ウェールズから世界の情報をお届けするアケミ・スミスです。

 

今回は続編の決まった『ナイトライダー』についてお話しますね。

 

 

『ナイトラーダー』は80’sにアメリカで大ヒットしたテレビシリーズ。

主人公:マイケル・ナイトと、喋る車キット。 典拠: Daily Mail

主人公:マイケル・ナイトと、喋る車キット。
典拠: Daily Mail

あの喋る車、ご存知ですか?

キット(KITT)っていうんですけどそれはあだ名で、ナイト2000とも呼ばれています。
主人公はベイ・ウォッチでも有名なデイビット・ハッソルホフ

キットには最新のコンピューターが仕込まれていて、デイビット扮するマイケルと会話ができるのです。

 

そこで今回はこの名車ナイト2000の声をされているウィリアム・ダニエルズ氏についてお話します。

出典:davidhasselhoffonline.com

出典:davidhasselhoffonline.com

現在の最新技術も近づいてはいるけれど、まだまだキットほどユーモアのセンスあふれる車はないでしょうね。

『ナイトライダー』のメインキャスト

マイケル・ナイト役デビッド・ハッセルホフ
キット声優:ウィリアム・ダニエルズ(日本語吹き替え: 野島 昭生)

デボン・マイルズ役故エドワード・マルヘアー

ボニー・バーストウ役パトリシア・マクファーソン
エイプリル・カーティス役レベッカ・ホールデン

キットの声優:ウィリアム・ダニエルズってどんな人?

ウィリアム・ダニエルズはニューヨークのブルックリン生まれ。

決して裕福な家庭ではありませんでした。
でも彼は子供の頃から歌を歌ったり舞台に立つのが大好きでした。
テレビのバラエティーショーなんかに参加したりして、巷ではチャイルドスターだったようです。

 

若い頃はミュージカルがメインでした。
15歳にしてブロードウェイの舞台に立ち、やがては演劇の勉強のためにウエスタン大に通うことになり、そこで後に妻となる『ツインズ』でアーノルド・シュワルツネガーの母親役で有名なボニー・バーレットに出会うのです。

 

出典:media.thecelebrityauction.co_

出典:media.thecelebrityauction.co

 

大学卒業後まもなく、ウィリアムはテネシー・ウィリアムの戯曲『熱いトタン屋根の猫』で舞台の大成功を納め、さらにブロードウェイにて活躍を続けます。

 

出典:New-York-City-Cente

出典:New-York-City-Cente

 

60’sの半ば頃から、テレビの普及とともにウィリアムもテレビ、または映画へと仕事の幅を広げます。

『卒業』で主演のダスティン・ホフマンの父親役をしたのはとても有名です。

他にもジョン・デンバー主演のコメディ『オー!ゴッド』などにも出ています。

 

 

テレビではいろいろな番組のチョイ役で出始め、テレビ初の大作となったのがこの『ナイトライダー』

キットの声は誰が聞いてもわかるくらい、世界中で有名になりました。

『ナイトライダー』キットの日本語声優は?

日本ではもちろん吹き替え。

では日本のキットはいったいだれだったんでしょうか?

 

それは野島昭生さんという声優さん。

あの『ベルサイユのバラ』の黒い騎士ベルナールの声や『Drスランプ』のDrマシリトの役をされています。

キットの声があまりにもはまりすぎているので、カーナビが出現下頃、ナビの声としても大流行!

出典:Behind The Voice Actors

出典:Behind The Voice Actors

 

息子さん二人も声優をされていて、親子で共演もされたことがあるそうです。
なんともほほえましいですよね。

 

その後ウィリアムは『セント・エルスウェア』の外科医、『ボーイ・ミーツ・ワールド』の校長先生役などでテレビでの大活躍を続けます。
私は『グレイズ・アナトミー恋の解剖学』のトーマス先生役が好きですね。

 

出典:IndustryCentral

出典:IndustryCentral

もう89歳ですけれどご健在です。

来年3月には彼の本There I Go Again: How I Came to Be Mr. Feeny, John Adams, Dr. Craig, KITT, and Many Othersが発売されることになりました。

 

今までの芸能生活の集録といったところでしょうか。

喋る車キット:車種の名前は?
原作とネクストの車種は同じ?

実はこのヒット番組の続編が決定しました。

今までも『ナイトライダー・ネクスト』をはじめ、何度続編が手がけられたけど原作ほどヒットはなし。

でも今回はあの『ファスト&フュリアス』のダイレクター、ジャスティン・リンが手がけるとのことで、かなり期待ができますね。

 

そこでとっても気になるのがあのキットの車種。

原作はポインテック・トランサムでした。ポインテックは1926年にGMが発売。
それ以来いろいろなバージョンが出たけれど、2010年に生産停止。

 

でも今でもこのトランサムは、オークションで信じられないほどの高値で売れるとか。
やっぱり車好きにはもってこいの車種なんですよね。
乗ってる人、なんとなくマイケル・ナイトを意識してる人が多くて笑っちゃいますよね。

 

『ナイトライダー・ネクスト』ではキットもナイト2000からナイト3000にバージョンアップしたこともあってか、フォード・シェルビーGT500KRムスタングに変わりました。

 

車頭のフラッシュライトの加減やタイヤのホイルのデザインだとか、かなり原作に似てはいるのですが、やっぱりディビットが乗っていないせいか、独特のよさがなくなったような気がします。

 

これは未だにショーン・コネリーの007にかなうジェィムズ・ボンドはいないと思っている私の意見です。お許しください!

 

『ファスト&フュリアス』の大ファンの私にとっては次のナイトライダーがとっても待ち遠しいです。
ぜひ原作を上回るような、いや、原作とは一味違うけれども今風の洗練されたSICKな作品になってほしいですね!!

 

出典:Pinterest

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