こんにちは、「にぎわす.com」のコブタです^^
今回の、リオ五輪もいよいよ終盤に差し掛かってきましたね!
どの国もメダル獲得にしのぎを削っていますね!
先進国になればなるほど、人口の多い国になればなる程、オリンピックに選手を送りだしてくる数、すごいですよね!
選手団が、数百人単位で来る!
現在、メダル獲得数が第1位の国はアメリカ。
3位の中国も、「先進国」という位置づけではないものの、大所帯でやって来た!
オリンピックとは、才能と努力溢れる選手たちの集合体なわけですが、
そ~んなオリンピックにも、さまざまな選手たちが増えている!
![]() 典拠: healthyceleb.com |
今日はその中から、昨今よく検索される
トム・デイリーこと、
トーマス・デイリー選手
をピックアップしてみたいと思います!
Contents
トーマス・デイリー選手公式プロフィール
~公式ホームページと宣材データ、出演番組より~
名前: Thomas Daley(トーマス・デイリー) 本名: 通称: Tom Daley(トム・デイリー) 生年月日: 1994年5月21日(22歳) 出身地: 英国デヴォン州プリマス 活動分野: 飛び込み 身長: 177㎝ 体重: 74kg 出身校: オフィシャルサイト: Facebook: Tom Daley(@TomDaleyOfficial) Instagram: Tom Daley(tomdaley1994) Twitter: Tom Daley(@TomDaley1994) |
まだ10歳にもならないうちから、本格的な飛び込みの大会で活躍し始めた、現在22歳のトーマス・デイリー選手。
オリンピックを含む、国際大会だけでも35個のメダルをゲットしており、国内の大会と合わせると、56個という・・・
もはや彼にとって、メダルなど珍しくもなんともなさそうなトーマス選手ですが、
まだ20代になったばかりとはいえ、彼の人生はスポーツ以外でも、そんなに安直なものではなかったといいます。
トーマス・デイリーことトム・デイリーの生い立ち
1994年、イギリスのデヴォン州プリマスに、ロバートというお名前のお父様と、デビーというお母様の間に生まれる。
3つ離れたウィリアムと、5つ離れたベンという2人の弟が居る。
![]() 子どもの頃のトム |
子どもの時には、若きカナダの飛び込み選手アレクサンドレ・デスパティー(13歳でコモンウェルス大会で、金メダルを獲った選手!)と、イギリスのレオン・タイラーに憧れていたという。
飛び込みのレッスンを受け始め、2002年には競技チームに加えられ、『8、9才少年部』でメダルを獲得。
以後、子どもながらに国内の様々な大会で、お子様部門のメダルをどんどん獲ってゆく。
2004年6月。10歳の誕生日には、ナショナルジュニア(18才以下)グループで、最年少優勝を果たし、舞台は段々と国外にも移ってゆく。
転校せざるを得なかったイジメ
11歳からエッグバックランド・コミュニティー・カレッジという学校に通っていたトム。
13歳で「チャイルド・ライン」という児童虐待防止団体のサポーターになった際「去年、いじめにあっていた」と公表した事で、勇気があると話題に。
驚くべきことに、北京オリンピック以降、学校でいじめを受け始めたという。
父親のロバートさんは、「イジメ対策がうまくいかなかったため、一時的に転校させた。」と述べている。
「イギリスも実は、近年のイジメ問題の増加に頭を悩ませている国」というのは 知っていましたが、オリンピック選手までいじめる子どもが居るだなんて、いい根性してますね・・・。
何を太刀打ちできると思ったのか、やっかみなのか、「国の誇り」にも近いオリンピック選手に・・・
広い目で見ると、国家の損害ですよw
もはやオリンピックに出たトムなので、「奨学金も出すので、受け入れたい」という学校もあったものの、遠方であったなど様々な理由で、最終的にプリマス・カレッジへ、よい条件で転校。
トムは、後にそこを素晴らしい成績で卒業している。
![]() 典拠: skysports.com |
支えてくれたお父さんの死
息子のピンチを、転校させたりして、支えてきたお父様ですが、2011年、40歳の若さで脳腫瘍の為亡くなってしまいます。
まだ17才のトムには、大人以上に大きなショックだったと思います。
しかし、イジメや父の死を乗り越えたトムの快進撃は、メダルの数にあるように、どんどん続いていきます。
![]() 典拠: thirdyearabroad.com |
大会の順位やメダル数については、英国水泳協会HPをご覧ください。
トーマス・デイリーの恋愛騒動
幼少期から、その功績によってメディアに頻繁に登場していたトム!
その小動物のような愛くるしい容姿から、思春期になると、当然彼の恋愛にもメディアが注目した。
まずは13歳の時からの友達である、アメリカ人女子飛び込み選手とのキャシー・クックと噂された。
トムはそれについては否定している。
そして、2012年ロンドンオリンピックに出場したトム。
その際、トムはピーター・ウォーターフィールド(男性)氏との関係について、Twitterでひどい中傷を受けた。
その件では、同性愛嫌悪者であるドーセット・ウェイモースに住む17才の少年と、28歳のプロサッカー選手が、後に逮捕されている。
![]() バラエティ番組などでも活躍! |
![]() オチャメなトム! |
ついに出た!恋人はまさかの男性
2013年12月トムはYouTubeで、恋人は男性である事などを公表し、「今はゲイである」という事をカミングアウト。
それまでは、否定じみたコメントもしていたトムですが、動画公開以降、堂々と恋人について語っている。
![]() いろんな取材にも応じるカップル |
トムは、両性愛者(バイセクシュアル)であるという事ですが、
「女性の事も好きではあるけれど、彼と一緒に居る今ほど、幸せに感じた事はない。」
「カミングアウトすることは難しい決断だったけれど、愛など感じた事もなかった僕に、それは、ほんとに突然やってきた。
彼の事が頭から離れなくなってしまった。
女性と恋愛関係にあった時もあったけれど、ランスに対して感じるようなポジションで他の人を思った事はなく、彼に出会ってから女性達に感じていた情熱以上の強い感情を彼に対して持ってしまった」
と述べている。
・・・これ、ゲイの真剣なカミングアウトじゃなかったら、「私は何を見せられているの?」と思うような、おのろけですね^^
トーマス・デイリーの婚約者とは?!
ちなみに、トムの愛するランスとは、アメリカ人の映画作家、ディレクターやプロデューサーもこなすダスティン・ランス・ブラック氏。
アカデミー脚本賞なども獲った方。
![]() とても40代には見えない! |
二人はロンドンで同棲中!
2015年10月、タイムズ紙(新聞)の慶弔欄(!)に二人が婚約した事が告知された。
![]() 婚約ってこんな感じでいいんだ・・・ |
いくらいろんな州で同性婚を認める動きが出てきたにしろ、世界中が知る選手なので、心無い誹謗中傷や、幾多の苦難が待ち受けているやもしれませんが・・・
トムには、そんな誹謗中傷など乗り越えて、幸せになってほしいなぁと思います。