こんにちは、「にぎわす.com」の Satokoです^^
さて、今回も!
『glee/グリー』 (原題: glee)
さぁ、いってみましょう!
その中から今日は、
シャノン(シェルドン)・ビースト役
ドット・ジョーンズ
をピックアップしてみたいと思います!
シーズン終了から早数年・・・
全ての輝いたキャスト達の今を追ってみたいと思います。
ドット・ジョーンズ・プロフィール
名前: Dot-Marie Jones(ドット-マリー・ジョーンズ)
本名: Dorothy-Marie Jones(ドロシー=マリー・ジョーンズ)
生年月日: 1964年1月4日(年齢56歳)
出生地: アメリカ合衆国カリフォルニア州ターロック
出身地: カリフォルニア州ヒルマー
活動分野: アスリート、女優、慈善活動家
出身校: カリフォルニア州立大学フレズノ校
身長: 191 ㎝
体重: 113 kg
特技: 腕相撲、砲丸投げ、重量挙げ、バスケットボール
好きな歌手・バンド: シェール、AC/DC
好きな歌: 「You Shock Me All Night Long」 by AC/DC
Instagram: dormariejones (@dotmariejones)
Twitter: Dot-Marie Jones (@dotmariejones)
若い時から運動神経抜群! 砲丸投げでオリンピック出場⁈! ドット・ジョーンズの生い立ちと学生生活
ドット・ジョーンズ(Dot-Marie Jones/本名:Dorothy-Marie Jones)は
1964年1月4日米カリフォルニア州ターロックに生まれ、
同州のヒルマーで育ちました。
6人兄弟の末っ子です。
ヒルマーの人口は今でこそ5000人ほどですが、
ドットが育った頃はたったの1500人。
駐車する時も、車の鍵なんてかけなかったそうです。
住民全員知り合いとも言える小さな田舎町だったんですね。
そんな環境だったからこそ、ドットはひどいいじめにあったと言います。
小さい頃から体の大きかったドットは、誰もが知る体格の良い女の子。
事あるごとに「異質」とみなされ、
他の子供からいじめの的にされたんだとか。
ひどいですね。
13歳の時にはほんの9カ月の間に
身長が171cmから186cmに伸びたそうですよ!
9カ月で15cmなんてすごい!
さすがに体が追いつかず背骨がねじれてしまい、
それを真っ直ぐにするために重量挙げを始めたそうです。
ってなんか、荒療治のような気もしますけど(笑)…
若い時から身体能力抜群だったドットは
中学から陸上(砲丸投げ)と重量挙げを始め、
ヒルマー高校に入るとバレーボール、バスケットボール、重量挙げ、砲丸投げと、
いろんなスポーツをするように。
でも一番好きだったのは砲丸投げでした。
バスケ奨学生として大学に進む話を断って
モデスト・ジュニア・カレッジで砲丸投げを続け、
当時の女子砲丸投げ全米ジュニアカレッジ記録を樹立。
努力が実ったんですね。
その後、カリフォルニア州立大学フレズノ校に全額奨学金を得て進学、
砲丸投げに没頭します。
大学卒業後はフレズノ郡少年保護観察所にカウンセラーとして勤めながら選手を続け、
1988年と1992年にはなんと、オリンピック選考会に出場するほどでした。
1988年の選考会では全米6位に食い込むほどのトップ選手だったんですよ!
そんな生粋のアスリートだったドットが、なんでエンタメの道に…⁈
その謎に、迫ってみましょう!
筋肉バトルショーに出演! 『glee/グリー』の役は性別が女性から男性に! ドット・ジョーンズのデビューと過去出演作品
ドットに転機が訪れたのは1991年のこと。
当時アメリカで大人気を博していた筋肉バトルショー『American Gladiators』(原題/日本では『激突!アメリカン筋肉バトル』として放映されました)に出演していたドットの友人から新しいバトル番組への誘いを受け、
オーディションに参加することにしたのです。
そして数百人の中から選ばれたのが
中世の戦士をテーマにしたバトル番組『Knights and Warriors』(原題)。
「最も凶悪な女戦士」として出演しましたが、
1シーズンで打ち切りになってしまいました。
ここからドットは、「脇役女優」として活躍を始めます。
1994年にはシットコム『Married… with Children』(原題)で初めて主要キャストに。
2001年にはヒラリー・ダフ主演のディズニードラマ『リジー&Lizzie』(原題:Lizzie McGuire)で
中学の体育教師、ケリー先生役として出演しました。
そして2010年から『glee/グリー』に出演。
そのきっかけはなんと、スーパーマーケットでの立ち話だったんですよ!
『glee/グリー』の企画原案者ブラッド・ファルチャックともともと知り合いだったドットは
スーパーマーケットでばったり彼と遭遇。
「今何してるの?」と聞くと『glee/グリー』をやってるとの答えが。
冗談のつもりで「じゃあ、脚本に私のことも含めてよ」と言うと…
なんとその2カ月後にオファーの電話がきたのです!
そんなことってあるんだ!
そんなドットが演じたビースト先生は、
最終シーズンで性別を変えて男性になりましたね。
その展開は、台本を読んで初めて知ったそうです。
自身もLGBTQであるドットは
台本を読み進めるるうちに感動で涙が止まらなくなり、
撮影日も感動が押し寄せ、ずっと泣きながら家に帰ったそうです。
なにせ、200人のトランスジェンダー・コーラス隊に囲まれたんですから…
この感動はぜひ、シーズン6エピソード7「Transitioning」をチェックしてみてください!
シャノン・ビーストとして「体が大きくて男勝でストレート」の女性に勇気を与え、
シェルドン・ビーストとして「性転換コミュニティ」に誇りを与えたドット。
嘘偽りのない姿を演じようと、全力で取り組みました。
この「誰も排除しない」「いろんな人がいて、それでいい」っていうメッセージが
『glee/グリー』人気の秘密なんでしょうね。
そうそう、ドットは『glee/グリー』で他の役ができるとすれば、
ヘザー・モリス演じたブリトニーをやってみたかったんですって。
理由は「面白いから」!
実はドット、大のコメディー好き。
『glee/グリー』出演が冗談から始まってることも、
ドットらしいのかもしれませんね!
女優だけじゃないぞ! 「腕相撲世界大会15連覇」を達成したドット・ジョーンズ
生い立ちのところで触れていないスポーツがもう1つあります。
それは腕相撲!
1983年19歳の時に全くの初心者ながら女性腕相撲大会に出場すると、
なんと優勝を果たしてしまいます。
同年の世界大会にも出場すると、なんと世界チャンピオンに!
それから15年間、世界チャンピオンの座は明け渡さなかったそうですよ!
「2回腕を折ったわ。
私のじゃないわよ、相手選手のね。
気持ち悪い感覚よ。
壁を全力で押し込んでたら、いきなり壁が消えちゃうんだから。」
引用元:The Seattle Times
元世界チャンピオンをバッタバッタと倒したそうですから、
めちゃくちゃ強かったんでしょうねえ!
鍛えに鍛えて、1995年の最盛期には、腕周りが44.45cmもあったそうです。
砲丸投げと腕相撲の二刀流!
頼もしいですね。
そんなドットのプライベートはどうなっているのでしょう?
次で見てみますよ!
ドットの妻は? 2020年には心臓発作で緊急手術!? ドット・ジョーンズのプライベート
2013年12月21日、ドットは2010年から付き合っていたパートナー、ブリジット・キャスティーンと結婚しました。
ブリジットは2回目の結婚で、前の旦那さんとの間に3人の娘さんがいます。
一番上の娘さんは大学のためオランダにいますが、
下の2人の娘さんはドットとブリジットと一緒に暮らしてるんですよ。
「もう最高。
2匹の猫とアパートを持ってたところから始まって、
今では2匹の猫に2匹のブタ、3人の娘に妻、
それに家まで持ってるんだから。」引用元:Your Teen Magazine
そんな幸せな生活を過ごしていましたが、
2017年には妻ブリジットが心臓発作で倒れるというアクシデントが!
緊急搬送された病院で心臓に穴があいていたことが確認され、
穴をふさぐ手術を受けたそうです。
運ばれた病院にたまたま心臓の名医がいたことが功を奏しました。
そしてこの名医、ドットの命の恩人でもあるんです。
2019年12月、ドットは胸に痛みを覚えて病院に行くも
「気管支炎」「喘息」と誤診が続きました。
そして翌2020年1月にクリスマスの飾り付けを片付けてた最中、容態が急激に悪化。
妻ブリジットは迷わずこの名医の元へ直行します。
そして冠動脈狭窄症だと判明し、緊急手術を受けて一命を取り留めたのでした。
結局、心臓の血管が詰まってたんですね。
誤診、怖いですね…
セカンドオピニオンってやっぱり必要なんだな…
今は2人とも健康そのもの。
幸せな生活を過ごしていますよ。
さて、最後に、ドットの最新作を見てみましょう!
驚きの純資産! 『 アメリカン・ホラー・ストーリー』に、 2020年にはオフブロードウェイにも挑戦! ドット・ジョーンズの最新作
名脇役としてたくさんの作品に出演してきたドット。
その純資産は1000~1400万ドル、
日本円にして約10億4000万~14億6000万円にものぼると言われています!
すごすぎる!
そんなドットの『glee/グリー』以降の代表品と言えば、
2017年のテレビドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー:カルト』。
『glee/グリー』を手掛けたブライアンとライアン・マーフィーによるホラーシリーズに、ゲスト出演しました。
2020年2月にはミュージカル『Rock of Ages』(原題)でオフブロードウェイデビューも達成!
のはずだったんですが…
新型コロナの影響で、延期となってしまったようです。
もともとこのミュージカルの大ファンだったドット、
出演に大張り切りだったのに…
早く新型コロナが収束するといいですね。
最後に、どうしても皆さんに知ってもらいたいドットの言葉を紹介させてください。
「『リジー&Lizzie』に出てた時、いつも子役たちにこんな話をしてたの。
『知ってる?私がこの体をもらったのには理由があるの。
私たちみんな、理由があるのよ。
だから、自分が自分の体で何をするかは、自分自身にかかってるの。』
願望を語ることは誰にでもできるでしょ。
でも、もしこの体じゃなかったら、
15回も腕相撲チャンピオンになってないし、
1988年と1992年に砲丸投げでオリンピック選考会にも出れてない。ましてや、ビースト先生にもなれてないんだから。」
引用元:Your Teen Magazine
自分にないものを欲しがるのではなく、
自分を受け入れて、自分にできることをする。
奥が深いなあ!
いじめを乗り越えてきたドットだからこそ伝えられるメッセージですよね。
これからも、その豪快で明るい笑顔をたくさん見せてもらいたいです!
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