こんにちは、「にぎわす.com」の megumielbazです^^
今回、日本テレビ「映画天国」での地上波OAですね!
2010年、英・米合作
映画『わたしを離さないで』
(原題:Never Let Me Go)
英在住の作者:石黒一雄(カズオ・イシグロ)さんが、日系人であった事、
またその彼が昨年、天下のノーベル文学賞を獲った事で大変な話題になりましたね!
今回は『わたしを離さないで』から、
エミリー役
シャーロット・ランプリング
をピックアップしてみたいと思います!
70歳を超えた今も、世界を股にかけて活躍する現役女優シャーロット・ランプリング。
語り継がれる彼女のスキャンダラスな “伝説” を紹介します。
『わたしを離さないで』のメイン出演キャスト
キャシー役キャリー・マリガン
・・・(日本語吹き替え:三ッ木 勇気)
トミー役アンドリュー・ガーフィールド
・・・(声優:石母田 史朗)
ルース役キーラ・ナイトレイ
・・・(声:弓場 沙織)
エミリー役シャーロット・ランプリング
ルーシー役サリー・ホーキンス
シャーロット・ランプリング プロフィール
名前: 本名: 生年月日: 1946年2月5日(72歳) 出生地: イングランド・エセックス州スターマー 出身地: フランス、イギリス領ジブラルタル、スペイン 活動分野: 女優、モデル、歌手 身長: 167 ㎝ 体重: 52 kg 胸囲: 86 ㎝ ウエスト: 64 ㎝ ヒップ: 81 ㎝ ブラカップサイズ: Bカップ |
シャーロット・ランプリングの生い立ちと学生生活
シャーロット・ランプリングは1946年2月5日、
イングランド・エセックスにあるスターマー生まれのイギリスの女優。
今現在、御年72歳のベテラン女優です。
父はオリンピックで金メダルを獲得したこともあるアスリートで、英国陸軍将校のゴドフリー・ランプリングで、母は画家。
シャーロットが8歳の時に、家族は揃ってフランス・パリ郊外にあるフォンテーヌブローに移り住みました。
こうしてシャーロットはフランス語を習得しました。
フランス以外にもジブラルタルやスペインなどにも滞在していた時期もあるとか。
1964年に英国に帰郷後は、モデルとして、または姉サラと共にミュージックホールのアーティストとして活動を始めました。
シャーロット・ランプリングのデビューと 『愛の嵐』『まぼろし』『さざなみ』など過去出演作品
脇役で映画デビューしてから数年後、
巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督『地獄に堕ちた勇者ども(原題:The Damned)』に出演し、一躍脚光を浴びます。
その後、彼女をさらにスターへとのし上げたのは、1974年のリリアーナ・カヴァーニ監督作『愛の嵐(原題:The Night Porter)』でしょう。
ナチス将校と禁断の愛欲に耽るユダヤ人女性ルチアを演じ、当時大センセーションを巻き起こしました。
ナチの帽子をかぶり、上半身サスペンダーひとつで艶めかしく歌って踊るシーンの、危険な香りが充満した退廃的な美しさ。
映画史上最もスキャンダラスなシーンでしょう。
話題なだけでなく名作と謳われている本作は、彼女の生涯の代表作と言っても過言ではありません。
その後、大島渚『マックス、モン・アムール』や、
ウディ・アレン『スターダスト・メモリー』、
シドニー・ルメット『評決(原題:The Verdict)』ら世界の名だたる巨匠たちに起用され続けます。
70年代後半には、活動拠点をフランスとし、
外国人ながらほぼ主演女優として、有名監督らの作品に多く出演してきました。
イヴ・ボワッセ『男と女のアヴァンチュール/紫のタクシー(原題:Un taxi mauve)』や、
クロード・ルルーシュ『Viva la vie(原題)』、
ジャック・ドレー『トレンチコートの女(原題:On ne meurt que deux fois)』など。
そして時が過ぎ2000年、
54歳にしてフランスの売れっ子監督フランソワ・オゾンの『まぼろし(原題:Sous le Sable)』に主演し、いまだ衰えない美貌と女優たる風格を世に知らしめました。
消えた夫を捜し続けるストーリーとその結末は、日本でも話題となりキネマ旬報ベストテンでは外国映画5位という健闘ぶりでした。
それに続けて、同じくオゾン監督の『スイミング・プール』にも主演。
若手人気女優リュディヴィーヌ・サニエに負けず劣らないヌードを披露し、話題となりました。
オゾン作品には2013年の売春を描いた話題作『17歳(原題:Jeune et Jolie)』にも出演しています。
2001年には、フランスのオスカーと言われるセザール賞名誉賞を、
2002年にはレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエが授与されました。
このような経歴から日本では彼女を”フランスの女優”と誤解されていることが多々あるのでしょう。
欧州での活躍が目立つ中、2013年にはアメリカのドラマシリーズ『デクスター』に精神神経科博士エブリン役で出演し、世間を驚かせました。
その後も、カズオ・イシグロ原作の『わたしを離さないで(原題:Never Let Me Go)』や、
ラース・フォン・トリアー『メランコリア』、
ビレ・アウグスト『リスボンに誘われて(原題:Night Train to Lisbon)』などの世界の話題作に出演。
2015年に主演した映画『さざなみ(45 Years)』での静かながら情念を心に秘めた熱演は、世界の女優賞を総なめにしました。
そして、大人気シリーズ『ブロードチャーチ ~殺意の町~』には、2015年シーズン2から弁護士役で登場!
映画、テレビ、舞台。
どの分野でも世界を股にまけて第一線で活躍し続ける女優、シャーロット・ランプリング。
映画史に名を刻む偉大な女優のひとりであることは間違いありません。
音楽も愛す彼女は、様々なミュージシャンとコラボレーションし、その歌声を披露しています。
真相は闇の中! シャーロット・ランプリングの、自由奔放?な私生活
1972年、シャーロットは、ニュージーランドの俳優ブライアン・サウスクームと結婚していました。
一人息子ももうけたこの夫婦は当時、ランダル・ローランスという男性モデルと “ménage à trois”(「三人婚」という意の仏語)の生活を送っていたというのです!
自由・解放を掲げてヒッピーが台頭していた70年代初頭にも関わらず、
有名美人女優に関するこの報道はもちろんスキャンダルを巻き起こしたようです。
しかし、これに関して彼女自身はこのように語っています。
二人の男性と生活を共にしている、と発言したことによって騒動を起こしましたが、あまりにも誤解があります。
これには決して性的な意味は含みません。
私たちはただ、ひとつのアパートを共有していただけなのです。
真相は闇の中…
1973年、写真家ヘルムート・ニュートンによってホテルの一室で撮影された、
当時駆け出しの美人女優シャーロット・ランプリングの裸体。
すらっとした細身の長身に、豊かなシャタン色の髪、そして切れ長の少し垂れた印象的な目。
クール・ビューティーと呼ばれた若い頃のランプリングは本当に美しい!
スレンダーなのに内面からにじみ出る強烈な色気。
芸術的というか、神秘的なオーラさえ感じさせます。
この完璧な容姿で、前述の『愛の嵐』のような過激な役にも果敢に挑み、ヌードも厭わず、私生活さえスキャンダラス。
当時のファッションも世の女性の憧れの的であったそうです。
このように他に類を見ない個性を放ち、時代の最先端を行く “自立した強い女性像” であったことは間違いありません。
昔も今も、女性が憧れる女性像に君臨するシャーロット・ランプリング女史。
かっこよすぎます。
尊敬してやみません。
シャーロット・ランプリングの結婚歴や、 姉の自殺などのプライベート
1966年、姉サラが23歳の若さにして自殺してしまいます。
仲の良かった姉の死によって大きなショックを受けたシャーロット。
2人はまだ十代の頃に、一緒にキャバレーでパフォーマンスをして頑張っていた事もあるのだとか。
6年後、俳優のブライアン・サウスクームと結婚しました。
息子:バーナビー・サウスクーム(現在は映画ディレクター)も誕生しましたが、その後約5年の結婚生活に終止符を打ちました。
シャーロットはその後、フランス人ミュージシャンのジャン・ミッシェル・ジャールと再婚します。
彼女にとって2人目の息子、デイビット・ジャール(現在は歌手、俳優)をもうけるも、その後離婚。
それ以降は、フランス人ジャーナリストで実業家のジャン・ノエル・タッセと長年パートナー関係を続けていましたが、2015年の彼の逝去によって終わりを告げました。
その後もフランス・パリに住んでいるらしいシャーロットですが、深い悲しみに打ちひしがれているようです。
2018年公開作3本に出演! シャーロット・ランプリングの最新作 『ザ・リトル・ストレンジャー』
御年72歳のランプリング。
2018年公開作品でも3本に出演するという現役バリバリです。
1本目は、フランス映画『Voyez comme on danse(原題)』。
名優でもあるミシェル・ブラン監督作で、カリン・ヴィヤール、キャロル・ブーケという名だたるフランスのスターと共演の家族コメディ映画です。
まあ、フランス映画なのでおそらく日本で観られる可能性は少ないでしょう。
2本目は日本でも3月に公開されたアメリカ映画『レッド・スパロー』。
ジェニファー・ローレンス主演に加え、豪華キャストで話題となった女性スパイ映画です。
ランプリングは監督官として出演していました。
最後は、サラ・ウォーターズ原作のミステリー映画『ザ・リトル・ストレンジャー』。
アイルランド・イギリス・フランスの合作で、監督は『ルーム』などで知られるレニー・アブラハムソン。
人気急上昇中のドーナル・グリーソンを主演に迎え、かなり怖めのゴシックホラーに仕上がっているとのこと。
ランプリングはドーナル演じる医師が訪れる呪われた家族の主人ミセス・エイヤーズを演じています。
日本公開は未定ですが、かなり面白そうなので上映を望みます!
貫禄漂うシャーロット・ランプリングの出演作、ぜひチェックしてみてください!
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