こんにちは、「にぎわす.com」の Satokoです^^
今回、TV神奈川でも始まりました、海外ドラマ
『バトル・クリーク 格差警察署』
(原題: Battle Creek)
みなさん、観ておられますでしょうか?
ずいぶん荒っぽいタイトルだな、と思ったら、地名だったんですね!
ミシガン州バトル・クリーク市。
なんでも、1800年代、そこらの土地の測量に行って、原住民のネイティブアメリカン2人と小競り合いになり、襲われ、無事1人やっつけた場所が語源になっているそうですよ!
・・・「やっつけた」って・・・他人のとこへ行って勝手に測量してたら、原住民だってそりゃ怒るでしょうに・・・。
その中から今日は、
ラッセル(ラス)・アグニュー役
ディーン・ウィンタース
をピックアップしてみたいと思います!
ベテラン刑事ラスを演じるディーンには、
生死をさまよった壮絶な過去があるようですよ!
『バトル・クリーク』メイン出演キャスト
ミルトン・チェンバレン役ジョシュ・デュアメル
・・・(日本語吹き替え:川島 得愛)
ラッセル(ラス)・アグニュー役ディーン・ウィンタース
・・・(声優: てらそま まさき)
ホリー・デイル役オーブリー・ダラー
・・・(声:浅野 真澄)
アーロン・フィンクハウザー役
エドワード(グレープヴァイン)・フォーダムJr
フォンタネル・ホワイト役カル・ペン
キム・グゼヴィッチ役ジャネット・マクティア
ディーン・ウィンタース プロフィール
名前: Dean Winters(ディーン・ウィンタース)
本名:
Dean Gerard Winters
(ディーン・ジェラルド・ウィンタース)
生年月日: 1964年7月20日(年齢 55歳)
出生地: アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク・シティ
活動分野: 俳優
出身校:
Chaparral High School(高校)
Brophy College Preparatory(高校)
コロラドカレッジ(私立のリベラルアーツ大学)
身長: 183 ㎝
体重: 78 kg
Instagram: Dean Winters (@deanwintersofficial)
ニューヨークで生まれアリゾナへ! その後世界を放浪し再びニューヨークへ! ディーン・ウィンタースの生い立ちと学生生活
ディーン・ウィンタース(Dean Winters/本名:Dean Gerard Winters)は1964年7月20日にアメリカ・ニューヨーク州ニューヨークシティに生まれました。
お父さんはアイルランド系ですがお母さんはイタリア系、
だからディーンはイタリア語がペラペラなんですって。
.
2人の弟と1人の妹がいて、
一歳下の弟スコットも俳優、
もう1人の弟ブラッドフォードも脚本家として活躍しています。
幼少期はニューヨーク州のロングアイランドで過ごし、
10代の頃にアリゾナ州スコッツデールに家族で引っ越しました。
アリゾナの大自然を求めての移住でしたが
ニューヨークとアリゾナでは文化が全く違い…
ディーンにとっては最悪の引越しになってしまいました。
地元の高校を1年で退学、
1歳下の弟スコットと一緒に、家から離れたBrophy College Preparatoryというカソリック系の高校に通います。
高校卒業後はコロラドカレッジで英語を専攻しますが、
英語が好きだからってわけではなかったみたい。
「とにかく大学を早く卒業したかったんだ。
学校ってところとは馬が合わないんだよ(笑)。」
引用元:The Arizona Republic
ってことで逃げるように大学を卒業したディーンは放浪の旅に出ます。
アメリカ西海岸、香港、ヨーロッパを巡り再びニューヨークへ。
ニューヨークでは弟スコットが「一緒に演劇学校に行こう!」と持ちかけ、
2人はバーで働きながら演劇の勉強をすることに。
「イケメン兄弟バーテンダー」はすぐに話題となり、
バーは満員御礼大繁盛!
…ですが、すぐにクビになったんだとか。
「常連にタダでお酒を出してるのがオーナーにバレちゃって。
同じことを7~8軒のバーで繰り返したよ。」
引用元:The Arizona Republic
毎晩満員なのになんで儲けが…⁈ってなったんでしょうね…
そんな破天荒なバーテンダー・ディーンに興味を示したのが
常連の1人・TVプロデューサーのトム・フォンタナ。
ディーンはトムに誘われ、
彼のドラマ『ホミサイド/殺人捜査課(原題:Homicide: Life on the Street)』
に出演することになりました。
「タダ酒」はバーにとって大損害、
ディーンにとっては大チャンスとなったんですね!
学校嫌いの青年がニューヨークでチャンスをつかみエンタメの世界へ!
さあ、この後のディーンの活躍を一緒に追っていきましょう!
ドラマ『オズ』で兄弟共演?! バクテリア感染で手足の指切断、 ティナ・フェイの下した決断とは…! ディーン・ウィンタースのデビューと過去出演作品
ディーンのドラマデビューは1995年の『ホミサイド/殺人捜査課』。
そして1997年からはドラマシリーズ『OZ/オズ』が始まります。
プロデューサーのトム・フォンタナが製作指揮をとった『オズ』で、
ディーンはメインキャストのライアン・オライリーとして大ブレイク!
シーズン2からは弟のスコットも準主役として加わり
「兄弟共演」が実現します。
ドラマの中でも「兄弟役」だったんですよ。
さらに、ディーンのもう1人の弟ブラッドフォードも6エピソードの脚本を担当、
妹の旦那さんもプロデューサーとして8エピソードを担当するなど、
ウィンタース家にとってこの『オズ』はとても大切な作品になりました。
映画デビューは1997年の『陰謀のセオリー(原題:Conspiracy Theory)』。
そして2006年からはシットコム『30 Rock/サーティー・ロック』にティナ・フェイ演じる主人公リズの元彼デニス役で出演。
全7シーズンのうち15エピソードしか出演しませんでしたが、
街を歩けば
「お、ダミー(デニスの愛称)じゃん!」
と声をかけられるほどの人気キャラクターとなりました。
実はこのドラマ撮影中の2009年、
バクテリア感染で生死をさまよったディーン…
飛び込んだクリニックで倒れ心臓一時停止、
ICU入院3週間、
体の一部が壊死し両足の親指と片手の親指を切断、
その手術回数なんと17回…
という信じられないほど辛い経験をしました。
これは打ちのめされますね…
そんなどん底から立ち直らせてくれたのは、
病院の子供達と
『30 Rock』の監督兼共演者ティナ・フェイだったそうです。
「入院中かなり落ち込んでた時、
看護婦が小児病棟に連れてってくれたんだ。そこで義足をはめて夢中でサッカーをする子供たちを見て、はっと目が覚めたんだよ。
(中略)そして10回目の手術前に
ティナ・フェイが連絡してきたんだ。退院したらまた『30 Rock』に出てもらうわよっ
てね…そして退院後、本当に現場に戻ることができたんだ。」
引用元:Mademan
「一生分の借りがある」って言うぐらい
ティナに感謝しているディーン。
素敵な仲間ですね!
そして2014年、
キアヌ・リーブス主演・製作総指揮の映画『ジョン・ウィック(原題:John Wick)』に出演。
2015年にはドラマ『バトル・クリーク 格差警察署(原題:Battle Creek)』が始まります。
ディーンはミシガン州の小さな町バトルクリークの警察署に勤める
昔かたぎのベテラン刑事・ラスを演じました。
頑固でちょっと冴えないところもあるラスを演じるのは
とても楽しかったそうですよ。
1シーズンで打ち切りとなってしまいましたが、
最終回はディーンが「必見!」と言うほど面白い内容になっているそうです。
見逃さないで下さいね!
さて、次ではディーンの俳優以外の活動を見てみましょう。
保険会社Allstateのコマーシャルでティナ・フェイと共演! ディーン・ウィンタースのコマーシャル出演
バクテリア感染から復活してディーンを一躍有名にしたのはドラマでも映画でもなく…
保険会社のコマーシャル!
ディーンが2010年から出演し続けているのは
「Allstate」という保険会社のコマーシャル。
ディーン演じる「メイヘム」というキャラクターがいろいろな災難(車に引かれるとか階段とか落ちるとか…)に巻き込まれますが、
保険があれば大丈夫!という筋書きのシリーズものです。
「メイヘム(mayhem)」って英語で「大混乱」って意味なんですよ。
このコマーシャルは大ヒットとなり「メイヘム」のフィギュア人形まで登場。
ハロウィンでは「メイヘム」の仮装をする若者まで出てきました。
でもディーンはもともとこの話には乗り気じゃなかったみたい。
「コマーシャルの話が来た時、断ったんだ。
スーツ着て保険を売るなんて嫌だから役者になったんだしね(笑)。」
引用元:Huffington Post
今や街を歩けば
「お、メイヘムじゃん!」
と声をかけられ、
自分の母親からも
「メイヘム」
と呼ばれるようになったディーン(笑)。
コマーシャル最新版では
「人生の恩人」ティナ・フェイと共演していますよ!
もしかしたら、ディーンの恩返しなのかな…?!
セントバーナード犬になりきったディーンに顔を舐められても平気なティナ、さすが仲間です!
「Allstate」の最新コマーシャル! セントバーナード犬に扮したディーンが飼い主ティナの運転を邪魔しようとします!(英語)
さて、そんなディーンの気になるプライベートはどうなっているのでしょうか…?!
妻はいるの?どこに住んでるの?? ディーン・ウィンタースのプライベート
ディーンのインスタを見ると、
撮影の様子や街の様子、
姪っ子とのデートなどなど、
なんでも好きな写真をアップしてるみたい。
でも、結婚してるのかどうかは闇の中…
2015年のあるインタビューでは
「家族を持ちたいんだ。今それに向けて頑張ってるところ」
なんて答えてましたが…その後どうなったのかなぁ…
唯一わかってるのは、2018年にニューヨーク・マンハッタンのトライベッカ地区に、ペントハウスを購入したこと!
その金額なんと350万米ドル、日本円にして約3億9千万円!!
広さ2500スクエアミーター(約230平米)の
ゴージャスな2ベッドルームです。
「俺はニューヨーク生まれニューヨーク育ち、
ずっとニューヨークに自分の家を持ちたいと思ってたんだ。遂に手に入れたアパートは、
『メイヘムが建てた家』って呼んでるんだ(笑)。」引用元:Page Six
インスタにもニューヨークの写真がいっぱい!
「メイヘム御殿」でニューヨーク生活を満喫してるんでしょうね!
さあ、最後にディーンの最新作を見てみましょう。
驚きの純資産にドラマ『Wayne』! ディーン・ウィンタースの最新作
テレビ・映画・コマーシャルに大活躍のディーン、
その純資産は約5百万米ドル、
日本円にして約5億5千万円と言われています!!
すごいですね!
そんなディーンの最新作は2019年のドラマ『Wayne(原題)』。
父の形見を取り戻すため、
思いを寄せる女の子と一緒にロードトリップに出る男の子のお話。
Fワード飛びまくりのちょっとハードなドラマのようです(笑)。
ディーンは女の子の暴力的な父親を演じました。
そして現在ポストプロダクション中の
映画『Street Justice(原題)』も忘れてはなりません。
あのシルベスター・スタローンが
エグゼクティブ・プロデューサーを務めているんですよ。
どんな映画に仕上がるのか、今から楽しみですね。
手足の指が壊死するという恐ろしい体験を乗り越えたディーン。
デビューはは30歳と遅かったけど、54歳の今も輝き続けています。
これからも素敵な演技を見せてもらいたいですね!
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