こんにちは、pepesukeです!
今回NHK BSでも始まりました、イギリスのドラマ
『刑事モース ~オックスフォード事件簿~
(原題: Endeavour)』
英国が作る、こういう感じのドラマ、ほんとにおもしろいですよね!
その中から今日は、
ドロシア・フラジル役
アビゲイル・ソウ
をピックアップしてみたいと思います!
お見かけした事がない方も多いのではないかと思いますが、一体どんな女優さんなのでしょうか?
『刑事モース』のメイン出演キャスト
エンデバー・モース刑事巡査役ショーン・エヴァンス
・・・(日本語吹き替え: 矢野 正明)
警部補:フレッド・サーズデイ役ロジャー・アラム
・・・(声優: 土師 孝也)
巡査部長:ピーター・ジェイクス役ジャック・ラスキー
・・・(声: 岡本 未来)
警視正:レジナルド・ブライト役アントン・レッサー
ジム・ストレンジ巡査役ショーン・リグビー
新人巡査:シャーリー・トル―ラブ役ダコタ・ブルー・リチャーズ
警察医:マックス・デブリン役ジェームズ・ブラッドショー
新聞社編集者:ドロシア・フラジル役アビゲイル・ソウ
ジョアン・サーズデイ役サラ・ヴィッカース
サム・サーズデイ役ジャック・バノン
ドロシア役アビゲイル・ソウ プロフィール
~公式ホームページと宣材データ、出演番組より~
名前: Abigail Thaw(アビゲイル・ソウ) 本名: Abigail J Thaw(アビゲイル・J・ソウ) 生年月日: 出生地: 英国ロンドン 活動分野: 女優、詩作家 出身校: Twitter: Abigail thaw(@abigailthaw) |
『刑事モース』出演女優:アビゲイル・ソウの生い立ち ~初代モースの娘に生まれて~
アビゲイル・ソウは1965年10月、ロンドンで、父:ジョンと最初の妻:サリー・アレクサンダーとの間に生まれました。
ちなみにこの父:ジョン・ソウ氏は、1986年から2000年まで、ドラマ『主任警部モース』で、主人公:モース警部を演じた、初代モース!
イギリス人や、ミステリー好きに、彼を知らない人は居ない! と言われていますね^^
しかし、彼女が3つか4つの頃には、両親は離婚してしまったため、アビゲイルは父と父方の祖父を訪ねにイギリス北部のマンチェスターへ旅行することが多かったといいます。
そして、ピムリコという町で母親のサリー・アレキサンダーと、母の彼氏によって育てられました。
母のサリーは、教育や女性運動のメンバーの一員であったため、アビゲイルは母と一緒に女性運動のマーチへ参加することもあったそうです。
普段は、ゴールドスミス・カレッジというところで現代史の教鞭をとっておられる教育者なのですが、
このお母さんと一緒に、アビゲイルを育ててくれた、彼氏:ギャレス・ステッドマン・ジョーンズ氏も、教育者であり歴史家であり、ロンドン大学で教える教授。
気が向いたアビゲイルは、ピムリコ・コンプリヘンシブへ進学しますが、その理由というのが、意外!
文だけ読むと、お堅い感じの職業に見えるお母様:サリーは、1970年の小麦粉爆弾(笑)ミス・ワールド・コンテストに参加した事があり、
時々その関係で、アビゲイルはお母さんとそこを行列で歩いていたからだそう!
小麦粉爆弾って・・・(笑)
しかもワールド・コンテストって(笑)
母方に引き取られたアビゲイルの家族構成は少々複雑で、
母方のほうから、半分兄弟である異父兄弟のダニエル、
父方の1つ年上の異母姉妹のメラニー・ジェーン、
半姉妹のジョアナ・ソウ。
叔母さんには、義理の叔母さんには、女優:シーラ・ハンコックが居ます。
だいぶ複雑ですね・・・。
1980年代、アビゲイルはイタリアで一年過ごした後、義姉妹のメラニーと一年遅れで、王立演劇学校(Royal Academy of Dramatic Arts、通称RADA)に入り、役者としての修業を積みます。
こうして演劇学校での厳しい修練を経て、今話題の『刑事モース ~オックスフォード事件簿~』のドロシア役を任されるほどの女優へと成長したというわけです。
アビゲイル・ソウのデビューと過去出演作品
彼女のデビュー作と過去出演作をいくつか紹介していきます。
アビゲイルが初めてTVドラマに出演したのは、1990年の『The Bill』という、警官が悪を裁く作品です。
今考えると、『刑事モース』に通じるものがあるように感じますね。
この作品ではほんのわずかしか出演していないのですが、
その後は、1997年に『カジュアルティ』という大人気医療系のドラマにゲスト出演します。
また、2000年に入り、テレビ映画の『Trust』に出演しました。
映画に出演したのはこの作品が初です。
そのほかにも数々のドラマに出演し、女優としてのキャリアを積んでいきました。
そうして現在に至るまで様々な役をこなしたというわけです。
今年彼女は53歳になりますが、その活躍ぶりはまだまだ衰えていないようですね。
俳優だけじゃないぞ! アビゲイル・ソウの舞台や詩作家活動
ここまで見ると、アビゲイル・ソウは、「キャリアのあるテレビ女優」というだけの認識になってしまいますが、
実は彼女TV番組以外の方面でも活躍をしています。
まずは、劇場での活躍です。
アビゲイルは、義姉妹のメラニーとイギリスのマンチェスターにあるRoyal Exchange Theatreという、歴史の深い劇場で1991年に『高慢と偏見(原題:Pride and Prejudice)』を演じていました。
TVドラマとはまた少し違った能力が必要な劇も彼女は経験していました。
ドラマで見るアビゲイルとはまた別の魅力が見られるでしょうね。
劇場での経験がドラマの演技にも活きていたのだと思われます。
さらにアビゲイルは役者だけでなく、詩の作家としても活動をしていました。
彼女の父であるジョン・ソウは、2002年に他界してしまいました。
その時、アビゲイルは父との思い出を詩にまとめた手記を、父の60歳の誕生日プレゼントとして書き上げたのです。
こうして考えると、アビゲイルは様々な分野に対しての才能を持っていたことがわかりますね。
アビゲイル・ソウのプライベート 結婚や旦那さんは居るの?
ここでは、アビゲイル・ソウの仕事以外のプライベートな部分をまとめていきます。
アビゲイルがRADAの練習生だったころ、彼女の人生のパートナーとなる、ナイジェル・ウィットミーと出会います。
彼もまた、のちに名俳優として活躍をしていきます。
その後二人は結婚し、1997年には娘のモリー・マエ(Molly Mae)を授かります。
その後すぐにアビゲイルは仕事に復帰し、1998年にBBC1(イギリスのTVチャンネルの一つ)の『Vanity Fair』というドラマに出演しました。
出産後すぐに復帰しドラマの役を演じるなんて、熱心な女優ですよね。
また、2002年に父が亡くなり、悲しみに暮れ、仕事に戻れなくなったアビゲイルのもとに二人目の娘、タリア(Talia)が生まれました。
これを機にアビゲイルは、無事女優として再び活躍し始めることができたようです。
現在も彼女は二児の母としてドラマ業界で日々力を発揮しています。
アビゲイル・ソウの、話題の最新作は?
いかがでしたでしょうか。
現在でもアビゲイルは、『刑事モース~オックスフォード事件簿』に出演しており、彼女はドロシア・フラジル役で活躍しています。
イギリスであの有名なシャーロックホームズと肩を並べるほどの人気探偵シリーズです。
お父様が長く演じたモースに、再び自分が出演するなんて、とても感慨深い事でしょうね!
この記事を最後まで読んでいただき、興味を持った方はぜひ視聴してみてください。
さらに『刑事モース』を楽しめるのではないかと思います。
NHK BSにて放送しているので気になった方は要チェックです。
それでは今後のアビゲイル・ソウの活躍に期待して、『刑事モース』シリーズを楽しみましょう。