こんにちは、「にぎわす.com」のコブタです^^
今日は、話題の実写版『美女と野獣』での、
野獣役(ほとんどの時間CGと特殊メイクで、ご本人のお姿が出てきませんけど・・・)や、
『X-MEN』のスピンオフドラマ: 『レギオン』で、
主役: デヴィッド・ハラーを演じておられます、えっらいイケメン!
ダン・スティーヴンスに注目してみたいと思います。
ちなみに現在、NHKで絶賛放送中、のイギリス・アメリカドラマ
『ダウントン・アビー
華麗なる英国貴族の館
(原題: Downton Abbey)』
にも、初期のシーズンでは物語の鍵を握る重要な役柄!
メアリーの夫であり、貴族のマシュー・クローリーも演じていましたよね!
さてさて、相変わらずネットでは、日本語声優さんの報道ばかりで、役者ご本人さんの情報などは、ほぼほぼ既出のものばかりですので、調べてみたいと思います。
野獣大好き!
マシュー大好き!
デイビッド大好き! という方、メモを取る勢いで、どうぞ~!
『ダウントンアビー』メイン出演キャスト
バイオレット・クローリー役・・・マギー・スミス
グランサム伯爵ロバート・クローリー役・・・ヒュー・ボネヴィル
伯爵夫人コーラ役・・・エリザベス・マクガヴァン
長女:メアリー・クローリー役・・・ミシェル・ドッカリー
次女:イーディス・クローリー役・・・ローラ・カーマイケル
三女: シビル・クローリー役ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ
マシュー・クローリー役・・・ダン・スティーヴンス
ローズ・マクレア役・・・リリー・ジェームズ
メアリーの侍女:アンナ・ベイツ役・・・ジョアン・フロガット
コーラの次女:フィリス・バクスター役・・・ラケル・キャシディ
第二下僕: ウィリアム役トーマス・ハウズ
下僕:ジミー・ケント役・・・エド・スペリーアス
副執事:トーマス・バロー役・・・ロブ・ジェームス=コリアー
料理長助手:デイジー・メイソン役・・・ソフィー・マクシエラ
メイド:グエン役ローズ・レスリー
運転手: ブランソン役アレン・リーチ
チャールズ・ブレイク役ジュリアン・オヴェンデン
野獣役ダン・スティーヴンス プロフィール
~公式ホームページと宣材データ、出演番組より~
名前: Dan Stevens(ダン・スティーヴンス) 本名: 愛称: ダン 生年月日: 1982年10月10日(34歳) 出身地: イングランド、サウスロンドン、クロイドン 活動分野: 俳優 身長: 183 ㎝ 体重: 75 kg 出身校: ケント州トンブリッジ高校 趣味: 文章を書いたりすること 好きな事: クリケットの熱狂的なファン 好きな音楽: 80’s 所属事務所: オフィシャルサイト: |
『レギオン』デヴィッド役 ダン・スティーヴンスの生い立ちと学生生活
1982年10月10日、英国、ウェストロンドンのクレイドン生まれ。
本名: ダニエル・ジョナサン・スティーヴンスさん。
生後ほどなくして、夫婦とも教師の家に養子となって、ウェールズと、サウスウェスト・ロンドンで大きくなった。
弟さんも居るが、同じように養子となってやってきた男の子だという。
なのでダンは、自身の生体的なバックグラウンドについては、ほとんど知らないらしく、
また、一度だって、本当の両親を探そうと思った事は無いという。
なぜなら、自分を貰い受けてくれた方の両親にとても感謝していて、そのご両親はとても素晴らしい人だからだそう。
お父様は、ダンを励まし続け、全ての質問に答えてくれて、自分の道を歩ませ、考えさせ、読ませてくれたという。
すばらしいお父様ですが、それをきちんと受け止めて成長したダンも、感受性の豊かな思慮深い子どもだという事がわかります。
ダンのお父さん(義理の)曰く、とても小さな頃のダンは、パントマイムのショーを観た際、恒例でパントマイムの方が、数人の子ども達をステージに招いて、ステージ上で何かさせたりするパフォーマンスがあるのですが、ダンは「誰かステージに来たい人? やってみたい人!」などと言われる前から、ステージに走っていっていたのだそう!
それが、物心付く前だというから衝撃ですが、
ダン曰く、ず~っと、いつもいつも俳優になりたかったのだそう。
そして5歳で幼稚園など、初めて社会教育に入って以降受け取り続けた学校からのレポートは、「ダニエル君は、注意力が散漫にならないように注意しないといけません」だったという!
そして、11歳の時にはすでに、182㎝の背丈へと成長していたダン。
すでに声はガラガラ。
本人曰く、「ひょろりとして、にきびだらけで、とてもじゃないけど、かっこいい少年ではなく・・・そして、クールでもなければ、オタクでもないという・・・誰かとツルみたいとすら思っていない、子どもだった」という。
反抗期はあったものの、13歳からケント州にあるトンブリッジというインデペンデントスクール(私立校の一種で、学校管理費を、主に寄付金や、それを投資した利子でまかなう形式の学校)に進学した際は、奨学金を給付されており、優秀な生徒であった事が伺える。
そして、そのトンブリッジこそが、彼を将来の運命の仕事へと結びつける事になります。
ドラマに興味を持ったダンは、放課後、シェイクスピア4大悲劇戯曲のひとつ、『マクベス』のオーディションを受けに、当時、ダンの教師だった、小説家:ジョナサン・スミスと共に向かいます。
トンブリッジの初年(まだ13歳)だったダンは、17、8の子どもに混じって、オーディションを受け、なぜか役をかっさらってしまったのです。
そんなわけで、あっという間に嫌われてしまい、年上の少年達が何かにつけ、ダンを学校から追い出そうとするのを、英語と芝居の先生が分け入って、助けてくれていたのだそう。
そんなそんなわけで、学校に居て幸せだった事なんて一度もなかったらしいですよ(笑)
そして15才の時から、毎年夏には、ロンドンのナショナル・ユース劇場にて、演技のお稽古を積むことになります。
そして、月日流れ、大学生となったダンは、世界でも1、2位を争うケンブリッジ大学エマニュエル校へ進学し、英文学を専攻します。
どーりで、高校時代奨学金を受けることができたわけです!
そんじょそこらの賢さではない!!
ケンブリッジ大学では、名物: フットライツ・ドラマティック・クラブに所属。
「フットライツ」とは、ケンブリッジの由緒正しい、お芝居のクラブというか、サークルみたいなものです。
当時フットライツのメンバーは、同じく英国俳優のTim Keyティム・ケイや、小説家でありコメディアンでもあるマーク・ワトソンなどが居たそうですよ!
同じ時期に、同じくマーロー・ソサイエティという、演劇集団にも所属してアクティブに活躍しておられた時には、舞台監督のピーター・ホールに、ホールの娘:
レベッカ・ホールと共に、『マクベス』の主役に抜擢された事もある。
う~む、どういう経緯で、ダンが人様のおうちに養子に向かう事になったかはともかく、こんな「頭がいい」なんてもんじゃない大学へ行けるなんて、本当のお母さんも誇りに思うでしょうね!
まだまだこの時点で「役者」として、大成はしていないダンですが、私が親だったら大合格◎の息子でしょうよ!
ダン・スティーヴンスの メディアデビューと過去出演作品
ダンの、プロの役者としての活躍は、2004年、先ほどのピーター・ホール監督が、自身のツアー公演で、シェイクスピアの『お引きに召すまま』を公演する際、ダンをオーランド役に起用してくれた事から始まる。
ツアーは、サウス・ウエスト・ロンドンのキングストン・アポン・テムズ区(通称:キングストン)のローズ・シアター、
ニューヨークのブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック、
サンフランシスコのCurran Theatreクラン・シアター、
そして、ロサンゼルスのアーマソン・シアターなどに及びました。
プロデビューは、いきなりツアーから始まったダン。
しかしそのデビューツアーが、イギリスとアメリカでダンの評価を上げることになり・・・結果、2004年のイアン・チャールソン賞では、表彰を受ける事になるのです。
華々しいデビューですが、大学時代からダンをかっていた、ピーター・ホールの目は確かだったという事ですね!
2004年:
実はこの作品、まだダンがケンブリッジに在籍中の2003年8月の夏休み中に、はるばるスロバキアへ渡り、撮影されたもの!
米国のドラマシリーズ『フランケンシュタイン』 計2話:ヘンリー・クレーヴァル役計2話
2005年:
舞台『You Never Can Tell(原題)』
舞台『Waiting for Godot(邦題: ゴドーを待ちながら)』
こちらは、1940年代に書かれた、フランス人戯曲家:サミュエル・ベケットによる戯曲ですね!
現代でも実にたくさんの解釈がなされている、難しい演劇ですよ?
舞台『私生活 ~Private Lives~』
シェイクスピア演劇『Much Ado About Nothing(邦題: 空騒ぎ)』クラウディオ役。
ここで、恩師?恩監督:ピーター・ホールと再びタッグを組む!
2006年:
BBCミニシリーズドラマ『ライン・オブ・ビューティー 愛と欲望の境界線』 計3話:ニック・ゲスト役
こちら、アラン・ホリングホーストのブッカー賞優勝小説ドラマ化ですね。
TV用映画『Dracula(邦題: ドラキュラvs ヴァン・ヘルシング)』アーサー・ホルムウッド卿
舞台『The Romans in Britain(原題)』マーバン/メイトランド
ノエル・コワード作品の舞台『Hay Fever(邦題: 花粉熱)』サイモン・ブリス役@ハイマーケット劇場in ロンドン。
大御所も大御所! ピーター・ボウルズや、ジュディ・デンチと共演!
監督は、ダンの理解者: ピーター・ホール。
様々な活躍もあって、『スクリーン・インターナショナル2006』で、「明日のスター達リスト」にダンの名前が挙がったほど!
2007年:
テレビ用映画『マクスウェル』 ベイジル・ブルックス役。
こちら、エミー賞受賞作品となりました。
英国でのみ、ドラマ『アガサ・クリスティー ミス・マープル』 「Nemesis」の回で、マイケル・ファーバー役
2008年:
BBCドラマ『Sense and Sensibility(邦題: 分別と多感)』 計3話で、エドワード・フェラーズ役。
ジェーン・オースティン原作小説ですね。
舞台『The Vortex(ザ・ヴォーテックス)』ニッキ―・ランカスター役。
ノエル・コワード原作作品で、ウェスト・エンドのリバイバルに登場。
2009年:
テレビ映画『The Turn of the Screw(邦題: 回転)』ドクター・フィッシャー役
映画『Hilde(ヒルデ)』
こちらは、ドイツでヒトラー傾倒者だった少女:ヒルデガルド・クネフがどのようにして、女優から歌手へと転身したかを描いた映画です。
ダンは、デイビッド・キャメロン役を。
7月・・・再び、ウェストエンドの舞台へと戻ってきたダンは、デューク・オブ・ヨーク劇場で、トム・ストッパードの舞台『Arcadia』で、セプティマス・ホッジ役を演じます。
舞台『原題: Every Good Boy Deserves Favour』医者役
2010年:
舞台『Late at Night(原題)』デイビッド役
2010 – 2012年:
ここで、世界中でセンセーションを起こす事になる、英国貴族ドラマシリーズ『ダウントン・アビー』マシュー・クローリー役に抜擢されます。
監督脚本は、オスカー賞受賞映画ライター:ジュリアン・フェロウズ!
『ダウントン・アビー』自体は、TVで放送されるや否や、エミー賞、英国アカデミーテレビ賞、ゴールデン・グローブ賞、映画俳優組合賞など、どんどん受賞!
ダン演じる、マシュー・クローリー役と、ミシェル・ドッカリー演じるメアリー・クローリーとの恋路は、爆発的に人気でした。
また、登場人物がとにかくたくさん居る事から、どこにどんな思惑があるやらわからないストーリー展開に、ドロンドロンのサスペンスが大好きなオバサマ世代が、このイケメンマシューに興味津々となった。
2012年、第3シーズンの終わりのクリスマス・スペシャルで、ダン演じるマシューが亡くなり、ダンが降板となった際には、Twitterを始めとするSNSでファン達が、キャラクターの死を悼み、ダンの降板に怒り狂った(笑)
ちなみに、ダンに言わせると、「ソープ・オペラ(昼メロドラマ)って卑猥な響きがあるけれど、実は最も人気のショウで、人々は次に何が起こるのか気になってしまうし、悪役の事は大嫌いだし、恋人たちの事は大好きで・・・それはいいと思う。
けれども、『ダウントン・アビー』の事は、ソープ・オペラって呼びたくないな」だそう。
2011年:
短編ファンタジー映画『The North London Book of the Dead(原題)』
短編映画『Babysitting(原題)』スペンサー役
11月には、英国のパネルクイズ番組『Have I Got News for You(原題)』にて、ゲストで司会を務めた!
2012年:
3月、エイミー・ヘッカーリング監督による、映画『Vamps(原題)』ジョーイ役と、
翌年公開の、エドワード7世時代のロマンス映画『Summer in February(邦題: 2月の夏)』も、撮り終えてしまいます。
短編映画『Shallow(原題)』リチャード・ドーヴ役
そして、家族と共に、ニューヨークへお引越し!
ダンの、ブロードウェイデビュー作となる、舞台『The Heiress(邦題: 女相続人)』 モリス・タウンゼント役で、ジェシカ・チェンスタインやデビッド・ストラザーンと共に公演。
2013年:
SFドラマ『The Tomorrow People(原題)』計3話に渡って、TIMの声を。
映画『The Fifth Estate (邦題: フィフス・エステート/世界から狙われた男)』 イアン・カッツ役
2014年:
米国のファンタジードラマのTVスペシャル『Once Upon A Time: Wicked Is Coming(ワンス・アポン・ア・タイム: ウィケット・イズ・カミング)』 ナレーター役で声の出演。
自主制作映画『The Guest(原題)』デイビッド・コリンズ役。
最近退役したばかりの軍人が、自分の信念に従って、連続殺人に向かうという・・・批判も多く、複雑な役を演じました。
ダン・スティーヴンス主演『ザ・ゲスト』予告編[動画・英語]
この役でダンは、デトロイト・フィルムズ・クリティックス・ソサイエティ賞、エンパイア賞、サターン賞ベスト俳優部門など3つの賞にノミネートされた。
また、全体的にくらくて、虚無感といいましょうか、悲観的な雰囲気のアクション映画『A Walk Among the Tombstones(邦題: 誘拐の掟)』 では、ケニー・クリスト役を。
また、アダム・サンドラ―主演の幻想的コメディドラマ映画『The Cobbler(邦題: 靴職人と魔法のミシン)』では、エミリアーノ役を演じました。
ダン・スティーヴンス出演『靴職人と魔法のミシン』予告編動画[英語]
ロビン・ウィリアムズの遺作となった、映画『Night at the Museum: Secret of the Tomb(邦題: ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密)』で、大英博物館の展示物ランスロット。
2014 – 2017年:
ドラマ『High Maintenance(原題)』計3話で、コリン役。
2015年:
3月『Criminal Activities(邦題: クリミナル・ミッション)』 ノア役
ディズニー映画と言えば!の1991年『美女と野獣』の、2年後公開の実写版で野獣を演じる事が公に発表されます。
2015 – 2016年:
米国のストップモーションアニメコメディ『Super Mansion(原題)』計2話でブンセン役の声優を。
2016年:
映画『原題: The Ticket』 ジェームズ役。
この映画では、若い時から盲目の主人公:ジェームズを演じ、奇跡的に目が見えるようになった後、今度は世間的に成功を追求するようになり・・・
実は自分は、比喩的な意味で盲目になってしまったのだという事を悟るという、身体的な盲目と、人として、生きる目的として盲目・・・という二つのパートを演じています。
スリルドラマ映画『原題: Norman: The Moderate Rise and Tragic Fall of a New York Fixer』 ビル・カーヴィス役
ファンタジー映画『原題: Colossal』 ティム役
美声をフル活用! 俳優だけじゃないぞ! ダン・スティーヴンの、かなりキレてる活動
今までに沢山の作品に出演してきた、ダン。
2013年には、映画『Summer in February(邦題: 2月の夏)』 ギルバート・エヴァンス役と、
2015年、映画『ミラクル・ミッション』 で、ノア役を演じたダン。
上記作品では、エグゼクティブ・プロデューサーも同時に勤めています。
また、ダン自身は、大学時代の専攻が英文学という事もあって、TV映画界においても脚本や文学に興味があるといい、
2001年には友人達と一緒に、『The Junket』という組織を立ち上げ、そこの総合編集長を務めている。
オンライン上で、たくさんのライターさんから、エッセイや短編小説、詩の寄稿を受けて、編纂しているのだそうで、最初は、ケンブリッジ時代の友達と共に、執筆するという作業を励まし合う為に、作られたというから驚き!
また、『2012年 フィクション部門マン・ブッカー賞』の判定員の1人となった際には、8ヶ月の間に、148冊の小説を読まされたという!
・・・図書館員並みに読んでる!
ダン本人に言わせると「本は自分の弱点」だそう!
書くのがお好きなだけあって、読むのもなかりの活字中毒なんですね!
また、大手『テレグラフ』グループの報道誌『サンデー・テレグラフ』誌のレギュラーコラムニストでもあった。
すごいですね、こりゃ本格的にただの役者じゃないぞ!
また舞台で鍛えてきた、演技力と発声の上・・・あの低くて、落ち着いた声!
もはや言う事なし! のダンなので、実は役者だけに止まらず、数多くの「声」での出演があるってご存知でしたか?
2007年『The Dragon’s Eye(原題)』に始まり、現在に至るまで、実に30作品以上のオーディオ・ブックに出演している。
オーディオブックってご存知ですか?
音楽や効果音、声だけのお話で、オーディオドラマとも呼ばれています。
また、余計な効果御などなしで、朗々と素敵な朗読だけが続くものもあり、そろそろ目の悪くなってきたお年寄りや、視覚障がい者の方などが愛聴されていますが、実際の映画を聴いただけでもわかるように、ナレーションなどを入れて録音してあります。
筆者も昔、それ用の声の出演や、効果音の仕事をしていた事があるのですが、実際、本家の映画なんぞよりかなり面白いものもあり、車の中で聴いていると、ハラハラドキドキですよ(笑)
(最寄の図書館に行ってみてください、時代劇のオーディオブックなど、ほんとに楽しいですから♪)
ダンが読んでくれる 『The Ballad of the Sad Café(邦題: 悲しき酒場の唄)』 朗読 [動画・英語]
Carson McCullersカーソン・マッカラーズ原作の短編小説集ですね!
話を戻しまして・・・ダンの場合は、
2011年『My Dear, I wanted to tell you(原題)』では、ギャラクシー・ナショナル・ブック賞で、2011年オーディオ・ブック・オブ・イヤーに選ばれ、
2012年『Casino Royale(邦題: 007 カジノ・ロワイヤル)』では、オーディオブックオブイヤー賞スペックセーバー・ナショナル・ブック賞、
2013年『Frankenstein(原題)』 オーディー賞クラシック&ソロナレーション男性部門、
2014年『The Odyssey(原題)』オーディー賞クラシック部門に、それぞれノミネートされており、
安心安定の実力である事が伺えます。
また、そんなダン(どんなダン?)なので、とにかくたくさんのラジオ番組にも出演!
オーディオドラマシリーズから、聖書劇、ナレーションまで、大手BBCラジオで大活躍!
眠る時まで、枕元でダンの声が聴けるなんて、イギリスのファンは幸せね♪
でも、オーディオブックは、実際発売されているので、英語の勉強をしたい方は買う事もできますよ!
ダン・スティーヴンス朗読『ジャックと豆の木』 [動画・英語]
さすがに、異常に上手ですね!
オーディオブックも、ラジオドラマも、「ダンがどんな作品に出演しているのか隈なく知りたい!」という方、コメント下さい。
追記しますね!
超イケメン! ダン・スティーヴンスの 気になるプライベート妻や子どもは居るの?
ダンの私生活ですが、熱狂的なクリケットファンとして知られ、2012年に『The Authors XI: ア・シーズン・オブ・イングリッシュ・クリケット・フロム・ハックニー・トゥ・ハンブルドン』でデビューを飾ってからというもの、持前の才能である文章力を活かして、寄稿している。
同誌の2014年のものでは、クリケット組織の選抜候補メンバーにリスト入りし、MMCブック・オブ・イヤー賞に選ばれた。
(クリケットファンの方、ごめんなさい、筆者スポーツは、てんで疎いので、仕組みをよく理解していないかも!)
また私生活では、2009年、
南アフリカのジャズシンガーであり、歌の講師を務めるスージー・ハリエットさんと結婚。
二人が出会ったのは2006年、イギリス、シェフィールドの別々の劇場に登場した時だそう。
現在お二人には、2009年に生まれた娘のウィローちゃんと、2012年生まれのオ―ブリー君、そして昨年2016年生まれのエイデンちゃんが居る。
ちなみに、長女ウィローちゃんのゴッド・マザー(クリスチャンの習慣で、子どもの洗礼式に立ち会ったり、貢献人になったりと、霊魂上の母親となる人)は、女優のレベッカ・ホール!
若き日のダンを見出してくれた、舞台監督:ピーター・ホールの娘さんですね!
ちなみにこのレベッカ・ホールや、『ファンタスティック・ビースト』のエディー・レッドメイン、トム・ヒドルトンなどは、ケンブリッジ時代のご学友!
今でもいい友達だそう。
そして、特に親しい友達は、ベネディクト・カンバーバッチだそうですよ!
印象深いのは、ダンの残したコメント
「今日私達は、たくさんの自由があり・・・
好きなところを旅することができ、
欲しくなったとき子どもを持つことができて、
やりたいと思った仕事に就くことができます。
けれども、騎士道は少しばかり失われたように思います」というもの。
現在の、日本の武士道の状態に少し似ていますね・・・
武士道、もうほとんど残っていない程、悲惨な時もありますしね。
そして同時に、「今の世の中は全て、猛スピードだ」と述べている。
役者としての活動も、ダンは「お金が、役者としてのステータスだとも、ゴールだとも思わない。けれども、自分ができうる限り最高に面白くて、最良のしごとをするまでだ」という、職人のようなコメントを残している。
ミュータント野獣! 王子ダン・スティーヴンスの、最新作
2017年:
ディズニーの実写版映画『Beauty and the Beast(邦題: 美女と野獣)』 野獣/王子役
まさかまさかの大抜擢でしたね!
ダン・スティーヴンスは実際歌っているの? ダンの歌唱力は?
映画製作が発表された当初は、歌の部分だけ、本職の歌手の方に吹き替えさせるのではないか?とか、様々な憶測が飛び交いましたが、ベル役のエマ・ワトソンちゃんも含めて、二人とも実際歌っておられます。
『美女と野獣』 ダン・スティーブンス&エマ・ワトソンの歌唱力[英語・動画]
ガストンやル・フウ役の方が、群を抜いた歌唱力(うまいなんてもんじゃない!)なので、「エマ・ワトソン、歌が下手くそ」という説も出ましたが、実際聴いてみると、物語の流れに沿った抑揚もあり、ミュージカル的には大合格です!
(これでも筆者の専攻は、舞台の音響ですので、数多くの作品を扱ってきたつもりです)
ただ、音声を調整するための機材を使って、声、変え過ぎじゃないか?とかの憶測は依然として飛び交っていますね!
(こればかりは、制作側しかわかりませんね!)
『美女と野獣』撮影中の、ダン・スティーヴンスのCG[動画・英語]
ダンの方はというと・・・野獣の動き用CG用のセンサーを沢山付けられて、ほぼ顔が出ていないので、本当に歌っているのかどうか、これまた物議を醸しましたが、ストーリーに合せた歌声も捨てたものではありませんね!
あれだけたくさんのラジオドラマや、オーディオブックで声の需要のあったダンですが、実は意外にも、劇中で歌うのはほぼ初めて!
子どもの頃、学校で歌ったっきり、20代になってからは大大的に見せるような歌は歌った事がなく、劇中の歌も、ダンが歌った、良かった部分をつなぎ合わせて作ってあるとはいえ、歌う為の声の再トレーニングは、大きな課題だったという!
・・・嫁さん、ジャズシンガーやし、歌の先生じゃん!
習ったのかしら(笑)
というわけで、ろくろく歌った事がないだけで、歌声もとっても素敵という事がわかって、なんか、ダンが『美女と野獣』出てくれて良かった!
視聴者としては、得した気分ですよ!
映画『原題: Permission』ウィル役
近未来ファンタジーSF映画『原題: Kill Switch』 ウィル・ポーター役
自伝的スリル映画『原題: Marshall』 ローリン・ウィリス役
こちらは、アメリカで初めての最高裁判所黒人裁判官: 故サーグッド・マーシャルが、入学を一度は拒否されつつ、当時まだ珍しかった大学への進学、弁護士、全米黒人地位向上協会の主席弁護人になり、最高裁判所の初代黒人判事となり、現在のアメリカの有色人種の権利を勝ち得てきたか・・・
彼の初期の頃の奮闘が描かれる。
これは面白そう!
自伝映画『原題: The Man Who Invented Christmas』
ダンは、ここでチャールズ・ディケンズ役を演じている。
2017年 – 現在
2016年2月にキャスティングされた、ドラマ『レギオン』のデービッド・チャールズ・ハラー/レギオン役!
こちらは、大人気『X-MEN』のスピンオフドラマですね!
ダンって、常々、ただならぬハンサムだと思っていましたが、ついにミュータント役にまで!
今までのヒーローと違って、ちょっと歪んだ視点で、物語の鍵となる主人公を演じ、イケメン大好きな乙女達&ヒーローモノ大好きな世代とファン層をガッチリ鷲掴み!
ダンは、第2シーズンへも続投が決定している。
2018年:
ギャレス・エヴァンス原作の映画化『原題: Apostle』
こちら、直訳すれば、聖書の「使徒」という意味なのですが、内容としては、謎の男が、カルト教団に誘拐されてしまった妹を探して、島を旅している部分からスタート。
彼女を奪還しようとするこの男に、教団は身代金を要求するが、実はこの男性、ただの男ではない・・・。
教団が築き上げた秘密を嘘を、深く深く掘り下げ、明るみに出していくこの恐ろし男性を餌食にしようとした教団が、今度は逆に後悔する羽目になるという、今までにないカルト集団との戦いを描いた映画。
ダンは、主役としてキャスティングされているので、とっても楽しみです。
まだまだ日本市場に来ていない最新作も目白押しですね!
あらすじを見る限り、ダンがでていなかったとしてもとても気になる映画ばかりなので、是非是非チェックしてみねば!
というわけで、あれだけの容姿なのに、頭まで賢いという・・・日本の俳優界、芸能界にはとてもじゃないけど、ただでは見つからないタイプの逸材! ダン・スティーヴンスでした!
これからも応援し続けたいと思います!
がんばってね、ダン!!!!
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