こんにちは、「にぎわす.com」のコブタです^^
今日は、話題の実写版『美女と野獣』での、
野獣役(ほとんどの時間CGと特殊メイクで、ご本人のお姿が出てきませんけど・・・)や、
『X-MEN』のスピンオフドラマ: 『レギオン』で、
主役: デヴィッド・ハラーを演じておられます、えっらいイケメン!
ダン・スティーヴンスに注目してみたいと思います。
ちなみに現在、NHKで絶賛放送中、のイギリス・アメリカドラマ
『ダウントン・アビー
華麗なる英国貴族の館
(原題: Downton Abbey)』
にも、初期のシーズンでは物語の鍵を握る重要な役柄!
メアリーの夫であり、貴族のマシュー・クローリーも演じていましたよね!
さてさて、相変わらずネットでは、日本語声優さんの報道ばかりで、役者ご本人さんの情報などは、ほぼほぼ既出のものばかりですので、調べてみたいと思います。
野獣大好き!
マシュー大好き!
デイビッド大好き! という方、メモを取る勢いで、どうぞ~!
『ダウントンアビー』メイン出演キャスト
バイオレット・クローリー役・・・マギー・スミス
グランサム伯爵ロバート・クローリー役・・・ヒュー・ボネヴィル
伯爵夫人コーラ役・・・エリザベス・マクガヴァン
長女:メアリー・クローリー役・・・ミシェル・ドッカリー
次女:イーディス・クローリー役・・・ローラ・カーマイケル
三女: シビル・クローリー役ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ
マシュー・クローリー役・・・ダン・スティーヴンス
ローズ・マクレア役・・・リリー・ジェームズ
メアリーの侍女:アンナ・ベイツ役・・・ジョアン・フロガット
コーラの次女:フィリス・バクスター役・・・ラケル・キャシディ
第二下僕: ウィリアム役トーマス・ハウズ
下僕:ジミー・ケント役・・・エド・スペリーアス
副執事:トーマス・バロー役・・・ロブ・ジェームス=コリアー
料理長助手:デイジー・メイソン役・・・ソフィー・マクシエラ
メイド:グエン役ローズ・レスリー
運転手: ブランソン役アレン・リーチ
チャールズ・ブレイク役ジュリアン・オヴェンデン
野獣役ダン・スティーヴンス プロフィール
~公式ホームページと宣材データ、出演番組より~
名前: Dan Stevens(ダン・スティーヴンス) 本名: 愛称: ダン 生年月日: 1982年10月10日(34歳) 出身地: イングランド、サウスロンドン、クロイドン 活動分野: 俳優 身長: 183 ㎝ 体重: 75 kg 出身校: ケント州トンブリッジ高校 趣味: 文章を書いたりすること 好きな事: クリケットの熱狂的なファン 好きな音楽: 80’s 所属事務所: オフィシャルサイト: |
『レギオン』デヴィッド役 ダン・スティーヴンスの生い立ちと学生生活
1982年10月10日、英国、ウェストロンドンのクレイドン生まれ。
本名: ダニエル・ジョナサン・スティーヴンスさん。
生後ほどなくして、夫婦とも教師の家に養子となって、ウェールズと、サウスウェスト・ロンドンで大きくなった。
弟さんも居るが、同じように養子となってやってきた男の子だという。
なのでダンは、自身の生体的なバックグラウンドについては、ほとんど知らないらしく、
また、一度だって、本当の両親を探そうと思った事は無いという。
なぜなら、自分を貰い受けてくれた方の両親にとても感謝していて、そのご両親はとても素晴らしい人だからだそう。
お父様は、ダンを励まし続け、全ての質問に答えてくれて、自分の道を歩ませ、考えさせ、読ませてくれたという。
すばらしいお父様ですが、それをきちんと受け止めて成長したダンも、感受性の豊かな思慮深い子どもだという事がわかります。
ダンのお父さん(義理の)曰く、とても小さな頃のダンは、パントマイムのショーを観た際、恒例でパントマイムの方が、数人の子ども達をステージに招いて、ステージ上で何かさせたりするパフォーマンスがあるのですが、ダンは「誰かステージに来たい人? やってみたい人!」などと言われる前から、ステージに走っていっていたのだそう!
それが、物心付く前だというから衝撃ですが、
ダン曰く、ず~っと、いつもいつも俳優になりたかったのだそう。
そして5歳で幼稚園など、初めて社会教育に入って以降受け取り続けた学校からのレポートは、「ダニエル君は、注意力が散漫にならないように注意しないといけません」だったという!
そして、11歳の時にはすでに、182㎝の背丈へと成長していたダン。
すでに声はガラガラ。
本人曰く、「ひょろりとして、にきびだらけで、とてもじゃないけど、かっこいい少年ではなく・・・そして、クールでもなければ、オタクでもないという・・・誰かとツルみたいとすら思っていない、子どもだった」という。
反抗期はあったものの、13歳からケント州にあるトンブリッジというインデペンデントスクール(私立校の一種で、学校管理費を、主に寄付金や、それを投資した利子でまかなう形式の学校)に進学した際は、奨学金を給付されており、優秀な生徒であった事が伺える。
そして、そのトンブリッジこそが、彼を将来の運命の仕事へと結びつける事になります。
ドラマに興味を持ったダンは、放課後、シェイクスピア4大悲劇戯曲のひとつ、『マクベス』のオーディションを受けに、当時、ダンの教師だった、小説家:ジョナサン・スミスと共に向かいます。
トンブリッジの初年(まだ13歳)だったダンは、17、8の子どもに混じって、オーディションを受け、なぜか役をかっさらってしまったのです。
そんなわけで、あっという間に嫌われてしまい、年上の少年達が何かにつけ、ダンを学校から追い出そうとするのを、英語と芝居の先生が分け入って、助けてくれていたのだそう。
そんなそんなわけで、学校に居て幸せだった事なんて一度もなかったらしいですよ(笑)
そして15才の時から、毎年夏には、ロンドンのナショナル・ユース劇場にて、演技のお稽古を積むことになります。
そして、月日流れ、大学生となったダンは、世界でも1、2位を争うケンブリッジ大学エマニュエル校へ進学し、英文学を専攻します。
どーりで、高校時代奨学金を受けることができたわけです!
そんじょそこらの賢さではない!!
ケンブリッジ大学では、名物: フットライツ・ドラマティック・クラブに所属。
「フットライツ」とは、ケンブリッジの由緒正しい、お芝居のクラブというか、サークルみたいなものです。
当時フットライツのメンバーは、同じく英国俳優のTim Keyティム・ケイや、小説家でありコメディアンでもあるマーク・ワトソンなどが居たそうですよ!
同じ時期に、同じくマーロー・ソサイエティという、演劇集団にも所属してアクティブに活躍しておられた時には、舞台監督のピーター・ホールに、ホールの娘:
レベッカ・ホールと共に、『マクベス』の主役に抜擢された事もある。
う~む、どういう経緯で、ダンが人様のおうちに養子に向かう事になったかはともかく、こんな「頭がいい」なんてもんじゃない大学へ行けるなんて、本当のお母さんも誇りに思うでしょうね!
まだまだこの時点で「役者」として、大成はしていないダンですが、私が親だったら大合格◎の息子でしょうよ!
ダン・スティーヴンスの メディアデビューと過去出演作品
ダンの、プロの役者としての活躍は、2004年、先ほどのピーター・ホール監督が、自身のツアー公演で、シェイクスピアの『お引きに召すまま』を公演する際、ダンをオーランド役に起用してくれた事から始まる。
ツアーは、サウス・ウエスト・ロンドンのキングストン・アポン・テムズ区(通称:キングストン)のローズ・シアター、
ニューヨークのブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック、
サンフランシスコのCurran Theatreクラン・シアター、
そして、ロサンゼルスのアーマソン・シアターなどに及びました。
プロデビューは、いきなりツアーから始まったダン。
しかしそのデビューツアーが、イギリスとアメリカでダンの評価を上げることになり・・・結果、2004年のイアン・チャールソン賞では、表彰を受ける事になるのです。
華々しいデビューですが、大学時代からダンをかっていた、ピーター・ホールの目は確かだったという事ですね!
2004年:
実はこの作品、まだダンがケンブリッジに在籍中の2003年8月の夏休み中に、はるばるスロバキアへ渡り、撮影されたもの!
米国のドラマシリーズ『フランケンシュタイン』 計2話:ヘンリー・クレーヴァル役計2話
2005年:
舞台『You Never Can Tell(原題)』
舞台『Waiting for Godot(邦題: ゴドーを待ちながら)』
こちらは、1940年代に書かれた、フランス人戯曲家:サミュエル・ベケットによる戯曲ですね!
現代でも実にたくさんの解釈がなされている、難しい演劇ですよ?
舞台『私生活 ~Private Lives~』
シェイクスピア演劇『Much Ado About Nothing(邦題: 空騒ぎ)』クラウディオ役。
ここで、恩師?恩監督:ピーター・ホールと再びタッグを組む!
2006年:
BBCミニシリーズドラマ『ライン・オブ・ビューティー 愛と欲望の境界線』 計3話:ニック・ゲスト役
こちら、アラン・ホリングホーストのブッカー賞優勝小説ドラマ化ですね。
TV用映画『Dracula(邦題: ドラキュラvs ヴァン・ヘルシング)』アーサー・ホルムウッド卿
舞台『The Romans in Britain(原題)』マーバン/メイトランド
ノエル・コワード作品の舞台『Hay Fever(邦題: 花粉熱)』サイモン・ブリス役@ハイマーケット劇場in ロンドン。
大御所も大御所! ピーター・ボウルズや、ジュディ・デンチと共演!
監督は、ダンの理解者: ピーター・ホール。
様々な活躍もあって、『スクリーン・インターナショナル2006』で、「明日のスター達リスト」にダンの名前が挙がったほど!
2007年:
テレビ用映画『マクスウェル』 ベイジル・ブルックス役。
こちら、エミー賞受賞作品となりました。
英国でのみ、ドラマ『アガサ・クリスティー ミス・マープル』 「Nemesis」の回で、マイケル・ファーバー役
2008年:
BBCドラマ『Sense and Sensibility(邦題: 分別と多感)』 計3話で、エドワード・フェラーズ役。
ジェーン・オースティン原作小説ですね。
舞台『The Vortex(ザ・ヴォーテックス)』ニッキ―・ランカスター役。
ノエル・コワード原作作品で、ウェスト・エンドのリバイバルに登場。
2009年:
テレビ映画『The Turn of the Screw(邦題: 回転)』ドクター・フィッシャー役
映画『Hilde(ヒルデ)』
こちらは、ドイツでヒトラー傾倒者だった少女:ヒルデガルド・クネフがどのようにして、女優から歌手へと転身したかを描いた映画です。
ダンは、デイビッド・キャメロン役を。
7月・・・再び、ウェストエンドの舞台へと戻ってきたダンは、デューク・オブ・ヨーク劇場で、トム・ストッパードの舞台『Arcadia』で、セプティマス・ホッジ役を演じます。
舞台『原題: Every Good Boy Deserves Favour』医者役
2010年:
舞台『Late at Night(原題)』デイビッド役
2010 – 2012年:
ここで、世界中でセンセーションを起こす事になる、英国貴族ドラマシリーズ『ダウントン・アビー』マシュー・クローリー役に抜擢されます。
監督脚本は、オスカー賞受賞映画ライター:ジュリアン・フェロウズ!
『ダウントン・アビー』自体は、TVで放送されるや否や、エミー賞、英国アカデミーテレビ賞、ゴールデン・グローブ賞、映画俳優組合賞など、どんどん受賞!
ダン演じる、マシュー・クローリー役と、ミシェル・ドッカリー演じるメアリー・クローリーとの恋路は、爆発的に人気でした。
また、登場人物がとにかくたくさん居る事から、どこにどんな思惑があるやらわからないストーリー展開に、ドロンドロンのサスペンスが大好きなオバサマ世代が、このイケメンマシューに興味津々となった。
2012年、第3シーズンの終わりのクリスマス・スペシャルで、ダン演じるマシューが亡くなり、ダンが降板となった際には、Twitterを始めとするSNSでファン達が、キャラクターの死を悼み、ダンの降板に怒り狂った(笑)
ちなみに、ダンに言わせると、「ソープ・オペラ(昼メロドラマ)って卑猥な響きがあるけれど、実は最も人気のショウで、人々は次に何が起こるのか気になってしまうし、悪役の事は大嫌いだし、恋人たちの事は大好きで・・・それはいいと思う。
けれども、『ダウントン・アビー』の事は、ソープ・オペラって呼びたくないな」だそう。
2011年:
短編ファンタジー映画『The North London Book of the Dead(原題)』
短編映画『Babysitting(原題)』スペンサー役
11月には、英国のパネルクイズ番組『Have I Got News for You(原題)』にて、ゲストで司会を務めた!
2012年:
3月、エイミー・ヘッカーリング監督による、映画『Vamps(原題)』ジョーイ役と、
翌年公開の、エドワード7世時代のロマンス映画『Summer in February(邦題: 2月の夏)』も、撮り終えてしまいます。